山形県鶴岡市の山懐に佇む湯田川温泉(ゆたがわおんせん)。
その温泉街に湯田川最古の老舗のひとつとして名を刻む「隼人旅館」は、加水も加温も一切行わない100%源泉かけ流しの湯宿です。
湯口からドバドバと注がれる湯は絶えず浴槽の縁からあふれ出し、常に新鮮な湯が循環する贅沢な入浴環境が整っています。
幕末には新徴組の本部が置かれた歴史的な背景も持つ、格式と温もりが同居する一軒です。
隼人旅館はこんな宿
- 加水・加温なしの100%源泉かけ流し
- 幕末・新徴組の本部跡という歴史的な背景を持つ創業300余年の老舗旅館
- pH8.7の弱アルカリ性硫酸塩泉、肌に優しく心地よい湯
とにかく新鮮な良い湯に浸かりたい人に一押し。鮮度抜群の湯を紹介していきます。
(2022年訪問時の記事です)
山形県 湯田川温泉 「隼人旅館」
| 住所 | 〒997-0752 山形県鶴岡市湯田川乙56 |
| 電話番号 | 0235-35-3355 |
| 日帰り入浴 | 要事前確認(現在は不可の可能性あり) |
| 日帰り営業時間 | 要事前確認 |
| 定休日 | 要事前確認 |
| 公式サイト | 【公式サイト】隼人旅館 -創業三百年 湯田川温泉- |
※隼人旅館は現在、日帰り入浴を実施していない可能性があります。この記事は日帰り入浴体験をもとにしてますが、営業状況は変更されている場合があります。
周辺の環境と立地
隼人旅館は、鶴岡市街から車で約15分の山間に静かに佇む湯田川温泉の中心部に位置しています。
古くから「鶴岡の奥座敷」と称される温泉地で、江戸時代から続く旅館が今も軒を連ねる落ち着いた温泉街の風情が魅力です。
周辺でおすすめの観光スポット
羽黒山(車で約30分) 月山・湯殿山とともに出羽三山のひとつを成す修験道の聖地。国宝に指定された五重塔を囲む樹齢数百年の杉並木は圧倒的な存在感を放ち、その霊気は山岳信仰の歴史の重みを今に伝えます。
鶴岡市立加茂水族館(車で約25分) 世界最多のクラゲ展示種数を誇る水族館として世界的に知られています。薄暗い展示室に幻想的に漂うクラゲの群れは、温泉の余韻に浸りながら眺めるのに最適なスポットです。
由豆佐売神社(徒歩約5分) 湯田川温泉の守護神として知られ、境内は落ち着いた佇まいで映画のロケ地にもなった歴史ある神社。

宿の近くには共同浴場「正面湯」もあるため一緒に湯巡りするのも一興かも。

こちらがお宿。

外観も中も素朴な、いぶし銀のような宿という印象です。
「温泉」pH8.7の弱アルカリ硫酸塩泉
隼人旅館は男女別の内湯のみというシンプル仕様。
特筆すべきはその湯量。分析書には記載がないため不明ですが、とんでもない量でした。
42.2℃の源泉がそのままかけ流されるため、加水・加温によるごまかしが一切なく、湧き出たままの本来の湯がそのまま浴槽に満ちています。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(pH8.7)で、硫酸塩成分が肌に薄いベールをまとわせるように潤いを閉じ込め、弱アルカリ性が余分な角質をやさしく洗い流します。
| 源泉名 | 湯田川1号源泉 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉 |
| 源泉温度 | 42.2℃ |
| 湧出量 | 不明 |
| pH値 | 8.7 |
●動画はこちら
とにかく湯量がえげつない「内湯」

浴室に入ると、小さ目な浴槽がお目見え。
その時点でわかるのが、大きな音を立ててドバドバ浴槽に投入される温泉。
そして溢れた湯がオーバーフローし続けます。これは感動ものです。

湯口周りには歳月をかけて作られたであろう白い析出物も見られました。
しかしとにかくこの湯量!すごすぎます。「これぞ源泉かけ流し」といったところでしょうか。

床のタイルは優しい色合いでレトロ感たっぷり。
温泉は無色透明で無臭の湯で、体感40℃ほど。
しかしp.hも高いためか肌への刺激も少なく温度以上にぬるく優しく感じる泉質です。
そして小さい浴槽に絶えず流れ続ける源泉。これが最高に新鮮で気持ちいい!
いつまでも浸かっていたくなる温泉でした。
「まとめ」豊富な湯量で鮮度抜群な湯
隼人旅館は、加水・加温を一切行わない源泉かけ流しと、湯口からドバドバと溢れる豊富な湯量が最大の魅力です。
小ぶりながら常に新鮮な湯が満ちるレトロなタイル浴槽は、温泉通をも唸らせる本物の湯質を誇ります。
幕末・新徴組の歴史が宿る館内の佇まいとあわせ、湯田川温泉の真価を感じさせてくれる一軒です。
こんな人におすすめ
- 加水・加温なしの源泉かけ流しの湯に入りたい方
- 肌にやさしい弱アルカリ性の湯を求めている方
- レトロなタイル浴槽など昭和の情緒あふれる温泉が好きな方
湯田川の新鮮な源泉が絶えず溢れる浴槽で、本物の温泉の心地よさをじっくりと堪能してみてください。
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