飛騨小坂温泉郷「巌立峡 ひめしゃがの湯」日帰り|鳥肌の立つ冷たさ!天然炭酸冷鉱泉を体感

御嶽山の噴火が生み出した溶岩絶壁「巌立(がんだて)」を望む飛騨小坂の山あいある温泉地、飛騨小坂温泉郷

そこに日本でも珍しい天然炭酸冷鉱泉の日帰り温泉施設「ひめしゃがの湯」があります。

黄褐色に色づいた源泉は22.3℃という冷たさで、夏でも冷たく感じる冷泉が楽しめます。飛騨の大自然と炭酸泉の恵みを全身で感じられる、個性派の温泉スポットです。

ひめしゃがの湯はこんな施設

  • 22.3℃の天然炭酸冷鉱泉
  • 内湯は源泉加温のぬる湯あり
  • 飲泉場でも炭酸泉の源泉を味わえる

炭酸泉、冷泉好きに一押しの施設!

飛騨の山里が育んだ個性豊かな炭酸泉を体感してきました。

岐阜県 飛騨小坂温泉郷「巌立峡 ひめしゃがの湯」

住所〒509-3204
岐阜県下呂市小坂町落合1656
電話番号0576-62-3434
日帰り入浴大人(中学生以上)900円/小学生 500円/小学生未満 無料
営業時間10:30〜21:00(最終受付 20:30)
定休日金・土・日・祝日のみ営業(月〜木休み)※要事前確認
公式サイト巌立峡 ひめしゃがの湯 – 飛騨小坂温泉郷

周辺の環境と立地

ひめしゃがの湯は、JR高山本線「飛騨小坂駅」から車で約12〜15分、山形自動車道「中津川IC」から国道41号経由で約1時間ほどの場所に位置します。

夏季(7〜8月頃)の土日祝には、JR飛騨小坂駅とがんだて公園を結ぶ無料シャトルバスが運行されることがあります。(最新の運行情報は下呂市の公式観光サイトでご確認ください)

こちらの温泉地には宿が点在しており、特におすすめなのが「奥田屋」さん。

ひめしゃがの湯と同様の炭酸冷鉱泉を味わえ、料理も素晴らしい宿です。

周辺でおすすめの観光スポット

巌立(がんだて)・がんだて公園(徒歩約18〜20分) 約5万4千年前の御嶽山の噴火によって形成された高さ72m・幅120mの溶岩絶壁。その圧倒的なスケールは飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれ、秋には錦に染まる渓谷美が絶景です。

小坂の滝めぐり・三ツ滝(がんだて公園から徒歩約10分) 飛騨小坂は落差5m以上の滝が200箇所以上点在する「滝の町」。整備された遊歩道を歩けば、三段の流れが美しい「三ツ滝」に約10分でアクセスできます。本格的なハイキングコースでは「からたに滝」「あかがねとよ」など変化に富んだ滝を巡れます(環境維持協力金 大人300〜500円・中学生以下無料、コースにより異なります)。

道の駅 南飛騨小坂はなもも(車で約15分) 飛騨小坂温泉郷の玄関口にある道の駅。地元産の野菜や特産品が揃うほか、地元食材を使ったグルメも楽しめます。温泉めぐりの前後に立ち寄る観光拠点としてもおすすめ。

川沿いにあるこちらの施設、橋を渡って大きな建物が見えてくるのでわかりやすいかと思います。

駐車場はご覧のように広いので、停めやすくなっています。

また駐車場の端には写真のような緑色の機関車が。

こちらは小坂森林鉄道で使用されていた、緑色の小型ディーゼル機関車だそうで、長らく長野営林局管内の王滝営林署にて木材を搬出する森林鉄道の機関車として活躍してきたそうです。

