新潟県妙高市、標高900mほどの山間に点在する関温泉。
鉄分を豊富に含んだ赤褐色の湯が全宿で源泉かけ流しされるこのエリアに、静かに佇む「中村屋旅館」があります。
湧出時は無色透明ながら、空気に触れると酸化して鮮やかな赤褐色に変わる鉄分豊富な湯。
こちらは混浴ながら実質貸切で入れる露天風呂を持ち、じっくり温泉を楽しめる宿です。
中村屋旅館はこんな施設
- 鉄分豊富な赤褐色の源泉かけ流し
- 混浴だが貸切で入らせてもらえる野天風呂
- 成分が体・タオルを茶色くする温泉の濃さ
個性的な湯を野天風呂で体験したい方にお勧め、ぜひ訪れてほしい個性派の湯です。
(2021年訪問時の記事です)
新潟県 関温泉 「中村屋旅館」
| 住所 | 〒949-2235 新潟県妙高市関温泉 |
| 電話番号 | 0255-82-2308 |
| 日帰り入浴 | 大人500円 / 小人200円 ※野天風呂「薬師の湯」は季節限定で、概ね4月下旬〜11月下旬頃のみ営業 |
| 日帰り営業時間 | 10:00〜17:00頃(目安) ※事前電話確認推奨 |
| 定休日 | 不定休 |
| クレジットカードの利用 | 不可(現金のみ) |
| 公式サイト | 源泉かけ流し関温泉中村屋旅館 |
| 日付 | 天気 | 気温最高 / 最低 | 降水確率(1日の最大値) |
|---|---|---|---|
| 今日10/10(土) | ☀️ 晴れ | 26℃ / — | 0% |
| 明日10/11(日) | 🌤️ 晴れ時々くもり | 24℃ / 14℃ | 0% |
出典:気象庁(10/10 05:00発表)
気温は高田観測地点(温泉地から約22km)の予報です。山間部の温泉地ではこれより低くなることがあります。
周辺の環境と立地
中村屋旅館はえちごトキめき鉄道の関山駅から市営バス(妙高めぐりん)で関温泉まで移動してアクセスできます。
車の場合は上信越自動車道の妙高高原ICまたは中郷ICから約20〜25分が目安です。
関温泉は関山駅から車で約15分ほどの山間の静かな温泉地で、全宿が源泉100%かけ流し宣言をしている本格派の温泉地として温泉愛好家に知られています。
周辺でおすすめの観光スポット
燕温泉(車で約10分) 同じ妙高エリアに位置する標高約1,100mの秘湯で、関温泉とは対照的な乳白色の硫黄泉が楽しめます。無料の野天風呂「黄金の湯」「河原の湯」も有名。(冬季閉鎖)
妙高七五三(なごみ)の湯めぐり(妙高エリア全体) 妙高高原温泉郷は7つの温泉地・5つの泉質・3つの湯色(白・赤・透明)が揃う「妙高七五三の湯」として知られています。関温泉の赤湯から燕温泉の白湯まで、個性の異なる湯をめぐる温泉旅は、妙高エリアならではの体験です。
惣滝(車で約15分) 日本の滝百選に選ばれた落差約80mの豪快な滝で、燕温泉周辺の散策路からアクセスできます。

関温泉が点在するメインストリートです。

中村屋旅館はこちら。駐車場は左手にスペースがあります。


館内は少し古さを感じつつもアットホームな雰囲気。
「温泉」鉄分豊富な茶褐色湯
中村屋旅館の温泉は、男女別の内湯と混浴の露天風呂が備わっています。
混浴については、実のところ貸切で使用されていることが多いようで、今回も貸切で利用しました。
源泉はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。湧出直後は無色透明ですが、空気に触れることで鉄分が酸化し、徐々に赤褐色へと変化します。(鉄(Ⅱ)イオンは14mg/kg含有)
内湯はかなり熱めで、露天は適温と、温度が異なっていました。
| 源泉名 | 関温泉 |
| 泉質 | ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 |
| 源泉温度 | 48.6℃ |
| 湧出量 | 510 L/min(掘削自噴) |
| pH値 | 6.4 |
| 知覚的試験(色・におい・味) | 無色・微混濁・弱鉄臭・弱塩味 |
| メタケイ酸 | 220.4 mg/kg ※豊富に含有する美肌の成分 |
●動画はこちら
共同浴場っぽい熱めの「内湯」

内湯はこちら。
なんともいえぬ、公共浴場のような無機質感です。
浴槽周りは茶色くなっていて、温泉成分の影響を感じました。

壁から生えてきたような湯口からドバドバと源泉が流れます。
ここは体感42℃ちょっとでかなり熱め。
浸かると肌にピリピリ感が!目も覚める刺激です。
源泉かけ流しの湯をダイレクトに感じられました。
赤褐色の湯とほのかな鉄の香りが漂う浴室は素朴な湯治場の雰囲気そのものです。
自然の中で楽しむ野天風呂

露天風呂は内湯と異なり、一度外へ出る必要があります。宿の脇を歩いていきます。


この奥に行くと脱衣所が用意されていました。

野天風呂がこちら。周りに遮るものがない、まさに野天。

湯量が内湯に比べて少ないですが、その分温度も控えめで入りやすい。40℃ぐらいかな。
写真からも見えるかもですが、茶色い湯の花が浮かんでおり内湯よりも赤褐色の湯船でした。
浴槽の床にお尻や手を付けてると、茶色い成分が付着しタオルも温泉に触れると茶色く変色する、温泉の濃さを肌で実感できます。
鉄の香りもほのかに漂い、静かな山の空気と相まって体と心の緊張がじわりとほぐれていく時間でした。
温まりも良くて何度か温泉を出たり入ったりして楽しみました。
「まとめ」開放的な自然の中で温泉を味わえる宿
中村屋旅館は、鉄分豊富な湯をストレートに届けてくれる本格的な温泉宿でした。
体に茶色い成分が付着し、タオルを茶色く染めるほどの濃い成分。
公共浴場感あふれる熱めの内湯と開放感あふれる露天。
温泉の魅力をこれでもかと体感できる場所です。
こんな人におすすめ
- 赤褐色の個性的な温泉に入りたい方
- 開放感あふれる野天風呂を楽しみたい方
- 妙高エリアの多彩な泉質を湯めぐりしたい方
訪れる際は、ぜひ燕温泉と合わせて温泉を楽しんでほしいと思います。
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