温泉における、温度というのは人が浸かる心地よさに大きく影響する要素です。
そんな湯温の中でも筆者が一番好きなのがぬる湯です。温泉を探す際にも、まずは温度がぬるめであるかをチェックするようにしています。
そんなぬる湯好きとしてこれまでいろいろな温泉に足を運んできたなかで、特に素晴らしかった温泉をエリア別で紹介。(今回は西日本編)
※近畿地方は未踏のところが多く入ってません
- 熱い温泉があまり好きじゃない
- 上質なぬる湯に入ってみたい!
- 夏の暑い時期でも温泉に浸かりたい!
こんな思いを持っている方の助けになればと思います。
ぜひこれを機にぬる湯の魅力を知ってみてください!
富山県
庄川湯谷温泉[源泉39.4℃・えげつない湧出量]
富山県砺波市の庄川沿い、小牧ダムのすぐ真下に湧く温泉宿です。
宿からはどでかいダムを望むことができ、地下の奥深くへと進んでいきます。

周りがコンクリートに覆われた地下室の温泉。洞窟のような雰囲気です。
浴槽から温泉がはみ出し、浴室全体が温泉で水浸しという恐ろしさ。

そしてすさまじいのが湯量。
湧出量244L/minらしく、バズーカのような湯口から「ドバドバ」の源泉が放出!
えげつない湯量なのです。
そして源泉は39.4℃で、絶妙なぬる湯を楽しめます。洞窟のような景観と、すさまじい湯量を体感できるマニアもうなる温泉でした。
| 住所 | 〒932-0303 富山県砺波市庄川町湯谷235 |
| TEL | 0763-82-0646 |
| 日帰り入浴 | 大人 500円/小学生以下無料 |
| 日帰り営業時間 | 9:00~17:00(冬季は11:00~17:00の場合あり) ※定休日:木曜日(冬季休業あり) |
島根県
千原温泉[源泉33.6℃・足元湧出のポコポコ自噴泉]
島根県の名山である「三瓶山」付近には、上質な温泉が点在しており、「千原温泉」はその中の一つ。

黄金色であるこちらの温泉、泉源を板で囲い、底板をしいただけの原始的な浴槽。

そのため自噴泉であるこの温泉は、ポコポコあちこちで源泉が湧出。
新鮮な湯をダイレクトで感じられるようになってます。
そして源泉33.6℃というかなりのぬる湯。本当にいつまででも入っていられる温度なのです。
| 住所 | 〒699-4711 島根県邑智郡美郷町千原湯谷1070 |
| TEL | 0855760334 |
| 公式HP | 千原温泉 |
| 料金 | 500円 |
| 営業時間 | 4月~10月 8:00~18:00(最終受付17:00) 11月~3月 8:00~17:00(最終受付16:00) |
詳しい記事はこちら。
小屋原温泉 熊谷旅館[源泉37.8℃・極上の炭酸泉]
島根県のぬる湯といえばこちらも絶対外せません。
島根県邑智郡美郷町の三瓶山のふもとに位置する温泉宿。

貸切で入れる小さな浴槽は、なんとも美しい色合いとフォルムをしています。
そしてその温泉は源泉37.8℃!それがそのまま浴槽に投入されています。完璧な温度です。

さらには、濃厚な炭酸泉により浸かっていると体中に気泡が付着してきます。
温泉と泡に全身が包まれたような心地よさ。こんなに温度と泉質がばっちりハマった温泉というのは、全国広しと言えどもなかなかお目にかかれません。
個人的にはこれまでの中でベスト3に入るような温泉でした。本当に最高です。
| 住所 | 〒699-4633 島根県邑智郡美郷町湯抱315−3 |
| TEL | 0855751250 |
| 日帰り入浴 | 不可 |
詳しい記事はこちら。※現在は日帰り入浴はやってないようなので注意
岡山県
奥津温泉 河鹿園[加水無しの源泉かけ流し]
岡山県で有名な美作三湯(みまさかさんとう:湯原・奥津・湯郷)のひとつとして名高い奥津温泉の一角である「河鹿園」。
以前は源泉を加温していたようですが、経営者が代わり混じりっけなしの源泉かけ流しが楽しめるようになったそうです。

