燕温泉「燕ハイランドロッジ」宿泊|露天風呂の冷泉で涼む妙高高原の宿

毎年のように最高気温を更新している日本、暑い季節は普通に生活しているのも疲れてしまいますね・・。

そんな暑い夏の季節にはぬるーい温泉に入りたくなります。

そこでおすすめなのが、新潟県の妙高山ふもとに位置する燕温泉、「燕ハイランドロッジ」です。

燕ハイランドロッジはこんな宿

  • 露天風呂は21~25℃のぬる湯
  • 加温の内湯と合わせて交互浴ができる
  • 高原の為夏場でも涼しい

オシャレなロッジで体をクールダウンできる宿。

冷泉が好きな方や交互浴が好きな方にオススメ!魅力的な宿を宿泊レポートします。

(2021年10月ごろに訪れたときの記事です)

新潟県 燕温泉「燕ハイランドロッジ」

住所〒949-2235
新潟県妙高市燕温泉  
TEL0255822322
公式HP【公式サイト】ブナの森の一軒宿 妙高高原 燕温泉|燕ハイランドロッジ
日帰り入浴600円
日帰り営業時間13:00~15:00
チェックイン
チェックアウト
15:00〜18:00
〜10:00
クレジットカードの利用可能(JCB・VISA・マスター・AMEX・DC・ダイナース)
宿泊料金1泊2食付き 9,300円(2021年当時)

自然豊かな高原ロッジ

宿へは車で向かいました。

最寄りの高速道路ICは妙高高原になります。

ICから宿までは約20分で行くことができます。

交通案内(公式HPより)

交通|【公式サイト】ブナの森の一軒宿 妙高高原 燕温泉公式HPより引用

こちらの地図を参考にするとわかりやすいでしょう。

なお、冬季の場合は通行止めのエリアもあるようなので、お気を付けください。

燕ハイランドロッジの外観

宿に到着です。

高原にある駐車場

周りは自然豊かな高原が広がります。空気がおいしい。

ウェルカムドリンクのホットワイン

入り口にはなんと温かいワインが。ワインのウェルカムドリンクは今までの宿ではなかったおもてなしなので、とても新鮮ですね。

オシャレな休憩スペース

ロッジの中はさすがオシャレ。休憩スペースもリラックスできるような作りでした。

望遠鏡などが飾られた階段

階段の途中には素敵なインテリアも。

「突入せよ!あさま山荘事件」のロケ地

また余談ですが、2002年公開の映画、役所広司さん主演の「突入せよ!あさま山荘事件」のロケ地として警察の宿舎として、このロッジが使用されたそうです。

ロケに使われた部屋と撮影当時の写真などが2階に展示されていましたので、ファンの方にも魅力のある宿ですね。

「お部屋」洋風ベッドのおしゃれ和室

トイレ部屋付き
冷蔵庫あり
エアコンあり
Wi-Fiあり
テレビあり
タオル・浴衣あり
和洋室の宿泊部屋

この時に宿泊したお部屋がこちら。

畳が基調の和室なんですけど、ベッドが洋風。

畳にじかに敷布団をしくとけっこう背中が痛かったりするので、正直ありがたい仕様でした。

妙高山の絵が飾られた部屋

壁に飾ってあった写真は妙高山のものでしょうかね。

床置きタイプのエアコン

床置きタイプのエアコンがありました。

またテレビ、冷蔵庫などもついておりました。

トイレ付きの部屋

トイレは部屋についておりました。簡易的なタイプでしたが十分でしょう。

「温泉」加温と冷泉で交互浴

この宿最大の魅力ともいえる温泉。内湯と露天風呂の2つの浴槽があります。

それぞれ温度も下の図のように異なっていています。

内湯、露天の温度案内

内湯:42℃ぐらい

露天風呂:21~25℃ぐらい

となっています。交互浴が楽しめる温度ですね。

元々源泉はこのロッジよりかなり上の方にある燕温泉から引湯しているそうなのですが、長く引き湯をしていく過程で、かなり温度が下がっていくそう。

それゆえに内湯は加温を行い、露天風呂は加温なしの源泉。素晴らしいです。

■温泉データ

源泉名燕温泉(集合升)
泉質カルシウム·ナトリウム·マグネシウムー炭酸水素塩·硫酸塩·塩化物温泉
(低張性中性高温泉)
源泉温度44.5℃(気温22.2℃)
湧出量540L/min(自然湧出)
pH値6.6
淡白色·微白濁
味・におい硫化水素臭·甘味

