今回は長野県の「浅間温泉」(あさまおんせん)についてです。
浅間温泉(あさまおんせん)は、長野県松本市北東部にある温泉。
同市の奥座敷といわれる。
温泉会館を中心に、約30軒の旅館と2軒の日帰り専用入浴施設(枇杷の湯、市営浅間温泉会館ホットプラザ浅間)、3軒の共同浴場(仙気の湯、港の湯、倉下の湯)がある。
開湯は約1000年前。地元の豪族であった犬飼氏が天慶2年(939年)に発見したことに由来し、「犬飼の御湯」とも称される。
(Wikipediaより)
これまた歴史の長い温泉ですね。
1000年前って・・たくさんの方がこの温泉に浸かってきたと考えると感銘深いものがあります。
そんな浅間温泉の中で今回宿泊したのが「栄の湯」。
こちらの宿、女優の松本穂香さんもフォトブック撮影の際に訪れたことがあるそう。
ファンの方にも行ってほしい宿ですね。
また、そのフォトブックにもなるようなおしゃれな浴槽があり、
オシャレな浴槽を楽しみたい方にもおすすめな宿です。
浅間温泉 栄の湯
住所 | 〒390-0303 長野県松本市浅間温泉3丁目4-12 |
TEL | 0263-46-1031 |
公式HP | 信州浅間温泉 掛け流し温泉の宿 栄の湯旅館【公式サイト】 |
■温泉データ
源泉名 | 第2、4号源泉、山田源泉、大下源泉、東北源泉 混合湯 |
泉質 | アルカリ性単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) |
源泉温度 | 50.2℃ |
湧出量 | – |
pH値 | 8.9 |
色 | 無色透明 |
におい | 無臭 |
(温泉分析書より)
浅間温泉 栄の湯 宿泊
宿について
松本市に位置する浅間温泉。
近くには、かの有名な「松本城」もあります。

以前行った時に撮ったものです。
城の中にも入れますし、観光としては十分楽しめると思います。
ぜひ温泉宿に行く前に立ち寄ってみてください。
さて、栄の湯についてです。

入り口がこちらになります。
車で行く場合、駐車場の位置が宿から結構遠いのでご注意です。

google earthより
左手の栄の湯からずっと道を進んで右手に駐車スペースがあります。
詳細は宿の方に聞いてもらえるとよいと思います。
宿の中はレトロで古めかしい雰囲気でした。


(公式HPより)
こちらの写真は正直明かりで雰囲気作ってるので、実際はもっと地味ではありますが(笑
それでもレトロな雰囲気はありましたね。
階段なども古く木のきしむ音がしたり。それもそれで味があってよかったです。

(公式HPより)
お部屋もHPより拝借させていただきます。
やはり歴史を感じる古いお部屋でしたが、
そこまで不快感を感じることはなかったです。
トイレはお部屋にないので外に出ないといけませんが、
出てすぐにトイレがあるので問題なかったかな。
テレビ、冷蔵庫はあります。お部屋は全部で10部屋。
温泉
それではいよいよ温泉です。
温泉は男女別の内湯が一つずつ、貸切の小さな家族風呂が一つあります。
まずは内湯の大浴場から。
内湯

でました、これが噂のおしゃれ浴槽。
丸みを帯びた四角い浴槽に、ふちは白を基調としたシンプルさ。
そして中のタイルはほのかに青い色合い。
壁には色鮮やかなタイルが埋め込まれいます。
いいですよね、温泉の楽しみ方の一つに「浴槽」もあっていいと思います。
今時インスタ映えなんて言葉も当たり前にありますから、こういったビジュアルも大切ですし、宿にとってもいいアピールポイントになると思います。
脇にはボディソープ、シャンプーも完備。
小さいのでたくさん人は入れませんが、もともと部屋数も少ないのでかぶることもなかったです。
ちなみに松本穂香さんのフォトブックの表紙も
おそらくこの浴槽です。

松本穂香が温泉でリラックス “小旅行”気分のミニ写真集 – エンタメ – ニュース |クランクイン!
こちらですね。

浴槽を違う角度からみた写真ですが、
後ろの洗い場とドアの部分がいっしょなのでおそらくここですね(笑
また表紙以外にも、この浴槽やこの宿での写真があるようなので、
興味があれば見てみてもいいかもしれません。
(栄の湯さんのFacebookにいくつか写真が載ってます)
壁には色とりどりのタイルがあります。
これも時間をかけて作ったのかな、素敵ですね。

湯口も面白い形をしています。
いろんなタイルをぺたぺた張り付けたような感じです。
ペールカラーでかわいらしいフォルムをしています。
そして肝心の温泉なのですが、結構熱いです。
アルカリ性で肌には優しいのでそこまでピリピリ感はありませんが、42℃ぐらいあったかな。
よくかけ湯をして慣らしたほうがいいかもしれないですね。
ただし、浴槽の脇に水を入れる蛇口がついているので、温度調節は可能です。
数人利用していると、水をどれだけ入れていいか難しいところではありますが、一人でしたらジャバジャバ入れちゃっていいかなと思います。
温度調節をできればお肌に優しいアルカリ性の温泉を堪能できます。
においは無臭となっているのですが、なんというか、「絵の具」っぽいにおいがしましたね。
(浴槽の成分から出る匂いなのかもしれませんが)
それがなんとも不思議な香りでした。
嫌いなにおいじゃないですね。
小さい浴槽で、湯量もけっこう出ていたので、源泉を体感できました。常にオーバーフローしているのも気持ちよかった。
■動画はこちら
貸切風呂
続いては貸切風呂。

こちらになります。サイズとしてはかなり小さいです。
2人は入れるか微妙なくらい(笑

こちらも普通に入ると熱いので、
右手にある蛇口から水を出して温度調節しましょう。
コップが湯口の上に乗ってるので飲んでいいってことなのかな。
味は特に無味だったと思います。
こっちは浴槽が本当小さいので、1人、さらには2人入るとお湯がなくなってしまうかも・・。
でも人が来る心配もないのでゆっくりできます。
食事
続いては食事です。
この時は別のお部屋に案内されて、個室で食事をすることができました。
今の時代にもマッチするありがたいおもてなしですね。
まずは夕食。


どーん!かなりの品数ですね。
彩りもきれいでした。
お刺身、煮物などの定番物もありますし、
個人的に好きな山菜のジュンサイがよかった。
あとは天ぷらもサクサクでボリュームもありました。
全体的に味付けもちょうどよく美味しくいただけました。
(結構量が多くて食べきれんかった・・)
続いては朝食。

朝食も定番の鮭、ハム、納豆など安定のメニュー。
おかずも多いのでご飯のお供には事欠きません。
信州ヨーグルトも地元ならではのメニューでよかったです。
卵焼きもいいですね。
まとめ
以上、 浅間温泉「栄の湯」でございました。
レトロで歴史のある旅館。
そしておしゃれな浴槽。
シンプルながら質の良い温泉、料理。
都会にはない場所で、ゆっくりとした時間を過ごせるでしょう。
浅間温泉と歴史と共に味わってみてください。