特におすすめなのが、タイルの浴槽がレトロな大浴場。

湧出量約300 L/minと豊富な湯量で鮮度が良い。
源泉温度42℃ではありますが、浴槽内では体感39℃ほどのぬる湯として浸かることができました。
またpH9.3と肌に優しいアルカリ泉で、長時間入っていても心地よい泉質。
非常に充実した時間でした。
| 住所 | 〒708-0503 岡山県苫田郡鏡野町奥津55 |
| TEL | 0868-52-0121 |
| 公式HP | 【公式】岡山県・美作三湯 奥津温泉「池田屋・河鹿園」自家源泉掛け流しの宿 |
| 日帰り入浴 | 大人 1,000円 / 小人 500円 10:30〜18:00(最終受付 16:00) |
詳しい記事はこちら。
般若寺温泉[ぬる湯の内湯とロケーションの露天]
奥津温泉にほど近く、名勝「奥津渓」の渓谷沿いにあるロケーション抜群の温泉施設。
あらかじめ予約して1時間貸切オンリーで入れる場所です。

目の前には大きな川と雄大な自然が織りなす絶景の露天風呂!
これを貸切でたっぷり満喫できるのだから素晴らしい。
42.0℃の源泉を使用しているようですが、39℃前後で入りやすい温度でした。

そして内湯は3つの源泉(42.0℃、37.2℃、33.6℃)をブレンドしたぬる湯。
38~39℃ほどの絶妙な温度で、ゆっくり浸かるのであれば内湯が最高。
1時間が一瞬で過ぎてしまうほどの気持ちよさでした。
| 住所 | 〒708-0504 岡山県苫田郡鏡野町奥津川西20 |
| TEL | 0868-52-0602 |
| 公式HP | 般若寺温泉|スポット|岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ! |
| 日帰り入浴 | ●完全予約制・貸切(内湯+露天) 入浴料 大人 1,100円 / 小人 550円 + 貸切料 1,100円(1時間) |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(要確認) |
詳しい記事はこちら。
熊本県
奴留湯温泉[源泉38℃の湯の花たっぷり]
熊本県阿蘇郡小国町にある、温泉の宝庫・小国エリアの一角。奴留湯温泉(ぬるゆおんせん)という名前の通り、まさにぬる湯の名湯。

シンプルながら、浴槽の底に岩が敷き詰められたワイルドさもある温泉。
源泉38℃というベストな温度がそのままかけ流しで注がれます。
実際はさらに低い37℃ぐらいの感覚で非常に気持ちが良い。

この太い管からかなりの量が流れており、鮮度は抜群!そして周りの白い湯の花も大量。
また硫黄泉ということもあり、ほのかに香る硫黄が心地よい。
夏に入っても絶対気持ちいい温泉です。
| 住所 | 〒869-2505 熊本県阿蘇郡小国町北里2284 |
| TEL | なし |
| 公式HP | 奴留湯温泉(ぬるゆおんせん)共同浴場 | 観光スポット | 【公式】 |
| 入浴料金 | 大人200円 / 小人100円 (入口前の料金箱に料金を投入するセルフ式) |
| 営業時間 | 9:00〜21:00(年中無休) |
詳しい記事はこちら。
華まき温泉[源泉34.5℃を加温した炭酸泉]
熊本県人吉市。人吉温泉と呼ばれる温泉地が市街地に点在しているのですが、そこから少し離れた田園風景の中にポツンとあります。
人吉温泉は結構熱めのタイプが多い中で、貴重なぬる湯の施設。

大浴場はかなりシンプルで地味ではあるのですが、温泉は超上質!
源泉34.5℃という超絶ぬる湯を加温していて、体感36~37℃ほど。
無理に高く加温していないのが非常に好感。

ぬるいだけじゃなくて、貴重な炭酸泉ということもあり体には気泡が付着。
pHも高くお肌に優しいため、ぬる湯、炭酸泉、アルカリ泉の相乗効果でかなり心地よい泉質になってます。
ちなみに家族風呂もたくさんあり、そちらは加温なしの源泉かけ流しが楽しめるようです。
ぜひ夏に入ってみたいものです。
| 住所 | 〒868-0048 熊本県人吉市下原田町1518 |
| 電話 | 0966-22-6981 |
| 公式HP | 華まき温泉 | 人吉球磨ガイド |
| 入浴料金 | 大人 400円 / 小学生 200円 / 小学生未満 100円 家族風呂:1,700円(60分・3名まで) |
| 営業時間 | 10:00〜22:00 (受付21:30まで、家族風呂受付21:00まで) |
詳しい記事はこちら。
宮崎県
あきしげゆ[透明度の高い黄金色の湯]
鹿児島と宮崎の県境に位置する、宮崎県えびの市の田んぼの中にひっそり佇む温泉施設。
実は宮崎県の温泉はここしか入ったことがないのですが、ドンピシャで好きな泉質でした。

