岩手県盛岡市の中心部から車で約30分。御所湖畔に湧く「つなぎ温泉(繋温泉)」は、古くから盛岡の奥座敷として親しまれてきた温泉地です。
大型のホテルが立ち並ぶ温泉街の中で、ひっそりと静かな時間を過ごせる宿があります。それが「旅染屋 山いち」です。
旅染屋 山いちはこんな宿
- pH9.0のアルカリ泉で化粧水のようなとろみ
- 露天風呂は絶妙な温度のぬる湯
- 品数が多く満足度が高い料理
「派手さはないけれど、温泉と食事が本当に良い」。
そんな、大人がゆっくり過ごすのにぴったりな良宿です。
岩手県 つなぎ温泉「旅染屋 山いち」
| 住所 | 〒020-0055 岩手県盛岡市繋舘市83-1 |
| 電話番号 | 019-689-2704 |
| 公式HP | 【公式】旅染屋 山いち |
| 日帰り入浴 | 700円 営業時間:11:00〜15:00(最終受付 14:30) |
| チェックイン チェックアウト | 15:00~ ~10:00 |
| クレジットカードの利用 | 可能(JCB / VISA / マスター / AMEX / UC / DC / NICOS / ダイナース / セゾン / UFJ) |
▼料金・空き状況はこちらから確認できます▼
周辺の環境と立地
つなぎ温泉は御所湖というダム湖のほとりにあり、湖の景色を楽しみながら温泉街を散策できる気持ちの良いロケーションです。
盛岡市内からのアクセスも良く、観光の拠点としても非常に便利です。
周辺でおすすめの観光スポット
盛岡手づくり村(車で約5分) 南部鉄器や盛岡冷麺など、盛岡の伝統工芸や食文化を「見て・触れて・体験」できる人気施設。つなぎ温泉からはすぐの距離にあるので、チェックイン前後に立ち寄るのに最適です。
小岩井農場まきば園(車で約15分) 岩手山を背景に広がる広大な農場。乗馬やバター作り体験、美味しいソフトクリームなど、岩手らしい広大な自然を満喫できます。
御所湖広域公園(徒歩圏内) 宿のすぐそばに広がる公園。湖畔を散策しながら、岩手山と湖の美しいコントラストを楽しめます。

宿はこちら。湖からも近い良い立地です。

駐車場は宿正面から左側にあるので安心。

また正面右側には手湯もありました。
華やかな館内

宿に入ると屏風とタヌキの置物がお出迎え。

ロビーはゆったりくつろげるソファーなども用意されています。(お土産コーナーもあり)
なんというか障子なども含めてカラフルでおしゃれにまとまってます。

こちらではご覧のように色々なデザインの浴衣と帯が借りられます。
特に女性にとってはうれしいんじゃないでしょうかね。どれもカラフルで品がありました。

こちらの飾り棚はカラフルな色合いに置物がこれまたおしゃれ。
ロビーなどもそうでしたが、館内は美しく華やかで見ていても楽しめました。
「お部屋」6畳ほどのシンプル和室
| トイレ | あり |
| 冷蔵庫 | あり |
| エアコン・暖房 | あり |
| Wi-Fi | あり |
| テレビ | あり |
| タオル・浴衣 | あり |

今回利用したお部屋はこちら。6畳ほどの縦長の和室です。

窓からの景色は、お隣のおうちが見えるようなのでそこそこ。
温泉街の立地のためこれはしょうがないかなと思います。

テレビは小さ目ではありますが十分なサイズかな。

エアコンは霧ケ峰の新しいタイプでした。

お菓子は「もちもちあんサンド」と呼ばれるもの。
通常この手のお菓子は地元の銘菓だったりすることが多いのですが、どうやらこれは石川県のお菓子のようです(笑
普通に美味しかったですけどね。
また部屋にはトイレがついており、必要なものは一通りそろってました。
掃除も行き届いており快適でした!
「温泉」とろみのある肌に優しいアルカリ泉
浴室はシンプルな内湯と、こぢんまりとした露天風呂という構成。
温泉の鄙び感やロケーションの良さはありませんが、泉質が素晴らしいので問題なし。
温泉はアルカリ性の単純硫黄温泉で、pHが9と高いアルカリ性。柔らかくとろみを感じる温泉が魅力です。
| 源泉名 | 新瑞光の湯・至光の湯の源泉 |
| 泉質 | アルカリ性単純硫黄温泉 (低張性-アルカリ性-温泉) |
| 源泉温度 | 72.5℃ |
| pH値 | 9.0(高アルカリ性) |
| メタケイ酸 | 87 mg/kg(美肌の湯基準:50mg/kg以上) |
シンプルな作りの「内湯」

