「三たび朝を迎えるころには元気になる」。そんな言い伝えが地名の由来となった三朝温泉(みささおんせん)は、鳥取県中部の山あいにひっそりと湧く世界屈指のラドン温泉地です。
温泉街にはレトロなゲームが楽しめる射的やスマートボールが今も残り、昭和の湯治場の雰囲気をそのまま残しています。
その温泉街の一角に、自家源泉を持つ鄙びた宿「桶屋旅館」があります。
自家源泉のある旅館でラドン温泉の真髄をじっくりと体験できます。
桶屋旅館はこんな温泉宿
- 自家源泉「桶屋の湯」を持つ、三朝温泉の鄙びた温泉宿
- 世界屈指のラドン濃度を誇る放射能泉で、入浴後の発汗が強烈
- 徒歩圏内に三朝温泉名物・無料の混浴露天「河原風呂」
- レトロな温泉街散策と合わせて楽しめる
ここにしかない自家源泉で汗が止まらなくなるラドンの効果を最大限感じたい方にお勧めの湯治宿を紹介していきます。
鳥取県 三朝温泉「桶屋旅館」
| 住所 | 〒682-0122 鳥取県東伯郡三朝町山田150 |
| 電話番号 | 0858-43-0817(受付時間:9:00〜21:00) |
| 公式HP | 桶屋旅館 | 三朝温泉の湯治のお宿 |
| 日帰り入浴 | なし |
| チェックイン チェックアウト | 15:00 10:00 |
| クレジットカードの利用 | 不可 |
▼料金・空き状況はこちらから確認できます▼
橋の下には混浴の「河原風呂」
三朝温泉は三徳川に沿って温泉宿が立ち並び、昭和の湯治場の雰囲気をそのまま残す温泉街のある場所。

ざっくりとした場所のイメージはこんな感じ。
三朝橋と呼ばれる橋の近くには、三朝温泉の象徴ともいえる河原風呂があります。

こちらです。
混浴露天風呂で、川のせせらぎを聞きながら無料でラドン温泉を楽しめるとあって、観光客や宿泊者の多くが訪れます(水着着用不可・24時間利用可・奇数日午前中は清掃のため利用不可)。
囲いがあるので見られにくくはなってますが、わりと丸見えなので混浴のハードルは高いと思います。

広大な川を見てるだけでも落ち着くので歩いてみてほしいですね。
レトロゲームが楽しめる温泉街
また温泉街の雰囲気もとても良い。


こちらのお店は「三朝ヨーグルト」。
鳥取県産の大山乳業「白バラ牛乳」を使用した、濃厚で素材の甘みが楽しめるヨーグルトでした。

日中もいいのですが、夜の雰囲気はさらに良いです。
薬師堂のとなりの足湯では提灯の明かりが素敵。

レトロな雰囲気の中、遊び場も営業していました。中には昔懐かしの遊びも楽しめます。

こちらは昭和レトロな「手打ち式パチンコ」。
普段パチンコとかしないんですが、時間を忘れて楽しんじゃいましたね。

こちらは「スマートボール」と呼ばれるゲーム。
玉の大きなパチンコといった趣で、台が良かったのかかなり球を稼いでしまいまして・・

こんな増えちゃいました(笑
いやーこれは初めて遊びましたけど楽しかったですね。時間がなくて余ってしまったので最終的には他の方に譲りました。
ほかにも射的などレトロなゲームが楽しめる娯楽場、温泉街に立ち寄ったらぜひ遊んでみてください。
鄙び感ある秘湯宿

桶屋旅館はこちらです。古さを感じる鄙びたお宿でした。車の場合は写真の右側のスペースに停めさせてもらいました。


館内を見ても昔ながらの旅館といった印象です。年季の入った秘湯宿でした。
「お部屋」シンプル和室
| トイレ | なし(共同) |
| 冷蔵庫 | なし(共同) |
| エアコン | あり |
| Wi-Fi | あり |
| テレビ | あり |
| タオル・浴衣 | あり |

今回泊まったお部屋はこちら。旅館らしい和室です。

窓辺の景色はいくつかおうちが見えるようなまぁまぁなロケーションでした。


エアコンや洗面所はありますが、トイレや冷蔵庫は共同です。
個別のトイレがないと厳しいという方はお気を付けください。
「温泉」ホルミシス効果がある放射能泉
この宿の温泉は2か所。男女別で時間で交代制になります。
一つは自家源泉で足元湧出の「桶屋の湯」と、三朝町の源泉よりの配湯されている「新館の湯」。
桶屋の湯の時間帯は
男湯12:00~21:00、女湯は21:00~23:00 + 翌日 6:00~12:00
となってます。
どちらもラドンを多く含んだ放射能泉。加水、加温などない正真正銘の源泉かけ流しです。

