今回は山形県の瀬見温泉についてです。
瀬見温泉に行く前に羽根沢温泉で宿泊して、その帰りにここによりました。
瀬見温泉(せみおんせん)は、山形県最上郡最上町(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。山形県を訪問する歴代の天皇・皇后が、何度も御宿泊されたことがある”定宿”のような温泉である。小国川沿いに温泉街が広がる。温泉街の道は狭いが、融雪用のパイプが通っており、冬場の安全な往来を確保している。
共同浴場は2軒存在する。うち一つは地元住民専用である。オンドルの一種である「ふかし湯」が有名。ふかし湯前には足湯も存在する。小国川の中には源泉が湧出している場所がある。川が仕切られ湯船が作られており、「薬研の湯」と呼ばれている。
開湯伝説によれば、武蔵坊弁慶による発見とされる。源義経の子供、亀若丸の産湯を探していた際、湯気が出ている小国川沿いの岩を長刀で割って温泉を発見したという。その源泉は現在の「薬研の湯」であるとされる。
(Wikipediaより)
源義経のころに開湯したとされているようで、
なかなかの歴史を感じさせますね。

温泉神社の脇にもこんな由来がのってました。
1187年と書いてありますね。長い歴史です。
今回は「松葉館」に訪れました。
こじんまりとした宿で、貸し切りで入れてくださいました。
また、近くに「薬研の湯」(やげんのゆ)と呼ばれる野天風呂があるのでそこも行ってみましたので、あわせて紹介させていただきます。
瀬見温泉
瀬見温泉 松葉館
住所 | 〒999-6211 山形県最上郡最上町大堀1037 |
TEL | 0233-42-2321 |
料金 | – |
営業時間 | 要確認 |
公式HP | 瀬見温泉|義経と弁慶が発見した野湯に浸かりたい!【山形観光スポット】 – おおむね観光ちゃんねる|旅行エンタメ情報サイト |
小国川沿いの温泉街にたたずむ宿です。
近くにJRの「瀬見温泉駅」もあるので、
駅から歩いてもいける距離ですね。
■温泉データ
源泉名 | 瀬見温泉 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩温泉 (低張性中性高温泉) |
源泉温度 | 66.1℃ |
湧出量 | – |
pH値 | 7.4 |
色 | 無色透明 |
におい | (無味)無臭 |
(温泉分析書より)※一部主観あり
まずはここらへんで駐車をさせてもらいました。

Google mapの「共同浴場 せみの湯 駐車場」と呼ばれるところです。
ここからしばらく温泉街を歩きます。


2月だったので雪がだいぶ積もってます。
足元も凍っていて、注意しながら歩きました。

入り口に到着です。
おそらくそこそこ大きな庭があったので、
ここに駐車しても大丈夫かもしれません。
ちなみに、行く前に電話で確認をしていきました。
今はコロナで営業されているか分かりませんので、
よく確認ください。(2021年当時)
案内されて小さな浴槽にたどり着きます。

こちらです。非常に小さいですね。
その分温泉が新鮮ですし、
貸し切りで入らせてもらったのでゆっくりできました。
確か洗い場も小さいですがあったと思います。
(あいまいですみません・・)

https://todik.goemonburo.com/semi-matsuba.htm
湯口を取り忘れてしまったのでこちらから引用です。
このように大量に析出物がこびりついていて、
成分の濃さを物語ってますね。
入ってみると温度はちょうどよく、
特にこれといった大きな癖のない温泉ですが、
長くいると湯あたりするような強さを感じました。
無色透明で、臭いもあまり感じられなかったと思います。
貸し切りで存分に温泉を堪能させてもらいました。
野天風呂 「薬研の湯」
松葉館を後にして、せっかくなので「薬研の湯」を見ることに。

最初に載せたこちらの駐車場の右手奥に、
看板があるのです。

こちらですね。
ちょうど川のはじっこに温泉スポットがありました。
ここから階段を下りていきます。
(冬は凍ってて滑るのでお気を付けください)

じゃーん!出ました、野天風呂。
ここが弁慶の発見した温泉と考えると興味深いですね。

反対側からの撮影。
すさまじい湯気が立ち上ってますが、
実は触るとめちゃくちゃ熱い!
とてもとても入れるようなもんじゃあございませんでした。
しかもこれ川の反対側から丸見えですしね・・。
どうなんだろう、脱衣所とかもなにもなかったので、
おそらく入れないんだろうと思いますが(笑
見て楽しむ感じなのかな。
温度が低ければ、夏なんかは水着を着て入ったりして、
すごい人気になりそうな気もしますね。
■動画はこちら

また、駐車場を挟んだ反対側には神社と飲泉場が。これ飲んでみたんですが、普通にうまいです。
温泉特有の癖もないし、ゴクゴクいけちゃいました。しかしダイレクトで飲むと熱いので、冷まして飲みましょう。
以上、瀬見温泉「松葉館」と「薬研の湯」についての紹介でした。
義経らが発見したとされる歴史のある温泉。
入ってもよし、飲んでもよしで、
非常に良い温泉だと思いました。
現在はコロナの影響で営業してない宿も多いらしいので、
よく確認してから言ってみてください。(2021年当時のお話です)
コロナが終わったらまた活気が戻るとよいですね。