まずは内湯から。非常にシンプルな作り。
カラフルなタイルだったり木造りの暖かみといった華やかさはないですが、質実剛健といたところ。

温泉とお水の蛇口が用意されているので、温度調節も可能なのはありがたい。
内湯の温度は41℃ほど。気持ちちょっと熱いかなと思いますが許容範囲です。
また泉質はアルカリ性のとろみを感じるお湯が心地よいです。
手もシワシワになりにくく、顔につけてみると化粧水のようなとろみと潤いを感じます。
これはお肌にいい温泉だと直感しましたね。
あとはほーんのりですが、硫黄の香りが漂うのも最高。
よくある乳白色の硫黄泉のようにガツン!と香るのではなく、ほのかに香るのが好きなんですよ。
つなぎ温泉は初めて利用しましたが、またお気に入りの温泉を見つけた!という喜びでした。


ちなみに洗い場はこちらで、アメニティも一通りそろっておりました。
ぬるさが絶妙な「露天風呂」

続いては個人的に最高だった露天風呂。
ご覧の通りサイズ自体はそんなに大きくないコンパクトな作りです。

湯口の上には眠そうなかえるが見守ります。

湯口は囲いの中からチョロチョロ流れており、控えめな湯量。

また内湯同様に、温泉と水の蛇口があるので調節も問題なし。
そして露天風呂は外気の影響かわかりませんが、かなりぬるめ。
体感で38~39℃ほど。これがもう最高で9割は露天風呂に入っておりました(笑
ちょうど季節も12月だったこともあり、外気の空気が心地よいことも相まってずっと入っていられましたね。
内湯でも説明しましたが、アルカリ性のとろみのある温泉なのでお肌に優しく、ほのかな硫黄の香りも大好きな泉質。
そしてあまり人も温泉を利用していなかったため、ほとんど独占。
こんないい湯を貸切で利用できるなんて、贅沢でしたねぇ。

ちなみに貸切風呂もあるようです。
有料なので今回は利用しませんでしたが、ゆっくり過ごしたい方はよいかもしれません。
「料理」地味ながら絶妙な味付けのメニュー
館内はおしゃれでしたが、ある種地味なビジュアルであった温泉(泉質は最高でした)。
料理もそこまで派手ではないですがどの料理もツボを押さえた内容でした。
品数豊富で絶品な「夕食」
まずは夕食から。

白ビールで一杯!苦みが少なく飲みやすいです。

そして料理がこちらです!定番も抑えつつ洋風なメニューもありました。


定番のお刺身と天ぷら。天ぷらは臭みもなく新鮮で、天ぷらもサクサクでした。

カボチャなどの野菜に洋風のホワイトソースをかけたおしゃれ料理。見た目も味もグッドでした。

鶏肉やキノコのうまみが凝縮されたお吸い物っぽいやつ(てきとうやな 笑)
これが温かくて出汁がめちゃくちゃ効いてて美味でした。

川魚の塩焼きも美味。外はカリッと中はホロホロという理想的な焼き加減でした。

すき焼きっぽい鍋料理。味が染みたジューシーなお肉や豆腐が最高です。

さらにお蕎麦も。天かすが入っており、いいアクセントになってました。

炊き込みご飯も最高です。宿の炊き込みご飯って終盤に出てくるのになんであんなに美味しいのでしょうね。
おなか一杯になってきてるのにバクバク行けちゃうんですよね。単体でも美味しいしお肉とかといっしょに食べてもうまいのです。

ずんだっぽいプリンは程よい甘さで最後の閉めでも飽きません。
総合的にすべての料理がレベル高かったです。定番なメニューも多いですが、味付けが絶妙なんですよね。
料理長に敬礼したいほど満足でした。
バイキング形式も兼ねた「朝食」

続いて朝食がこちら。
朝なのでヘルシーな料理が並びます。

めかぶやひじきなどおなかにも優しいメニューと、ご飯のおかずにぴったりな明太子など。

定番ツートップ?の鮭と卵焼き。


そしてほんのり味のついたとろろが絶品。ご飯に丸ごとかけていただきます。

しかもバイキング形式でいただけます。おかわり必至です。
またヨーグルトは「岩泉ヨーグルト」と呼ばれ、大谷翔平選手が「世界一おいしい」と絶賛したとか。
ちょっとかためでめちゃくちゃ濃厚でしたね。これが食べ放題とは・・・恐れ入ります。

ほかにも野菜がバイキング形式。

飲み物も牛乳やリンゴジュースなどがありがたい。
夕食朝食共に大満足でございました。
「まとめ」良質な湯と食を、静かな環境で楽しむ
旅染屋 山いちは、大規模ホテルのようなエンタメ性はありませんが、
「上質なお湯」「美味しい食事」「静かに休める空間」という、温泉宿に求められる要素が揃っている宿でした。
こんな方におすすめ
- とろみのある肌に優しい温泉が好きな方
- 味付けが確かな美味しい料理を楽しみたい方
- 静かな宿で、温泉や料理でゆっくり過ごしたい方
温泉宿でゆっくりとした時間を過ごしたい夫婦や家族の方には特におすすめの宿。
盛岡観光のアクセスにもよいので、岩手旅行の拠点としてぜひ訪れてみてください!

