埼玉県秩父市に佇む「新木鉱泉旅館」は、文政10年(1827年)創業という約200年の歴史を持つ、秩父七湯のひとつに数えられる名湯です。
提灯が揺れる趣ある外観と、清潔に保たれた館内は、古さを「鄙び」としてしっかり昇華した大人の宿の佇まい。
pH9.5という強アルカリ性の鉱泉は地元では古くから「卵水(たまごみず)」の愛称で親しまれ、肌にまとわりつくような滑らかな湯触りが特徴です。
新木鉱泉旅館はこんな施設
- 文政10年(1827年)創業の老舗鉱泉宿
- 「卵水」と呼ばれるpH9.5の強アルカリ性鉱泉
- 複数の浴槽でゆっくりと湯浴みを楽しめる
秩父の歴史と美肌の湯を静かに味わいたい方にぴったりの、知る人ぞ知るアルカリ鉱泉の名所です。
埼玉県 新木鉱泉「新木鉱泉旅館」
| 住所 | 〒368-0004 埼玉県秩父市山田1538 |
| 電話番号 | 0494-23-2641 |
| 日帰り入浴 | 平日:大人900円 / 小人450円、土日祝:大人1,000円 / 小人500円 ●貸切風呂 3,300円(1時間・随時受付) |
| 日帰り営業時間 | 12:00〜21:00(受付終了 20:00) |
| 定休日 | 木曜日(繁盛期・メンテナンスにより変更あり) |
| 公式サイト | 新木鉱泉 公式Webサイト | 秩父 温泉 露天風呂付客室 |
周辺の環境と立地
新木鉱泉旅館は、関越自動車道「花園IC」から国道140号経由で約40〜50分の場所に位置します。電車をご利用の場合は、西武秩父駅から路線バス(定峰行き・皆野駅行き)に乗り「金昌寺」バス停で下車、徒歩約5分。
西武秩父駅からの無料送迎(15時・16時・17時の定時運行、要事前予約)もあり、車がなくても訪れやすい宿です。
また、この周辺には鉱泉が多いため温泉施設も充実。
「梵の湯」は車で15分ほどで行ける場所。こちらもおすすめです。
周辺でおすすめの観光スポット
秩父神社(車で約10分) 秩父の総鎮守として約2,000年の歴史を誇る名社。名工・左甚五郎作と伝わる彫刻「北辰の梟」や「お元気三猿」など、本殿の装飾彫刻が見どころです。
羊山公園(車で約15分) 武甲山を望む高台に広がる公園で、春の芝桜シーズンは丘一面がピンクに染まる絶景が全国から訪問者を集めます。芝桜の時期を外れても散策コースや見晴らしが楽しめ、秩父盆地を一望する展望スポットとして四季を通じて人気です。
和銅遺跡・聖神社(車で約15〜20分) 日本最古の流通通貨「和同開珎」が産出されたゆかりの地。銅の採掘跡が残る遺跡と、和同開珎をかたどった大きなモニュメントが印象的です。
宿近くの道は結構狭いため車の場合は注意していきましょう。駐車場は広いので停められない心配はないと思います。

こちらが入り口。両脇の提灯がなんとも風情があっていいです。

温泉はメインの建物から一度出て別の建物まで歩いていく必要があります。


脱衣所、洗面所はかなりきれいで清潔感がありました。
歴史の長い宿ではありますが、古さを感じませんでしたね。
「温泉」卵水の名で愛されるアルカリ鉱泉
こちらの温泉は男女別の内湯、半露天のようなものがあります。
源泉は15.5℃の冷鉱泉のため、全槽加温して提供されてるようです。
泉質は単純硫黄冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)で、pH9.5という強アルカリ性。地元では江戸時代から「卵水」と親しまれてきた美肌の湯だそう。
複数の浴槽があり余すが、一人用の浴槽は比較的ぬるめの設定で、じっくり時間をかけて長湯を楽しめる心地よさです。
| 源泉名 | 新木鉱泉 |
| 泉質 | 単純硫黄冷鉱泉 (低張性・アルカリ性・冷鉱泉) |
| 源泉温度 | 15.5 ℃ |
| pH値 | 9.5 |
源泉の浴槽もある「内湯」

内湯がこちら。現代風のおしゃれな作りで、浴槽の縁が木造り。
こちらは41~42℃の適温湯でした。

天井も高くて広々としており、内湯ながら開放的。
サウナも用意されていました。

そして小さめのこちらの浴槽は貴重な源泉の水風呂。サウナ用にと用意されていましたが、温かい温泉と冷鉱泉の交互浴も可能なのがうれしい。
結構冷たいので良く温まってから入りましょう。

ちなみに洗い場はこちら。鏡がなんともお洒落です。
清潔感があるので初心者の方でも気にならないと思います。
2つの浴槽が楽しめる「半露天風呂」

内湯の奥には外の景色ものほんのり望める半露天風呂があります。
メインはこちらの丸い浴槽。こちらは40~41℃で内湯よりも入りやすい温度。

ゆりょうもそこそこ。

そしてその隣にもう一つの浴槽。こちらは基本的に一人用ですが、ぬるめでじっくり浸かることができました。
湯口が見つからなかったのですが、浴槽内から出てるようです。
鮮度という意味ではほかの浴槽に劣るかもしれませんが、一人でまったり入るのには最適です。
強アルカリの湯ということで肌への刺激はなく入りやすいです。においもなくスタンダードな印象でした。
また、余談ですが日帰りの貸切風呂もやっているようです。

興味がある方はこちらも是非。
「まとめ」歴史がありつつ現代風の宿
文政創業の歴史がありながら、各設備はおしゃれで清潔感にあふれていた宿でした。
pH9.5の美肌アルカリ鉱泉は水風呂としてそのまま楽しむこともでき、交互浴もできるのが魅力。
静かな山里の空気とともに、日常の疲れをゆっくりとほぐしてくれます。秩父観光の一湯として、ぜひリストに加えてみてください。
こんな人におすすめ
- 冷泉と適温湯の交互浴を楽しみたい方
- 江戸時代から続く歴史ある宿の雰囲気を味わいたい方
- 秩父観光の中の一湯を探している方
現代的な設備で温泉初心者にも一押し。
また宿泊も可能なようです。歴史がありつつも現代的なおしゃれ宿を楽しみたい方はそちらも検討ください。


