赤倉温泉「ひやま山荘お湯センター」日帰り|プールのような「泳げる露天風呂」【山形】

山形県最上郡最上町。JR陸羽東線が走る最上川の源流域、山と川に囲まれた静かな町に「赤倉温泉」はあります。

松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で越えた山刀伐峠を擁する歴史ある温泉地で、今も静かに地域の人々と旅人に愛されています。

その赤倉温泉に「泳げる露天風呂」として密かに話題の施設があります。

それが「ひやま山荘 お湯センター」。

温泉街から少し離れた山の中にひっそりと建つ、知る人ぞ知る穴場的な存在です。

ひやま山荘 お湯センターはこんな施設

  • プールのように広大な露天風呂
  • 源泉かけ流し100%の療養泉(成分総計1,083mg/kg)
  • 自然豊かな穴場温泉

観光地らしい派手さは皆無ですが、そのぶん温泉そのものと開放感がしっかり楽しめる場所です。

山形県 赤倉温泉「ひやま山荘お湯センター」

住所〒999-6105
山形県最上郡最上町富澤834-5
電話0233-45-2816
入浴料金大人 500円 / 小人 300円
営業時間9:30〜17:00(最終受付 16:30)
定休日:木曜日・金曜日
公式HPなし

温泉街から離れた立地

赤倉温泉は、平安時代の貞観5年(863年)に開湯したと伝えられる、1150年以上の歴史を持つ古湯です。

温泉街は昔ながらの宿が点在し、昭和の雰囲気を感じられるエリアです。

なお、宿泊するなら、「しゃくなげ荘」がおすすめ。

こちらに詳細の記事がありますが、一日限定3組で貸切風呂がいつでも利用可能という素晴らしい宿です。ぜひ参考にしてみてください。

さて、ひやま山荘お湯センターは、赤倉温泉街から少し離れた位置にあります。

262号線沿いにご覧のような看板があるのでそれが目印です。「泳げる露天風呂」と書いてありました。テンション上がるワードです!

そこから坂道を上った先にあります。

こちらです。

周囲は自然豊かで、施設自体もとても静か。観光客向けに整備された場所ではありませんが、だからこそ温泉通にも刺さる場所です。

周りには八重桜やムスカリなど、きれいなお花も点在。これらにも癒されたのでした。

また、駐車場は御覧のようにかなり広いので、止められない心配もないかなと思います。

広々とした館内

受付で支払いを済ませると、館内はかなり広い。

ご覧のように椅子や机も用意されており、ゆっくり過ごせる場所がありました。

温泉までは結構遠く、階段で下へと降りていき、

歩いてさらに階段を下っていきます。なんとも広い施設です。

大広間なんかもあって、横になってくつろいでいる人もいました。

これだけ大きいと思わず横になっちゃいますね。湯上りにお昼寝!なんてこともできちゃいます。

マッサージチェアも用意されており、入浴後もリラックスできるための空間がうれしいです。

そしてやっと大浴場が見えてきました。手前が男性、奥が女性になります。

「温泉」シンプルながら良質な泉質

こちらの温泉は内湯露天風呂があり、

露天風呂はプールのような浴槽のほかに2か所小さな浴槽が用意されており、それぞれ温度も微妙に異なります。お気に入りの浴槽を見つけるのも楽しいかもしれません。

泉質は弱アルカリ性の、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉。

成分総計1,083mg/kgと、療養泉の基準(1,000mg/kg以上)を超える成分濃度。

また、メタケイ酸は54.9mg/kgと美肌の湯の基準(50mg/kg以上)もクリアしており、見た目は無色透明・無臭のシンプルなお湯ながら中身は充実しています。

源泉名ひやま山荘2号源泉
泉質ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
(低張性弱アルカリ性高温泉)
源泉温度59.5℃
pH値8.2
色・におい・味無色清澄にして異臭味なし
成分総計1,083 mg/kg(療養泉)
メタケイ酸54.9 mg/kg
(美肌の湯基準:50mg/kg以上)

レトロなタイル張りの「内湯」

内湯がこちら。

浴槽の底に水色の丸いタイルが敷き詰められており、レトロ感を感じる作りです。

奥に行くと円柱の管から源泉が放出。

周りの白い析出物も見事です。

こちらの温泉は、無色透明の弱アルカリ性。

特段大きな特徴はないですが、メタケイ酸も豊富でお肌にも良い温泉のようです。

源泉は59℃あるので激熱化と思ってましたが、浴槽内の温度は41℃ほど。

思いのほか適温で心地よかったです。

シャワーとアメニティも必要最小限は用意されており、安心です。

開放的な泳げる「露天風呂」

こちらのメインである露天風呂。広々とした浴槽が特徴です。

この写真でも納まりきらないほどの広さで、まさにプール!

太い管から源泉も絶えず流れていました。

こちらの浴槽、聞いた話だとまさにプールのようなぬるさだという話だったのですが、

実際に入ってみると「結構熱い」(笑

42℃ぐらいはあったように思います。あれ、ぬるいと聞いていたんだけどな・・と若干残念な気持ちに。

ただこの開放感はなかなか味わえませんので、ゆっくりと浸からせてもらいました。

広い浴槽を独り占め!なんとも贅沢な時間でした。

ぬるめと熱めの小さな露天風呂

メインのプール風呂以外にも、露天風呂には小さな浴槽が2つあります。

特におすすめなのがこちら!

大きなプール風呂の手前にあるこちらの浴槽なんですが、温度が絶妙。

39℃ほどで、ぬる湯好きとしては最高の温度に仕上がってました。

小さな穴からポコポコと自噴のように湧いていました。源泉?なのでしょうか。

また、他の浴槽には感じられなかった卵臭が感じられました。泉質はおそらく同じだとおもうのですが、不思議ですね。

ぬるゆ好きはこちらが一押し。

そしてもう一つの縦長の露天風呂。

これがさっきと全然温度が異なっており、かなりの熱湯!

43℃以上はあった気がしますね。あつ湯好きにはたまらないでしょうが、私には熱すぎました・・。

なので、ここは一度も入ってません(笑

このようにそれぞれの浴槽で温度が異なるので、お好みの温度の浴槽探しでも楽しめるかなと思います。

外にはご覧のような椅子も用意されているので、暑くなったらこちらでくつろげます。

自然の空気を吸いながらゆっくりするのも乙なものでした。

「まとめ」心も開放的になれる穴場の温泉

ひやま山荘 お湯センターは、知る人ぞ知る赤倉温泉の穴場施設でした。

プールのような大露天で開放感を味わうこともできますし、小さなぬるめ浴槽でじっくりくつろぐといった楽しみ方もできる、温泉の魅力たっぷりの場所です。

こんな方におすすめ

  • 広大な露天風呂で開放感を満喫したい方
  • 自然の中で静かに温泉を楽しみたい方
  • 穴場の個性的な温泉を探している温泉好き

連休中に訪れたのですが、人も少なめでまさに穴場的スポット

赤倉温泉を訪れるなら、宿泊と合わせて立ち寄ってみてください。心も開放的になれると思います!