入り口には大きな飲泉場もありました。

貴重な炭酸泉の源泉を飲めるのがいいですね。まわりは黄土色に変色していて、温泉の成分の強さを感じさせます。

広々とした館内

館内に入ってすぐエレベータがあるので2階に上がります。

こちらの券売機で券を購入。

館内の案内図です。奥に温泉があります。

受付周りのロビーはかなり広々としていて、開放的。

休憩室もかなり広々としており、くつろぎスペースもあります。入浴後もまったりできる環境です。

脱衣所には貴重品を入れる小さなロッカーも用意されてました。

「温泉」源泉22.3℃の炭酸冷鉱泉

温泉は男女別の大浴場露天風呂が用意されています。

泉質は「含二酸化炭素―ナトリウム・カルシウム―炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉」。

源泉温度は22.3℃という冷泉で、内湯には源泉加温したぬる湯(加温)とジャグジー、サウナ。露天には源泉槽と加温湯と充実しています。

⚠️CAUTION

夏季(特に7〜8月)は施設周辺にアブが発生することがあります。露天風呂での入浴中も注意が必要です。

源泉名ひめしゃがの湯
泉質含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
(低張性-中性-冷鉱泉)
源泉温度22.3℃
pH値6.62
色・におい・味黄褐色の濁り、褐色沈殿あり、弱炭酸味・微塩味・微金気味、微硫化水素臭・微錆臭
メタケイ酸126 mg/kg(豊富に含有)

源泉、ぬる湯とバリエーション豊富な「大浴場」

温泉 – 巌立峡 ひめしゃがの湯より

大浴場は複数の浴槽が楽しめるようになっていて手前の丸い浴槽は源泉の冷泉、真ん中にジャグジー風呂、奥の浴槽は源泉を加温したぬる湯です。

サウナもあるので、それにうってつけの冷泉が用意されているのがニクいところ。

この中で一番のおすすめは奥のぬる湯。体感温度は36℃ほどで、湯船に身を沈めてしばらくすると無数の細かい気泡がじわじわと全身に纏わりつきます。

気泡が肌をやさしく包む感覚は炭酸泉ならでは。長湯をしたくなるほど心地よく、誰も出ようとしないほど人気の浴槽です。

ここで長時間じっくり入浴して疲れをいやしてほしいですね。

冷泉で大地の息吹を堪能する「露天風呂」

露天は開放的なロケーションで、22℃の源泉をそのまま張った冷泉の浴槽があります。

見てわかるとおり、オレンジのような色の濃さ!

入浴すると鳥肌が一気に立ち、毛穴が開く感覚がすんごい。冷たさ+炭酸泉ならではの変化だと思います。夏でも冷たかったので、いきなり入るとさすがに寒いかもしれません(笑

少しわかりにくいですが、湯口からはボコンボコンと源泉が力強く湧き出し、その振動が体に伝わるほど。まさに大地の息吹を感じました。

ほんのりとした鉄の香りが漂い、口に含めば弱い炭酸味と微かな塩味が感じられます。

ちなみに源泉の浴槽の隣は加温湯が用意されています。

ただ、色が透明なように温泉ではなさそうでした。温まるなら内湯の加温湯がおすすめですね。

また、夏の季節はアブが大量発生してます。かまれないように注意です。

「まとめ」冷泉の炭酸泉を味わえる貴重な場所

巌立峡 ひめしゃがの湯は、天然炭酸と冷泉という、温泉好きのツボを刺激する個性派の日帰り施設でした。

22℃の冷泉で鳥肌が立つ冷たさと、加温したぬる湯で気泡がつく気持ちよさ・・その両極を一度に体験できる場所は、そう多くはありません。

御嶽山などが生み出した自然のパワーを感じられる貴重な温泉です。

こんな人におすすめ

  • 強力な炭酸泉のパワーを感じてみたい方
  • ぬる湯でじっくりと長湯を楽しみたい方
  • 夏に冷たい冷泉で涼みたい方

冷泉や炭酸泉が好きな方、そして夏の季節には特にお勧めです。

炭酸の泡が肌をくすぐり、冷泉が暑さをリセットしてくれる・・飛騨小坂の山里でしか出会えない、唯一無二の湯の体験が待っています。