大きな内湯は真ん中に敷居があり、ぬるめ、かなりぬるめと分けられています。
源泉温度の情報がないため不明ですが、奥が39℃、手前が38℃ぐらいの感覚でめちゃくちゃ気持ちがいい。
またアルカリ泉でとろみがありそれも気持ちよさに一役買ってます。

露天風呂はたるのような浴槽で、一人で贅沢に入浴可能。
ちなみに左が水風呂、右が温泉なので交互浴もできます。
のどかな田園風景を眺めながらぬるめの温泉に浸かっているだけでストレスが吹き飛びます。
| 住所 | 〒889-4153 宮崎県えびの市浦146 |
| TEL | 0984-37-1171 |
| 公式HP | 九州八十八湯めぐり~九州温泉道~ | あきしげゆ温泉:あきしげゆ |
| 日帰り入浴 | 大人 500円/子供 300円 |
| 営業時間 | 10:00~16:00(最終受付15:00) 定休日:毎週水曜日 |
詳しい記事はこちら。
鹿児島県
妙見温泉 秀水湯[豊富な湯量と水風呂の交互浴]
「妙見温泉」は霧島市の中では有名な温泉地の一つ。
有名な宿はいくつかありますが、その中でも「秀水湯」さんは知る人ぞ知る隠れた名湯宿。

メインの浴槽はとにかく湯量がえげつなくて鮮度抜群。
ただし、源泉は43.7℃で浴槽内は40~41℃とぬる湯としては熱め。(もちろんいい湯です)

ぬる湯としてのポテンシャルが最高であるのがこちらの浴槽。
左は水風呂、右は温泉で打たせ湯のように投入されています。
この右手の温泉がなぜかかなりぬるめで、体感37℃ほど。
メインの浴槽と源泉が違うのか詳細は不明ですが、絶妙な温度のぬる湯を味わえます。
そして水風呂も備わっているため交互浴が可能。2つの浴槽を行ったり来たりすることで最高の無限ループの完成です。素晴らしい湯でしたね。
| 住所 | 〒899-5113 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4389−1 |
| TEL | 0995-77-2512 |
| 公式HP | 秀水湯 | 宿泊施設 | 【公式】鹿児島県観光サイト かごしまの旅 (かごしまの旅より) |
| 日帰り入浴 | 200円 |
| 営業時間 | 8:00〜22:00 |
詳しい記事はこちら。
霧島湯之谷温泉 霧島湯之谷山荘[炭酸の硫黄泉]
こちらは源泉の温度が少々低めかもしれませんが、素晴らしい泉質のため紹介。
霧島市にある霧島連山のふもと、山の恩恵を受けた温泉です。

この湯治場のような雰囲気が素晴らしい浴室。
写真の一番奥は源泉44.1℃のあつ湯、真ん中はあつ湯と低温の混合湯、そして一番手前が約30℃のぬる湯になっています。

特にこの小さな浴槽にたっぷり注がれる30℃ほどの炭酸・硫黄泉。これが最高。
体が炭酸の泡で包まれているような感覚になる、まさに「極楽」の境地を味わえます。
良い表現かわかりませんが、気持ち良すぎて天に召されるんじゃないかと思っちゃうほどです。
夏は間違いなく最高。
ただ涼しい季節でも、あつ湯とぬる湯をブレンドした真ん中の混合湯も楽しめるので、どの季節でも気持ちいいと思います。
温泉好きならずとも一度は体感してほしいですね。
| 住所 | 〒8996603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂4970 |
| TEL | 0995782852 |
| 公式HP | 霧島湯之谷山荘 – 霧島湯之谷温泉 公式ホームページ |
| 日帰り入浴 | 500円 |
| 日帰り営業時間 | 10:00~14:00 |
詳しい記事はこちら。









