湯屋温泉「奥田屋」宿泊|気持ちいい冷泉と交互浴、極上料理の宿

岐阜県の温泉といえばどうしても「下呂温泉」が一般的には有名かもしれません。

しかし、そこからほど近くある素晴らしい温泉があります。

それが「湯屋温泉」です。

400年以上の歴史をもち、古くから湯治場として知られてきた静かな温泉地だそう。

その温泉地の一角のお宿「奥田屋」さんがこれまた素晴らしいお宿でした。

  • 珍しいオレンジ色の温泉
  • 冷泉と加温の交互浴が楽しめる
  • 手作りで豪華な料理の数々

静かなお湯治場のような雰囲気ですが高級感を感じられる素晴らしい宿。

交互浴を楽しみたい方、高品質な宿に泊まりたい方必見の宿泊レポートです!

岐阜県 湯屋温泉「奥田屋」

住所〒509-3113
岐阜県下呂市小坂町湯屋572
TEL0576-62-3006
公式HP炭酸泉 奥田屋 飛騨郷土料理と手打ちそば-下呂市 湯屋温泉[ホームページ]
日帰り入浴不可
チェックイン
チェックアウト
15:00〜
〜10:00
クレジットカードの利用不可

山奥の秘湯感あふれるエリア

湯屋温泉は御岳山から左側、ふもとに位置します。

周りは自然に囲まれたエリアで、山の中にある温泉地といった趣。

アクセスはしにくいですので、車で行くのが一番安全かなと思います。

ちなみに岐阜で有名な「下呂温泉」からは車で30分ほどでいくことができます。

湯屋温泉では日帰り施設は一つのみ、「巌立峡ひめしゃがの湯」というところです。

こちらは炭酸が体に付着する、かなり気持ちがいい温泉なのでおすすめです。

ツタが建物を覆う

そして到着しました。入り口はなんといいうか、人気を感じない雰囲気で最初はちょっとビビりました(笑

ツタのような木々が建物を覆っています。異世界かな?と思うほど。

この建物の右手に車を止めることができます。

炭酸泉の飲泉場

そして近くには飲泉場も。炭酸泉の独特な味を楽しむことができます。

鉄分を感じるお味です。何となく体によさそう(笑

木造りの古びた入り口

建物の中に入ると古びた雰囲気。しかしここは今は使われてないようで、階段を下って奥の本館へと向かいます。

本館への入り口

こちらが本館。こういった遊び心?もけっこうワクワク感があります。

レトロ感あふれる館内

本館の館内はレトロ感あふれており、かなり広い。探索するのも楽しいです。

鶴の像が置かれた中庭

鶴の像?のようなものが見える中庭。何とも作りがゴージャス。

昭和レトロマッサージ機

でました!古い宿でしか見られない「マッサージ機」!

見る感じかなりきれいに保存されていました。貴重な一品ですね。

廊下には置物

こういった置物のエリアも要所要所で見られます。レトロだけどオシャレです。

大きな橋と川

外には大洞川と呼ばれる川が見えます。ちょうどこの時は大雨で水位がめちゃくちゃ上がってて、氾濫しないか冷や冷やしておりました・・・。

「お部屋」8畳のシンプル和室

トイレ部屋付き
冷蔵庫あり
エアコン・暖房あり
Wi-Fiあり
テレビあり
タオル・浴衣あり
8畳ほどの和室

今回宿泊したお部屋がこちらです。8畳ほどの和室。

古さは感じましたが、やはり和室は落ち着きます。

川を望める窓際

窓からは川の景色が望めます。椅子に座りながらのんびり過ごすのもよさそう。

冷蔵庫、テレビなど基本的なものはついておりました。

エアコン、暖房も完備。訪れたのは夏の季節でしたが、快適に過ごせましたね。

ちなみに右側の写真には古めかしいダイヤル式電話が。今回使いませんでしたが、改めてこれ使えるひとってどれぐらいいるでしょうか?