ご覧のように分析書には源泉が44℃となっているので、やはり長い引き湯の影響で冷泉のような温度になっているんでしょう。結構珍しいパターンですね。

加温のシンプル「内湯」

まずは内湯から。

加温された内湯

シンプルな浴槽になってます。

こちらは加温とろ過をしてるので、源泉を楽しむならやはり露天ですが、交互浴で温まるのには必要ですね。

露天風呂は乳白色なのですが、こっちは透明でした。

湯口周りには析出物

湯口周りにはほんのりボツボツとした析出物がついていました。

また上には砂時計がついており、内湯から露天風呂へ移動する時間も計れるようになってます。

内湯の洗い場

なお、洗い場は内湯にしかないので、きちんと洗ってから入るようにしましょう。

極上の冷泉「露天風呂」

そしていよいよ露天風呂です。

紅葉が見える露天風呂

じゃーん!なんという美しさ。

木造りの浴槽に、並々と注がれる源泉。

外の木々がほのかにリフレクションしてなんとも神々しい雰囲気。

ため息が出ちゃいますね。

ちょうど季節が紅葉の時期だったので外の景色もより綺麗でした。

ほんのりブルーにも見える乳白色の温泉

ほんのりブルーにも見える乳白色の温泉がとてもいい。

湯口からちょろちょろと湧き出す温泉

湯口からちょろちょろと湧き出す温泉、水面がこれまた美しいです。

湯口はこんな風になってました。細い管から出ております。

また別の所からも源泉が。新鮮な温泉を堪能できます。

かけ湯用の小さな浴槽

かけ湯用の小さな浴槽もありました。

さて、この温泉がまぁぬるい。

25℃ぐらいで季節によっては肌寒いんじゃないかというほど(笑

10月だったので正直少し寒さを感じましたが、内湯と露天風呂を行き来していくとそれにも慣れてきて、心地よい時間に代わっていきます。

しかしこれが最高に気持ちいいのは夏の暑い季節でしょう。

うだるような暑い日に入って体をクールダウンすれば最高に気持ちいいこと間違いないです!

ちなみに日中も美しい景色が楽しめますが、

夜のライトアップされた露天風呂

ご覧のように夜もまたとてもきれいなんです。

木々が外の灯りに照らされて温泉にリフレクションしていました。

人も少ない時間帯の夜に入れば幻想的な雰囲気の中楽しめると思います。

「料理」ロッジらしい洋風メニュー

温泉を楽しんだ後は食事も楽しみですね。

ロッジというだけあって洋風のメニューが並びます。

2Fから見た食事会場

ちなみに食事会場はこちら。上から見た景色です。

ロッジらしいお洒落な景観でしたね。

和洋折衷の「夕食」

和洋折衷の夕食のメニュー

夕食のメニューがこちら。

洋風といいましたが、ごぼうの和え物やひじき、茶わん蒸しなどは和風の料理。

和洋折衷の内容でした。

魚のソース掛け

お魚の料理がこちら。洋風のソースがかかっており、上品なお味。

ビーフシチュー

ビーフシチュー。これまた洋風で濃厚なお肉が素晴らしい。

デザートのヨーグルト

デザートのヨーグルトもいただきました。

全体的においしかったのですが、ちょっと気になるところを上げるとすれば、料理が冷めてしまっていたこと。

出来立ての料理を出すというのは、食事で一番大切なことだと思ってます。

茶わん蒸しとかビーフシチューは特に温かいのが一番おいしい料理。

そこらへんがちょっと残念でしたね。今後改善されることを願います。

優雅な洋食の「朝食」

優雅な洋風の朝食

朝食のメニューは洋風になってました。

サラダ、スクランブルエッグ、ウインナー

サラダ、スクランブルエッグ、ウインナーは朝食の定番ですね。

ロッジらしいパン

サクサクなクロワッサンなどパンも定番で、美味しくいただきました。

シンプルなスープ

温かいスープ。コンソメ味だったかな。

ブルーベリーのヨーグルト

そしてブルーベリーのヨーグルト。甘いお味でした。

「まとめ」心も体もデトックスできる宿

燕温泉 「燕ハイランドロッジ」でした!

何よりも魅力なのがやはり温泉。

冷泉の露天風呂はこのエリアの中じゃなかなかないと思いますし、暑い季節でも涼める貴重な温泉ロッジです。

こんな人にオススメ

  • 暑い季節にぬるい温泉でクールダウンしたい方
  • ぬる湯と加温湯で交互浴を楽しみたい方
  • 高原の静かな場所でゆっくりしたい方

日ごろ忙しい生活を送っている人には、心も体もデトックスできる場所

ぜひ訪れてみてください!