湯澤温泉「長生館」日帰り|昭和レトロな鄙び宿で冷泉交互浴を満喫

山梨県身延町・波高島。JR身延線の小さな無人駅から徒歩10分、草木が生い茂る小路の奥にひっそりと佇む湯澤温泉長生館」。

案内板を見落とせばそのまま通り過ぎてしまうような、温泉マニアが目を細める秘境の宿です。

18.4℃という冷たい源泉と加温した浴槽が並ぶ、昭和の時代を思わせる鄙びた雰囲気を持つ温泉施設です。

湯澤温泉 長生館はこんな施設

  • 冷泉(18.4℃)と加温浴槽が並ぶ交互浴スタイル
  • 脱衣所・浴槽ともに深い年季がはいる鄙びた温泉
  • 日帰り500円というコストパフォーマンス

「温泉マニア」「鄙び湯好き」以外には少々ハードルが高いかもしれませんが、その雰囲気も含めて楽しめる昭和館満載の温泉を日帰り体験しました。

山梨県 湯澤温泉「長生館」

住所〒409-2947
山梨県南巨摩郡身延町上之平1526
電話番号0556-36-0245
日帰り入浴500円
営業時間8:00〜19:00(要事前確認)
定休日不定休(訪問前に必ず電話で確認を)

周辺の環境と立地

湯澤温泉 長生館は、中部横断自動車道「下部温泉早川IC」から車で約5分の場所に位置します。

JR身延線をご利用の場合は「波高島駅」から徒歩約10分でアクセス可能です。富士川沿いの山懐に位置する身延町の奥地にあり、周辺は自然豊かな静かな環境です。

周辺でおすすめの観光スポット

身延山久遠寺(車で約25〜30分) 日蓮宗の総本山。287段の石段「菩提梯」と荘厳な境内、ロープウェイ山頂からの富士山・駿河湾への眺望が見どころです。春のしだれ桜は山梨随一の美しさ。

甲斐黄金村・湯之奥金山博物館(車で約20分) 武田信玄が支配した金山の歴史を学べる施設で、砂金採り体験が楽しめます。

この周辺にはぬるめの湯で有名な下部温泉もあり、そちらと合わせた湯巡りがおすすめ。

詳細の記事はこちらより。

駐車場奥を歩いていく鄙び宿

駐車場までの道はけっこう狭いので、運転の際は注意しましょう。

駐車場はこちらです。となりに「不二ホテル」という宿の駐車場もあるので間違えないようにしましょう。

そこからその不二ホテルの右わきを通っていきます。

こちらの看板が見えてきますのでさらに歩くと・・

何やら怪しげな建物が姿を現しました。こちらが長生館です。

館内もなかなかの年季の入り具合。昭和の古さをそのまま残したような雰囲気でした。

脱衣所も創業当時から変わっていないような感じ。願わくばもう少し掃除してくれるとありがたいのですが、なかなか難しいのでしょうかね。

「温泉」源泉18.4℃の冷泉

長生館の浴場は1つのみで、混浴のようです。訪問時は利用者がいなかったので貸切で利用させてもらいました。

源泉は、泉質分類上の「療養泉」には該当しないため、正式な泉質名を持っていないようです。

ただし成分としては温泉と認められるもので、18.4℃の冷泉。源泉と加温湯の2つの浴槽があり交互浴が利用できます。

源泉名湯澤温泉 長生館
泉質泉質名なし(温泉法第二条の別表・総硫黄の項により温泉に適合。ただし療養泉には該当しない)
源泉温度18.4 ℃
湧出量17.0 L/分
pH値7.8
色・におい・味無色澄明、微弱硫黄味、弱硫黄臭

冷泉と加温湯の交互浴が楽しめる「内湯」

浴槽がこちら。手前が加温した湯で奥が冷泉です。

床のタイルが美しさと同時に色あせていて、年季の深さを感じさせます。

浴槽縁のタイルがなんともレトロ。昭和を節々で感じられます。

源泉湯口の上には猫?の像があります。

源泉のほうはかなり冷たいので、まずは加温湯で温まってから入るとよいでしょう。

加温湯のほうも40℃ぐらいでゆっくり入れる気持ちのよい温度でした。

交互浴を楽しみつつ、お世辞にもきれいとは言えないながらもレトロ感あふれる雰囲気も満喫しました。

洗い場とアメニティもありましたが、特にアメニティは古びておりなんとも言えない感じです(笑

ちなみに寒い季節では保温のためカバーがされていました。入浴後は戻すようにしましょう。

「まとめ」鄙び感あふれる温泉が好きな方へ

湯澤温泉 長生館は、外観や浴場がひたすら鄙びており、ある種マニアックな温泉施設でした。

18.4℃の源泉と加温浴槽を行き来する交互浴の気持ちよさ、そして昭和の時代を閉じ込めたような空間。

一般の人にはお勧めできないですが、知る人ぞ知る温泉としてこれからも続いていってほしい場所です。

こんな人におすすめ

  • 加温浴槽と冷源泉を行き来する交互浴を楽しみたい方
  • 鄙び度・秘境感を求める温泉マニア
  • 日帰り500円でコスパ重視の温泉好き

古びた温泉施設が好きな方には一押しです。温泉とその雰囲気含めて楽しんでほしいですね。