栃木県那須塩原市の奥座敷、板室温泉にあった「勝風館」は、ぬるめでやわらかなお湯が魅力の温泉宿でした。
浴室には手前と奥の2つの浴槽があり、ひとつの湯口から2か所に分かれてお湯が注がれる、シンプルで素朴なつくりです。
肌に優しく、長く浸かっていられるのが印象的でした。
なお、2025年11月末で旅館業を閉業されているため入浴の記録としてご紹介します。
勝風館はこんな施設でした
- 手前と奥の2つの浴槽がある内湯
- ひとつの湯口から2か所に分かれるつくり
- 色やにおいのない、ぬるめで肌に優しいお湯
- 長湯してリラックスできる湯加減
(2020年訪問時の記事です)
栃木県 板室温泉 「勝風館」
| 住所 | 〒325-0111 栃木県那須塩原市板室1136 |
| 電話番号 | 0287-69-0224(閉業のため現在は利用不可) |
| 日帰り入浴 | 現在は閉業のため利用不可(営業当時は500円) |
| 日帰り営業時間 | 閉業(営業当時は14:00〜20:00頃) |
周辺の環境と立地
板室温泉は、那須塩原市の山あいに湧く静かな温泉地です。車の場合は東北自動車道の黒磯板室ICから約20〜30分です。
公共交通機関では、東北新幹線の那須塩原駅から約50分、JR黒磯駅から約35分、関東自動車バスの「板室温泉」行きで終点まで向かいます。
周辺でおすすめの観光スポット
木の俣園地(車で約20分) 木の俣川沿いに広がる景勝地で、エメラルドグリーンに輝く清流と、遊歩道や吊橋が人気です。往復30分ほどの散策で、森林浴が楽しめます。
板室温泉 大黒屋(板室温泉街) 約40℃のぬるめの源泉かけ流しで知られる、「下野の薬湯」を掲げる宿です。板室温泉のぬるめの湯を体験するなら、ここが現在の定番です。

宿はこちらでした。
大きな看板がなく、当時はちょっとわかりにくかった記憶です。
「温泉」ぬるめで肌に優しいアルカリ性泉
勝風館の温泉は、内湯のみの構成でした。浴室には手前と奥の2つの浴槽があり、ひとつの湯口から2か所に分かれてお湯が流れ込むつくりです。
泉質はアルカリ性単純温泉で、源泉温度は34.9℃のぬるめの温泉です。pH値は9.6と高く、分析書では無色澄明で無味無臭とされています。筆者の印象でも、色やにおいに特別な個性はなく、ぬるくて肌に優しいお湯でした。温度もぬるめのため、長く浸かっていられてリラックスできました。
| 源泉名 | 塩沢温泉組合源泉(板室4) |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 |
| 源泉温度 | 34.9℃ |
| 湧出量 | 不明 |
| pH値 | 9.6 |
| 知覚的試験(色・におい・味) | 無色澄明および無味無臭である。 |
2つの浴槽がある内湯

浴室はこちら。手前と奥に2つの浴槽があり、ひとつの湯口から2か所に分かれるような構造でした。
そのため浴槽は2つあるのですが、温度としてはどちらも同じぐらいです。

ちょっとわかりづらいですが湯量も豊富で鮮度もなかなか良かったです。
色やにおいは特にないシンプルなお湯ですが、何より素晴らしかったのがぬるめの温度。
そしてアルカリ性の肌に優しい感触が心地よかったです。
長く浸かっていてものぼせにくく、何も考えずにぼーっと入るのにぴったりでした。
やはりリラックスできる湯はこういう温泉だなと改めて感じますね。
「まとめ」ぬるめで肌に優しい板室の湯
勝風館は、2つの浴槽に分かれて注がれる、ぬるめでやわらかなお湯を楽しめる温泉でした。
色やにおいなど大きな特徴はないですが、肌に優しくいつまでも浸かっていられる心地よさがありました。
現在は閉業していますが、板室温泉にはぬるめの湯を楽しめる宿が今も残っています。
