温泉の名前には、一度は間違えてしまうような難しい名称があります。
その一つが長野県の沓掛温泉でしょう。さて、何と読むでしょうか?こたえは・・・・
「くつかけおんせん」と読みます。
これ、思わず踏掛(ふみかけ)って呼んじゃいませんか?笑
そして一度覚えたら忘れない温泉地ですね。
現在宿としては2軒しかないそうですが、江戸時代にはかなりにぎわっていたそうです。
今回はその2軒のうちの一つ「叶屋旅館」(かなうやりょかん)に宿泊。
- 2つの貸切風呂
- ぬるめの温泉
- 静かに過ごせる宿
これらの魅力あるお宿でまったりとした時を満喫できました。
静かな温泉地で、人の喧騒から離れてゆっくりとした時間を過ごせるところです。
(2020年に訪れたときの記事です)
長野県 沓掛温泉 叶屋旅館
| 住所 | 〒386-1606 長野県小県郡青木村大字沓掛428−3 |
| TEL | 0268-49-2004 |
| 公式HP | 叶屋旅館 沓掛温泉 (kanouya-inn.com) |
| X(Twitter) | 叶屋旅館@沓掛温泉さん (@kanouya_ryokan) / Twitter |
| チェックイン チェックアウト | 15:00~20:30 〜10:00 |
| クレジットカードの利用 | 可能(JCB・VISA・マスター・AMEX・ダイナース・ディスカバー) |
青木村にある静かな宿
沓掛温泉は長野県の青木村というところに位置します。
近くには「田沢温泉」や「鹿教湯温泉」なんかもあるので温泉巡りとしてもいい位置です。
宿周辺は、公共浴場の「小倉乃湯」や、「足湯」があります。

こちらが小倉乃湯です。

そしてこちらが足湯です。
足湯というか、洗い場のような感じ。
地元の方が洗濯などで使用することもあるようです。

そしてこちらが「叶屋旅館」。
白を基調とした建物になってます。
ちなみに、食事についてはこの宿では行っておらず、隣の「味処千楽」さんにてお邪魔しました。
(お店で食べる食事つきのプランをお願いしてました)

こちらですね。
さて、宿の中には若いご夫婦が受付されておりました。
なんでも旦那さんがけがの治療のため訪れた沓掛温泉が素晴らしく、こちらでちょうど宿を手放す話が合ったそうで、そのタイミングでリフォームし宿を受け継ぐことになったそう。
それほど沓掛温泉に惹かれて宿を経営されるようになったということで、受け継がれたことも素晴らしいですし、それだけ温泉に魅力があるのかもしれませんね。
(ご夫婦についての詳細はこちらに掲載されておりました)
ゆっくりくつろげる館内

館内には漫画や本がぎっしり。ゆっくり過ごせるように用意してくださってるようです。

廊下も古さは感じますが清潔にされているようでした。

洗面所も何ともお洒落。リノベーションしたんでしょうかね。

2Fもあります。
「お部屋」こぢんまりとした和室
| トイレ | 部屋外 |
| 冷蔵庫 | 共用 |
| エアコン | あり |
| Wi-Fi | あり |
| テレビ | あり |
| タオル・浴衣 | あり(別料金のため注意) |
今回案内されたのは「薬師」のお部屋でした。
詳細は「叶屋旅館 客室リスト」より確認できます。
こじんまりとはしてますが、ゆっくりするのには十分です。
(お部屋は全5室のみ)
また別の日に訪れた際には、

13畳二間大部屋を用意してくださり。贅沢感を味わうことができました。
宿泊者が少ないときには、こんな気遣いもしていただけて感謝です。
部屋にトイレはないのですが、部屋ごとに共同のトイレがあるため、誰かと被る心配はないです。
また、「昔ながらの湯治宿を自分たちでリフォームした素泊まり専用のセルフサービスが基本の宿」
というコンセプトのため、お布団もセルフで敷くシステムになってます。
逆に言えばコロナの時代としてはとても安心できます。
リフォームされていることもあり、お部屋はきれいでした。
※バスタオルと浴衣は別料金になるそうなので注意


