鹿児島県のシンボルである「桜島」。
そのふもとに温泉があることをご存じでしょうか?!
今回紹介するのは桜島の恵みを受けた有村温泉「さくらじまホテル」。
- 鹿児島湾を望める露天風呂
- 温まりの良い茶色の濁り湯
- シンプルながら良質な料理
こんな魅力を持った温泉ホテルでした。
鹿児島へ初めて旅行へ行った際に最初に訪れた場所だったので、個人的にも思い入れの深いホテルだったのですが・・。
2025年の4月をもって閉業。素晴らしいホテルだったので非常に残念であります。
そんな素晴らしい温泉の記録をここに残し、素敵な思い出を振り返っていきたいと思います!
鹿児島県 有村温泉「さくらじまホテル」
| 住所 | 〒891-1544 鹿児島県鹿児島市古里町1078−64 |
| TEL | – |
| 公式インスタグラム | さくらじまホテル(@sakurajimahotel) • Instagram写真と動画 |
| 宿泊料金 | 1泊2食付き 13,200円(2024年当時) |
桜島の噴煙が見えるホテル
ホテルは桜島の南側、海沿いに位置します。
今回は鹿児島空港からレンタカーで霧島市側から回り込むように移動。
桜島を拝むのも初だったので、見えた時にはテンション上がりましたね!

そして到着。すでに夕暮れになっておりました。

そして上を見ると桜島の頂上からは白い噴煙が!
思いのほか間近で見られることにびっくり。
仮に噴火した場合はダイレクトで火山灰が降ってくるのでは?と少し心配になりつつホテルに入りました。
広々とした館内
館内は想像していたよりかなり広め。

ロビーだけでもこのようなサイズ。ゆっくりくつろげるスペースも確保されておりました。

独特な文字の館内に飾られている書。有名な方が書いたのでしょうかね。

お部屋の廊下はシンプルな作りでした。
「お部屋」海が望める和室

今回のお部屋がこちら。スタンダードな和室。
やはり畳のお部屋は落ち着きます。

そして窓からは美しい景色が望めます。

ご覧の通り大きな海!
そしてサンセットでオレンジと空の青のグラデーションを見ることができました。
海沿いならではのGoodロケーションでした。
お部屋はテレビや冷蔵庫をはじめ、エアコンやトイレも完備。
ストレスなく過ごすことができました。
「温泉」茶褐色のにごり湯
このホテル一番の魅力である温泉。
男女別の大浴場、露天風呂が楽しめました。
| 源泉名 | 有村6号 |
| 泉質 | ナトリウムー塩化物温泉 (低張性·中性·高温泉) |
| 源泉温度 | 46.0℃ |
| 湧出量 | 130L/min(掘削·動力揚湯) |
| pH値 | 5.7 |
| 色味・味・におい | 無色澄明塩味金気味微金気臭 |
温泉へは地下へと続く道を行きます。

太古の源泉湯と書かれた木の看板の先を進み、

階段を下りていきます。冒険心がちょっと掻き立てられます(笑
どでかい浴室の「大浴場」

脱衣所を超えていくと、体育館か?!と思うほどの大きな浴室。
そして大きな岩壁の脇にちょこんとある浴槽。
これだけ見たら浴槽はめちゃくちゃ小さく見えるんですけど、単純にこの浴室がでかすぎるだけなのです。
あまりのサイズに度肝を抜かれましたね。

改めて浴槽を見ると、十分な大きさ。全然大きいです。

黄色と茶色が混ざったようなにごり湯です。
温度は40℃ほどだったでしょうか、適温で気持ち良いと感じる素晴らしい湯でした。
少し鉄のような香りがしましたね。
とても温まる泉質です。

岩にはミルフィーユのように層になっている析出物が見られました。
長い年月をかけてできたものでしょうか、歴史を物語ります。

おしゃれなアメニティもそろっており、洗い場も大きいので解放感あふれてました。
大展望のオーシャンビュー「露天風呂」
続いてはこの宿のメインといっても過言でない露天風呂。

どうですかこのロケーション!
ちょうどサンセットの時間帯でより一層ビューティフル。

人も少なくほぼ貸切でこのロケーションを満喫できました。
温泉と鹿児島湾が一体となったような景色にただただ感動してましたね。
改めてこんな素晴らしい温泉が無くなってしまうのが悔やまれます。

湯口は浴槽の中に設置してあるため、表面だけ熱くなることがない作り。
このおかげか内湯より気持ち熱めの湯温になってました。
早朝は雲がリフレクションする絶景
露天風呂は夕焼けも素敵でしたが、朝も素晴らしい。

朝日が立ち上り、海に反射する光が幻想的。

そして雲が少しずつ晴れて、空の景色が温泉にリフレクション。
風のない穏やかな時間だからこそみられる景色です。
もはや温泉じゃなくてこの光景を楽しんでましたね。記憶に残る時間でした。
また遠くにはおぼろげながら、指宿の「開聞岳」のシルエットも。
まだ訪れたことのない場所へ思いをはせておりました。
「料理」シンプルながら良質のメニュー
こちらの宿の料理は、割とシンプルなものが多かったですがどれもクオリティが高く、満足度の高い内容でした。

専用の食事会場でいただきました。ロビー同様に広々としてましたね。
宿の定番が並ぶ「夕食」
夕食は宿でよく提供される定番物が多く出ました。

こちらです。刺身、天ぷら、あえ物などなどとてもシンプル。

脂がのった豚肉はしゃぶしゃぶにていただきました。

こちらの天ぷらは家庭的な作り。しかし味は美味!

メインのご飯は炊き込みでいただきます。
キノコなどのうまみがしみ込んだ、絶妙なお味。
いくらでも食べられちゃいそうでした。

最後はさっぱりと、デザートはフルーツの盛り合わせ。
全体的に量も多くは感じませんでしたが、すべて上質で
「美味しかった」と大満足できる味付けで素晴らしかったです。
朝も定番がうれしい「朝食」

続いては朝食です。ザ、日本食といった趣。

やわらかい卵焼きと、納豆の定番の組み合わせ。最高です。

朝からホカホカの湯豆腐で体も温まります。

そしてお釜焚きでホカホカ、フワフワなご飯でお箸が進みます。
最高なおかずとご飯でいくらでも食べられちゃう。
幸せな時間でした。
「まとめ」閉業が残念な素晴らしい宿
初めて訪れた鹿児島で、素敵な思い出を作ることができた「さくらじまホテル」さん。
- 鹿児島湾の絶景を見ながらの露天風呂
- 体育館かと思うほどの大浴場
- シンプルながら上質な料理たち
魅力あふれるホテルでした。
閉業されてしまうのは本当に悲しいです。
この記事を通じてこんな素晴らしいホテルがあったことが多くの人に伝わればうれしく思います。
思い出をありがとうございました!
温泉宿や施設はコロナをきっかけに、ここ数年閉業が非常に増えている気がしています。
日本の伝統文化である「温泉」。今後も歴史を紡いでいかないといけないと強く感じたのでした。
