別府温泉「東町温泉」日帰り|昭和の香り漂うレトロ共同浴場【大分】

大分県別府市は「別府八湯」と呼ばれる8つの温泉地区から成り立っています。観光客に人気の鉄輪・地獄めぐりエリアから少し南に下ると、別府温泉発祥の地のひとつとも言われる浜脇(はまわき)エリアが広がっています。

浜脇は観光地化された華やかさとは無縁の、地元の暮らしに根付いた素朴な温泉街

細い路地が今でも残り、温泉道巡りをする地元民や全国のコアな温泉ファンが静かに集まる、渋い魅力のエリアです。

今回訪れた「東町温泉」は、そんな浜脇を代表する共同浴場のひとつ。

東町温泉はこんな浴場

  • 大人200円という昔ながらの共同浴場価格
  • 早朝4:30から夜10:30まで営業という地元密着の長時間対応
  • 大きな浴室に小さな浴槽というレトロ感

温泉巡りをする人やレトロな浴槽がたまらない人には一押しの施設です!

大分県 東町温泉

住所〒874-0835
大分県別府市浜脇1丁目16-1
TEL0977-25-9174
日帰り入浴大人200円
営業時間4:30〜22:30
公式HP第139番 東町温泉 – 別府八湯温泉道【公式】

共同浴場が点在する落ち着いたエリア

最寄り駅はJR東別府駅(別府駅から電車で約2分)。駅から徒歩圏内という、公共交通機関でのアクセスが珍しく便利な共同浴場です。

施設周辺は長閑な住宅街。観光客がわざわざ目指してくるような派手な看板もなく、地元の人々の日常の延長線上にある場所です。

「温泉が暮らしの一部として機能している別府」を肌で感じたいなら、このエリアはうってつけです。

浜脇エリア全体が昭和の町並みを色濃く残しており、東別府駅周辺を散策するだけでも、レトロな雰囲気をたっぷり楽しむことができます。

🚙 車でのアクセス

出発地目安時間
JR別府駅から約5分
別府ICから約15分
大分市街地から約30分

※駐車場は施設の脇に数台置ける場所があります

🚌 公共交通機関でのアクセス

JR東別府駅から徒歩数分という、共同浴場としては稀な好アクセス。電車移動でも迷わずたどり着けるのはありがたいポイントです。別府駅からは1〜2駅(約2分)なので、別府観光のついでに気軽に立ち寄れます。

レトロ感満載の作り

入口がこちら。まさに昔ながらの共同浴場らしい作りです。

良心的な200円という料金も昔ながら。

階段を下っていきます。これまたレトロな雰囲気でワクワクする作りですね。

「温泉」昭和のまま残る共同浴場の原形

階段を下ると飛び込んでくる景色がこちら。

脱衣所と浴室が一体になった空間が広がります。

着替え中も温泉に入ってる人からは丸見え!(笑

プライベート感は正直皆無です。しかしこれも伝統というか歴史を感じられる貴重な場所ですね。

壁の鮮やかな絵も銭湯のようで素敵でした。

そして右上のほうにも浴槽があるのが見えますかね?あれが源泉のようです。

そしてこの管の奥に、源泉の浴槽とつながっているようで、これで調節できるようです。

またホースが浴槽まで届くようになっていて、水でも調節可能。

源泉は正直激熱だったのですが、訪れた時には前に入っていた方がちょうど良い温度に調節してくれていたおかげで、実に入りやすいぬるめの状態でした。

これが地域の共同浴場の文化でしょうかね。知らない誰かが整えてくれたお湯に、知らない誰かが次に入る——お互い顔も知らなくても、こういう温かいバトンが静かに繋がれている。

そんな風情を感じました。

泉質は無色透明でにおいもないスタンダードなタイプでした。

ぬるめだったのでゆっくり浸かることができて何よりでございました。

「まとめ」レトロな浴場が好きな方に

別府「東町温泉」は、200円という価格も、早朝から開いている営業時間も、脱衣所と浴室が一体になったシンプルな構造も——すべてが昔のまま残っている、数少ない共同浴場のひとつです。

こんな人にお勧め

  • 共同浴場巡りが好きな方
  • 昭和レトロな雰囲気が好きな方
  • 別府八湯温泉道を巡っている方

派手さも華やかさもありません。

しかし、前の利用者が整えてくれたお湯に静かに浸かりながら、別府という土地で長年受け継がれてきた温泉文化の厚みを、全身で感じることができる場所でした!