私も世代的にはプッシュ式の電話なので、とても新鮮です。

洋式にリノベーションした和室トイレ

なお、お部屋にトイレもついて居り安心。和式を洋式でアレンジした作りです。

お部屋はきれいにされており、古いながらも井陳と手入れされているのが素晴らしかった。

「温泉」オレンジの鉄の香り漂う冷泉

温泉は、男女別に用意されております。

  • 男湯は源泉と加温された浴槽2つ
  • 女湯は加温の浴槽1つ

となっています。これだけ聞くと女湯はあんまし楽しめないとおもうかもですが、こちらから要望を出せば時間帯によって男湯が女性用の時間を設けたりしてもらえるようです。

せっかくなので冷たい源泉を味わいたいですもんね。

温泉は鮮やかなオレンジ色が目を引く源泉8℃の冷泉!めっちゃ冷たいです。

源泉名あけぼの泉
泉質含二酸化炭素ーナトリウムー炭酸水素塩·塩化物泉
(低張性一中性一冷鉱泉)
源泉温度8.0℃
湧出量測定せず(掘削自噴)
pH値6.0
色・におい・味無色透明、強炭酸味、微かに硫化水素臭

ぬるめの加温が気持ちよい「加温湯」

それではメインの温泉に参りましょう。男湯です。(女湯は見ていないので公式サイトで確認下さい)

温泉の前に脱衣所も見てもらいたくて・・。

地下へと続く脱衣所

どうでしょうか、階段を下りた先にあるのですが、床の模様がこれまたオシャレ。

地下のような雰囲気とも相まってかなりワクワクしましたね!

オレンジの床が美しい男湯

そして姿を現した温泉がこちら!

手前には加温された温泉と、奥には冷たい源泉が用意されています。

床には長年かけて形成された温泉の成分が固まっていました。自然の芸術!

こういった床はかなり珍しいのでテンションも上がります。

そして浴槽の岩には細かいツブツブが。これも温泉成分による証です。

表面には油膜が。しばらく誰も入っていないと出現しないのでこれもラッキーです。

そして入ってみると、加温されているが結構ぬるめ。39℃ぐらい。

なんとも気持ちがいい温度です。季節が夏だったので、あんまり暑いのは嫌だったためこれはもう最高。

こちらはほんのり濁り湯で、ほとんど無臭です。

茶褐色の温泉では定番のにおいですね。この手の温泉は温まりが良いのです。

冷たい源泉がクセになる「冷泉」

そして温まってきたころにあると嬉しいのが冷泉!

こちらはまじりっけなしの源泉でかなり冷たい。15℃ぐらい。

夏場でも冷たさを感じるぐらいの温度感。なんせ分析書によると8.0℃ですからね。交互浴としては最高です。

奥の加温湯に比べてオレンジの色が鮮やかなのが伝わりますかね。かなりきれいなオレンジなのです。

ご覧のように手で当てるとその色の濃さが分かるでしょう?においも鉄と木のような香りが漂います。

そして湯口もすんごい!濃ゆい成分が付着してドームのような形状に。自然の芸術です。

ここからポコッポコッと音を立てながら源泉が出てきます。

最初に飛び込んだ際は、正直寒いです(笑

ちょっと鳥肌も立つんですが、これは寒さだけじゃなくておそらく炭酸泉による毛穴が開くことによるものかもしれません。

それゆえ体を動かすと冷えるので微動だにせず・・・。そしてその後はまた加温の湯へ。

そうして交互浴をしてくると慣れてきて気持ちよい領域へ入っていきます。

もうエンドレスです!まさに熱い季節にぴったりです。

これで心も体も心底リラックスできたのでした。

ちなみに洗い場は入ってすぐ右手にあります。

「料理」一品一品手作りの極上メニュー

続いては温泉並みに楽しみである料理。

正直こちらの料理はそこまで期待していなかったのですが、ところがどっこい素晴らしすぎるメニューで感動!

