栃木県「寺山鉱泉」日帰り|昭和レトロな鄙びた一軒宿で味わう鉄の香り漂う黄茶色のにごり湯

栃木県矢板市の静かな山間にひっそりと佇む「寺山鉱泉」。

このあたりにある小滝鉱泉、赤滝鉱泉と3大鉱泉のうちの一つ。

観光地の喧騒とは無縁の、知る人ぞ知る一軒宿の素朴な湯治場です。

小さな浴槽に注がれる褐色の湯からは心地よい鉄の香りが漂い、体の芯までじんわりと温めてくれます。

マニア心をくすぐるディープな温泉体験を求める方にぜひ訪れてほしい、隠れ家的な湯です。

寺山鉱泉はこんな施設

  • 山あいに佇む静かで素朴な一軒宿
  • ほんのり鉄の香りが漂う褐色湯
  • 小ぢんまりとした浴槽で貸切で利用可能

(2021年訪問時の記事です)

栃木県「寺山鉱泉」

住所〒329-2514
栃木県矢板市長井1922-2
電話番号0287-43-3773
日帰り入浴大人600円 / 小学生以下300円
個室休憩入浴料込み(2時間):1000円
個室休憩入浴料込み(1日):2000円
個室休憩入浴料込み(1日昼食付):3000円
日帰り営業時間9:00~16:00(受付)
定休日水曜日(不定休あり)
公式サイト寺山鉱泉【公式サイト】| 矢板市 天然温泉と有機野菜の宿
⛅周辺の天気をチェック|宇都宮 北部の天気
日付天気気温最高 / 最低降水確率(1日の最大値)
今日10/19(月)☁️
くもり所により夕方から雨
22℃ / 12℃30%
明日10/20(火)🌧️
くもり一時雨
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出典:気象庁(10/18 17:00発表)
気温は大田原観測地点(温泉地から約16km)の予報です。山間部の温泉地ではこれより低くなることがあります。

周辺の環境と立地

寺山鉱泉へは、東北自動車道の矢板ICから車で約20分ほど。

矢板の市街地を抜けて緑豊かな山道を進んだ先にあり、喧騒を離れて静寂に包まれた環境が広がっています。

最寄りのJR宇都宮線・矢板駅からはタクシーで約15分の距離に位置しています。

周辺でおすすめの観光スポット

寺山観音寺(車で約3分 / 徒歩約15分) 寺山鉱泉の名前の由来ともなった、奈良時代開山の歴史ある古刹です。樹齢数百年を超える杉の巨木に囲まれた境内は厳かな空気に満ちています。

栃木県県民の森(車で約10分) 「森林浴の森100選」にも選ばれている広大な自然公園です。豊かな森の中には遊歩道や渓流が整備されており、四季折々の自然を感じながらハイキングや森林浴が楽しめます。

おしらじの滝(車で約25分) 八方ヶ原方面へ進んだ山中にある、エメラルドブルーの美しい滝壺で知られる秘境の滝です。

川沿いの宿で周辺には何もないような場所です。

車で行く際も道が狭いので注意しましょう。

宿はこちら。なんとも渋いたたずまい。

館内からも鄙び感が伝わってきます。昭和の香り漂う雰囲気。

寺山鉱泉の文字があしらわれた凛々しいダルマが素敵です。

「温泉」加温で使用する黄茶色の冷鉱泉

浴室は大小2つの内湯があり、基本的には貸切利用できるスタイルとなっています。

源泉は11.0℃の冷鉱泉で、加温して使用しています。

湧出時は無色透明ですが、薪やボイラーで加熱することによって含まれる鉄分が酸化し、特徴的な黄茶色の濁り湯へ変わるようです。

昔の効能・分析表も表示されてました。

源泉名寺山鉱泉
泉質不明
源泉温度11.0℃
湧出量2.18リットル/分

小ぢんまりとした内湯

今回は空いていた小さな浴槽へ。浴室含めてかなり狭め。

これがなんともマニア心をくすぐります。

浴槽には黄茶色のにごり湯。もともとは透明な鉱泉が、熱を加えることで変化するそうです。

お湯の温度は熱すぎずぬるすぎず、ちょうどよい適温に保たれており、じっくりと湯に身を委ねることができました。

ほのかな鉄の香りが心地よく、湯の個性もしっかりと感じられました。温まりも良かった印象です。

浴室内をよく観察してみると仕切り壁はあるものの、浴槽の右側で隣の浴槽とお湯がつながっているようです。隣の人の声も聞こえました。

ちなみに湯がぬるかったらブザーで温めてもらえるユニークなシステム。この辺りは島根県の湯抱温泉「中村旅館」でもありましたね。

「まとめ」渋くマニアックな温泉好きにおすすめ

矢板の山間に佇む「寺山鉱泉」は、飾り気のない鄙びた風情と、個性豊かな冷鉱泉が魅力の湯治場でした。

昭和を感じる館内や狭めの浴室と浴槽は温泉ファンを唸らせる魅力に満ちています。

日常の慌ただしさを忘れ、静かな山里でじっくり湯に浸かりたい時にぴったりの一軒です。

こんな人におすすめ

  • 静かで素朴な湯治場が好きな方
  • 貸切でゆっくり温泉に浸かりたい方
  • 知る人ぞ知るマニアックな温泉を探している方