また弱い放射線が刺激となり細胞を活性化させる「ホルミシス効果」があることでも有名です。
●桶屋の湯
| 源泉名 | 桶屋の湯 |
| 泉質 | 含弱放射能・ナトリウム-塩化物泉 (低張性 中性 高温泉) |
| 源泉温度 | 57.4 ℃ |
| pH値 | 6.7 |
| ラドン (Rn) | 342 Bq/kg(25.4マッヘ単位) |
●新館の湯
| 源泉名 | 三朝町有混合タンク (1号泉・4号泉・6号泉・新1号泉) |
| 泉質 | 含放射能-ナトリウム-塩化物泉 (低張性 弱アルカリ性 高温泉) |
| 源泉温度 | 65.6 ℃ |
| pH値 | 7.6 |
| メタケイ酸 | 100.7 mg/kg ※美肌成分含有(美肌の湯基準) |
| ラドン (Rn) | 277 Bq/kg(20.5マッヘ単位) |
自家源泉で足元湧出の「桶屋の湯」
まずは桶屋の湯ですが、こちらには一度は入ってほしいと思える最高の湯です。


入り口には男湯、女湯の看板があるので、時間帯によって入れるかどうか確認しましょう。
脱衣所は古めかしい湯治宿のような雰囲気。

そして浴室に入ると、階段の下に四角いシンプルな浴槽がお目見え。

階段の横におかれた桶が素敵。

天井も含めて大きな浴室で、暗めの落ち着いた雰囲気がとてもいい。
まさに湯治宿の温泉といった感じ。
また浴室全体がサウナのような感じで、放射能泉の温かさを肌で感じました。

浴槽の底には岩がしきつめられており、この下から源泉が湧出しています。鮮度抜群!
入ってみると、体感41℃ほどで、熱すぎず入りやすい温度。(日によって変動しかなり熱い日もあるそうです)
色・においに特別な個性はなく、一見するとシンプルな印象を受けました。
そして誰も利用者がいなかったこともあって、かなり静か。じっくり温泉と向き合えるような作りになっていて、湯治にはもってこいです。
時折宿の方などの足音が聞こえるのがなんともいい。
そしてすさまじい効果を感じたのは湯船を出た後。
じわじわと噴き出してくる汗。これがもうえげつないほどなのです!
先ほど説明した「ホルミシス効果」だと思いますが、身体の代謝を高め、まるで深部からデトックスされているような感覚でした。
ここまで汗が止まらない温泉に入ったのは初めてだったので、そのパワーに本当驚きました。
これは間違いなくいい温泉です。免疫力や治癒力が高まるという話もあながち嘘じゃないなと感じました。とにかく体感してほしい温泉です。


ちなみに飲泉専用のちいさなのみ場もあり、わかりづらいですが写真のような感じです。

またこちらにはシャワーがありません。
アメニティはあるのですが、基本的は浴槽の温泉を使用して洗うことになると思います。
結構地味に大変でした。
小ぶりな浴室と浴槽の「新館の湯」
もう一つの浴槽は、三朝町から引湯された混合泉を使用する小ぶりな湯船。

桶屋の湯に比べると小さ目の浴室で、メインほどのインパクトはないですがこちらも放射能泉が楽しめます。
こちらはほんのりとにごりを感じる湯でした。

ご覧のように蛇口が用意されており、水での温度調整も可能です。
温度は桶屋の湯に比べると気持ち高かったような印象です。
ただ水調節可能なので、そこは心配いらないと思います。

そしてこちらの浴室にもシャワーがないので洗うのはちょっと大変かも。
「料理」湯治宿らしい素朴なメニュー
食事は専用のお部屋で他のお客さんとともにいただきます。
正直に言うと豪華さはないですが、湯治宿らしい内容かと思います。

食事処はこんなかんじ。おうちで食べるようなアットホーム感です。

夕食はこちら。
見てわかるように家庭的なメニューが並びます。
そして全体的に料理は冷めておりました・・・。

サンマなんかは特に温かくいただきたかったのもあって、電子レンジを使わせてもらいました(笑

肉じゃがやサンマの塩焼きなどご飯が進むメニューでございました。

そして朝食はこちら。
こちらも家庭的でほっこりするメニュー。
かなりヘルシーで健康的に食事ができました。こう言った料理も含めて湯治を続けたらかなり健康的な体になりそうな気がします。
「まとめ」発汗作用で新陳代謝を高めたい人に
桶屋旅館は、派手さのない鄙びた佇まいの中に、自家源泉の放射能泉という大きな魅力を持った宿でした。
暗めで湯治宿らしい雰囲気の中入る源泉。静かな入浴時間。入浴後に全身から噴き出す大量の汗。
デトックス感、発汗、そして身体の温まりなど、三朝のラドン温泉が持つパワーをこれでもかと味わえます。
こんな方におすすめ
- ラドンの放射能泉を自家源泉のある旅館で体感したい方
- 温泉で汗をかいてデトックス気分を味わいたい方
- 昭和レトロな温泉街の雰囲気と湯治体験を楽しみたい方
- 病気の療養、手術後の療養の方(癌のお客さんが多いようです)
三朝温泉、ラドン泉のパワーを味わい尽くしたい方は非常におすすめ。
温泉街のレトロな雰囲気なども含めて、この宿で三朝温泉の魅力を堪能してみてください!
▼予約はこちらから!▼