ぜひこちらも堪能してほしいです。

ちなみに食事処は個室のいい感じの雰囲気の中いただけます。

フルコースで大満足の「夕食」

夕食は一品一品丁寧な料理たちでかなりクオリティが高いです。

宿によっては料理を一気に運んできたり、作ってあるものを少し冷めた状態で出してくるなんてところもざらにあるんですが、ここはそんなことはありません。

出来立てをゆっくり提供してくれるので味わって食べられます。

色鮮やかな前菜

まずは前菜。何とも色鮮やかでおしゃれなんでしょう。見た目にも鮮やかですが、味も素晴らしいのです。

定番の茶わん蒸しも出来立てですし、梅ゼリーもさわやか。

めったに見かけない珍しい骨酒

こちらは何とも珍しい骨酒(こつざけ)。魚のうまみがしみ込んだ日本酒は、独特な味わい。

臭みのないヤマメの刺身

これまた珍しいヤマメのお刺身は意外とクセがなく美味。臭みもなかったですね。

デザートみたいにクリーミーなそばがき

エゴマとみそのペーストが乗っかったそばがき。

これはもう洋食のようなお味で、そばがきがとってもクリーミー。創作風ですが見事に消化された料理。

デザートのような味わいです。

川魚の塩焼きと天ぷらもあったかい。

天ぷらのつけ汁は湯気が立ち上り熱々の状態でいただけました。

こういった細やかな心遣いが本当に素晴らしい。

「あったかい料理を食べてほしい」という想いが伝わってきます。

霜降りたっぷりの飛騨牛の朴葉焼き

そしてメインは飛騨牛の朴葉焼き!霜降りたっぷりで最高です。

やわらかくて上質な脂がたまりません・・米が足りないぞこれは。

最後の方にはお蕎麦とご飯ももちろんついてきます。もう至れり尽くせり。

さっぱり目のお吸い物と、デザートはこれまた上品。

抹茶のアイスとあんこがベストマッチ、そして贅沢にもメロンも入ってます。

最後まで舌が喜ぶフルコースメニュー。これは温泉のみならず食べてほしいですね!

温泉粥が名物の「朝食」

朝食も手を抜いていない素晴らしいメニュー。夕食と同じ場所でいただきます。

手抜きなしの朝食

シンプルなメニューながらどの料理もクオリティが高い。

宿の名物「温泉粥」

朝食一番の目玉メニューが「温泉粥」。

色も少し黄色みがあり、あのオレンジの源泉を見たら納得の色味ですね。

ほどよい塩味と温泉の味がおいしいのです、体にもよさそうですね。

お豆腐や卵焼きも味が洗礼されててどれも美味。本当に一切手抜きのない料理たちです。

魚の開きとサラダもなんてことないんでしょうが美味しい。

サラダのドレッシングなんかもちょうどいいのですわ。

朝食にも朴葉焼きが登場。程よいしょっぱさがご飯と相性抜群!

温かいものをいただけます。

いやぁ、なんというか料理の温かさで心も温かくなりますね。

料理の出し方とかでいかにお客さんに対して丁寧に、おもてなしを感じられるかがわかるんですよ。

たかが温かい料理なんですけど、それだけで全然うまさが変わりますからね。

冷めてる料理は本当に心がこもってない気がしちゃって。

こちらの宿は素晴らしかったです。

「まとめ」温泉と料理と宿の魅力たっぷり

岐阜県の中だと比較的マイナーな湯屋温泉の宿「奥田屋」。

しかしそこは珍しい冷泉と、美味しい料理が楽しめる魅力たっぷりの宿でした。

こんな人にオススメ

  • 冷泉とぬる湯の交互浴に入りたい方
  • 珍しいオレンジの湯に浸かりたい方
  • 宿で美味しい料理を堪能したい方

温泉宿の魅力がたっぷり詰まった素晴らしいお宿!

岐阜県の下呂温泉だけじゃなく、ぜひこちらにも足を運んでみてください!

素晴らしい温泉と料理があなたを待っています。