今回は栃木県の那須、一番奥に位置する「北温泉」についてのご紹介です。
北温泉とは、那須温泉郷の一角であります。
那須温泉郷(なすおんせんきょう)は、栃木県那須郡(旧国下野国)那須町(一部は那須塩原市)に散在する温泉の総称(温泉郷)である。日光国立公園内の那須岳南麓に位置する。同じ那須岳南麓には皇室が静養に訪れる那須御用邸がある。
別名天狗温泉と呼ばれ、温泉のいたるところに天狗の面が飾られている。駐車場に車を停め、遊歩道を歩いて渓谷を下りた位置にある温泉。温泉と駐車場が離れているのは、先代が車の排気による景観破壊を懸念したためという。湯量も豊富で、プールのように大きな露天風呂がある。映画『テルマエ・ロマエ』ではロケ地ともなった。
木造3階建ての建物は江戸時代、明治時代、昭和の建物が渾然と一体となってレトロな雰囲気を醸し出している。
(Wikipediaより)
北温泉といえば、やはり「テルマエロマエ」のロケ地として有名ですね。

https://blog.goo.ne.jp/outdoorfitness/e/74d9e979de1be071467fbcb40f58acc5
このでっかいプールのような温泉、
一度は入ってみたいと思いますが、
今回はお湯がなかった・・。
しかし古い建物と歴史のある温泉と、
一度は訪れてみたいところでしょう。歩きでしか行けない秘湯です。
北温泉
住所 | 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本151 |
TEL | 0287-76-2008 |
料金 | 700円 |
営業時間 | 8:30~16:30(閉館17:30) |
公式HP | 北温泉旅館 公式サイト |
■温泉データ
源泉名 | 那須温泉 相の湯 |
泉質 | 単純温泉(中性低張性高温泉) |
源泉温度 | 50.1℃ |
湧出量 | 85.3L/min(自然湧出) |
pH値 | 6.9 |
色 | 無色透明 |
におい | (無味)無臭 |
(温泉分析書より)
宿にはまず車で向かいましたが、
直接宿まで行くことはできず、
駐車場から10分ほど歩きます。

HP上の「道案内」に上記のようなものがありますので、
詳細はそちらをご確認いただければと思います。
ちょうど雪の季節だったので、結構大変でした・・。
冬の場合はスニーカーよりも軽めのトレッキングシューズのがいいかも。

やっと見えてまいりました。雪もしっかり積もってます。
ここから駐車場まで0.4Km・・なかなかですな。

テルマエロマエの映画でもおなじみの温泉プール。
残念ながら少なくて入れんかった。
(多分温泉自体入れてなかった感じでした)

入り口では猫ちゃんがお出迎え。

もう一匹の猫ちゃん。
なんだかあまり仲が良くないっぽいです・・(笑
700円料金を支払い、さっそく温泉へ。

まずは入り口の右手にある温泉。
個人的にはここが一番良かったかなぁ。
左手の小さい木の浴槽から温泉がどばーっと出てますね。
温度もちょうどよくて、泉質もよかった。
ほんのり鉄っぽい感じもしたかな。
男女別なので女性でも気にせず入浴できます。
続いて露天風呂。
しかし露天風呂に行くまでの道のりが、結構ホラー。
かなり暗い道を行きました。


露天風呂の写真がこちら。
かなり広くて開放感のある温泉です。
これを独り占めできたのは最高でした。
が、なかなかの熱さ。
写真だと見えませんが、左側にホースから温泉が出てくるのです。
それがまぁ熱い(笑
水とかで調節ができないので、これはしんどかったですね。
長居をするのは難しいかも。
ロケーションや広さは申し分ないんですけどね。
あとは宿全般に言えるのですが、
古さはあるのである程度は仕方ないにしても、
脱衣所などが結構手入れされていない感じでした。
もうちょっときれいにできればさらに良い宿になるような気がしますね・・。
■動画はこちら

そしてメインの「天狗風呂」がこちら。
(すんません、撮れなかったので公式HPより拝借)
こちらは男女混浴なので、なかなか女性はしんどいかもしれないですね。
脱衣所は別なのですが、結局入るところ見られちゃうし。
しかしやはり天狗の面は迫力ありますね。

天狗風呂のちょっと上にぬる湯があります。
(これは入りませんでしたが・・)

さらに上へ行くと、小さなお社が。
せっかくなので、温泉が続くようお祈りをさせてもらいました。


帰りにもこやつが送ってくれました。
雪で寒かったろうに、ありがとう。
以上、栃木の秘湯、北温泉でございました。
なかなか古い建物でしたが、
その独特な昔ながらの雰囲気は味わうことができました。
温泉も数種類あり楽しめますし、
猫と戯れるのもいいかもしれません。
那須に訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
(立ち寄るという割には結構歩くのですがね・・ 笑)