共同のトイレや洗面所もきれいでした。

共同の冷蔵庫はでかい!たくさん入るサイズでした。
「温泉」お肌に優しいアルカリ性ぬる湯
| 源泉名 | 沓掛温泉1号、2号、3号泉 混合泉 |
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 (低張性アルカリ性温泉) |
| 源泉温度 | 35.3℃ |
| pH値 | 9.23 |
| 色 | 無色透明 |
| におい・味 | 無味無臭 |
温泉は貸切風呂が2か所あり、空いていればいつでも入れるシステム。

どちらも小さいのですが、この温泉の特徴としてぬる湯ということが挙げられますので、小さな浴槽にゆっくりと浸かるという意味では最適です。

脱衣所もご覧のように小さめ。
小さな家族風呂で人肌の温度を味わう

こちらが一つ目の浴槽。

もう一つがこちら。
ほぼ見た目は一緒で、サイズも同じぐらいでした。

ピンクのタイルがまたレトロな雰囲気を醸し出してますね。

岩の隙間から温泉が湧き出てました。
さっそく入ってみると、ぬるい。だが、これがいい。
体感温度でいうと37、8℃ぐらいかな。
源泉の温度が35℃ぐらいと書いてあったので、加温はしているようです。
[※沓掛温泉は1~3号泉の混合泉で、1号泉は35℃、3号泉は39℃あり、(2号泉はちょっとわからなかった・・)
それらを混合させることで人肌ぐらいの温度になるんだとか。ただ冬はそれだと寒いので加温しているそうです]
(宿の方からTwitterで補足をいただきました、ありがとうございます)
しかし人肌に近い温度というのは心地よい。
すこしずつ体が温まっていく感じ。
これがリラックスできます。
お湯もpH値が高いからか、やわらかい感じ。
そしてよくにおいをかぐと、ほんのり硫黄っぽい香りが。
これがまたお気に入り。
沓掛温泉の近くに、田沢温泉というところがあるのですが、そこも似たような香りがするのです。
そこもぬる湯で素晴らしいのですが、こちらも負けてません。
ほんのり香る温泉と、体に優しいぬる湯でいくらでも入っていられます。
至福の時というやつです。
本当に気持ち良いので、ぜひ長く浸かっちゃってください。
入浴時間は15:00~22:00と、7:00~10:00までです。
食事[味処千楽にて]
食事は隣の「味処千楽」さんにて。
※現在は基本素泊まりのプランしかないため、利用する場合はあらかじめ予約をしていくことをお勧めします
天ぷらがおいしい定食の「夕食」
今回は天ぷら定食をいただきました。

まずはお通し?で軽くいきます。
流石居酒屋なので、こういった軽めのメニューも美味しい。

メインの天ぷらがこちら。
出来立てをいただけますのでホッカホカです。
カリッとした触感もまたよし。

頼んだ定食以外にももちろん頼めました。
焼き鳥はその場で焼いてくれるので、これまた出来立てです。
居酒屋的に、おいしそうなメニューを頼めるのが素敵。
また、カウンターの女性もとても素敵な方で、非常に楽しく過ごせました。
ルービーを飲みながらゆっくり過ごしてみてほしいものです。
シンプルながら味わい深い「朝食」

こちらは朝食。
シンプルなメニューながらも美味しい。
個人的に気に入ったのはお漬物。
ちょうどよい塩梅でご飯に合うんですよねぇ。
寒かったですが、ストーブもきちんと用意してくれて、お部屋の中はあったかし。
ありがとうございました。
「まとめ」静かな場所でゆっくりしたい方に
以上、いかがだったでしょうか。
- 貸切で空いてればいつでも入れる
- ぬる湯で長く浸かっていられる温泉
- 居酒屋の方の出来立て料理
- 周りは静かでゆっくり過ごせる宿
これらの魅力のある宿、素晴らしいじゃないですか。
またご主人が気に入られて受け継がれたエピソードも素敵でした。
そして、宿泊した際は2食付きで一人8200円ほどでした。(2020年当時)
こんなリーズナブルでゆっくりできる宿はなかなかないですね。
ここであれば一日にとどまらず何泊もしたくなりそうです。
宿の方も惚れて住まわれたという、その温泉をぜひ体感してみてください。

