温泉の効能の中で、多くの人が魅力に感じるのが「美肌効果」です。
最近は女性のみならず男性でも美容に気を使う人も増えてきて、きれいな肌は美容をする人のあこがれ。
そんな美肌効果を文字通り肌でビシビシと感じた温泉が、今回紹介する羽根沢温泉(はねさわおんせん)。
その中で訪れたのが「松葉荘」さん。
松葉荘はこんな宿
- 最上級のトロトロ温泉で美肌効果大
- とにかく温泉の質が素晴らしい
- 羽根沢温泉で貴重な3軒の中のひとつ
今まで15年以上温泉に入ってきましたが、その中でも最上級のトロトロ具合の泉質。
極上のトロトロ温泉で美肌効果を体感したい方に一押しの宿です!
山形県 羽根沢温泉「松葉荘」
住所 | 〒999-5205 山形県最上郡鮭川村中渡1314−2 |
TEL | 0233-55-2539 |
公式HP | 【公式サイト】羽根沢温泉 松葉荘 |
日帰り入浴 | 500円 |
日帰り営業時間 | 8:00〜20:00 |
チェックイン チェックアウト | 15:00〜18:00 〜10:00 |
クレジットカードの利用 | 利用可能 |
鮭川村のはずれの宿
宿は鮭川村というところのはずれに位置します。
少し南には外国人にも大人気の「銀山温泉」のある尾花沢市があり、その上の新庄市から、西へ町のはずれのほうへ向かいました。
村ということで、やはりひなびた雰囲気がありましたね。

宿近くの公共浴場。
ここら辺に宿も含めた大きな駐車場がありますので、そこに止めました。

入り口です。歴史を感じる建物でした。
中にはワンちゃんがおり、ずっと寝ていました。結構なお歳だそうです。
「お部屋」温かみのある和室
トイレ | 共同 |
冷蔵庫 | あり |
冷暖房 | あり |
Wi-Fi | あり |
テレビ | あり |
タオル・浴衣 | あり |

お部屋はスタンダードな和室でした。
古さは感じましたが清潔にされてました。

部屋内には手書きのかわいらしいおけがありました。
「にゃ」という言葉はおそらく方言で、
宿の方も語尾に「にゃ」を使っており、癒されましたね。
部屋には冷暖房、テレビ、冷蔵庫などが完備されておりました。
鄙びたエリアではありますが、快適に過ごすことができましたね。
「温泉」トロトロのアルカリ湯
いよいよ、待ちに待った温泉です。
浴槽は、男女1つずつで、時間帯により交代制です。
源泉名 | 羽根沢温泉 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 |
源泉温度 | 45.2℃ |
pH値 | 8.4 |
湯の花が大量の「大浴場」

まずは大きいほうの浴槽から。昔ながらの雰囲気が漂います。
こちらの左側にもう一つの浴槽があるのですが、
実はつながっていて、男女入れ替えになっているのです。
そして奥のほうに見える湯口なのですが、これがすごい。

どーん!!
なんとこれ、湯口から出た「湯の花」。
なんということでしょう、袋がパンパンになっております(笑
こんな光景は私も初体験でした。恐ろしい湯の花の量なのでしょうね。
この袋に触ってみると、ローションのようにトロトロなのです。
すごいです、温泉のトロトロ具合を証明していますね。

ちなみに翌日見た湯口。
夜中か早朝に交換したのでしょうか?新しくなっておりました。
毎回こんなでっかい袋に入れてもパンパンになってしまうのだから恐ろしい・・。
宿の方も交換がさぞかし大変でしょう・・・・そんな努力も垣間見る湯の花でした。
そして肝心の温泉は、やはりヌルヌルトロトロ。
今までいろいろな温泉に入ってきましたが、おそらく今まででで1番ぐらいのトロトロ具合!
そして油のようなモール臭・・これは、
1919年(大正8年)、石油試掘中に温泉が湧きだした。石油自体は湧出量が少なかったことから、採算性がないとして本格操業されることはなかったが、地元に住んでいた加登屋旅館の先祖が採掘権を石油会社から買い取り、一軒宿から徐々に規模を大きくしていった。
現在泉質に油分は含まれていないが、しばらくは油混じりの温泉だったという。
(Wikipediaより引用)
ご覧のように、もともとは石油試掘中に偶然温泉が湧きだしたということ。
もしかしたら石油の影響でヌルヌルだったりオイリーな香りなのかもしれないですね。
しかしトロトロで最高です。体がツルツルになりますね。
温度は40℃ぐらいだったかな、最初はちょっと熱く感じますが、徐々に慣れてきます。
体がローションに包まれているような不思議な感覚、なかなか普通の温泉では味わえませんね。
大浴場とつながる「小浴場」

ちなみにこっちがもう一つの浴槽。こっちは小さめですね。
しかし右側と下がつながっています。
確かこっちには湯口がなかったと思いますので、つなげる必要があるのかなと思います。
元々は一つしかなかったのかな。それに敷居を作ったような作りでした。
ただしこっちもヌルヌルトロトロの恩恵は十分に受けることができます。
「料理」上品でヘルシーなメニュー
続いては食事です。まずは夕食から。

なかなかおしゃれな料理で、味も良かったです。
左上のステーキなんかは特に美味。
量も個人的にはちょうどよかった。
(大食漢の方には物足りないかもしれませんが・・)
おそらく料理のプランもいくつかあると思うので、
その人に合ったプランを選べるのではないかと思います。

鰻寿司?のようなやつ。(説明へたくそ 笑)
これがなかなかの美味でした。

これはおそらくタラと野菜の酒粕汁。温まりました。
あとはやはり米どころの山形県ですから、ご飯がおいしかったですね。
米がうまけりゃ箸も進みます。
続いて朝食です。

こりゃまたまとまってておしゃれな見た目です。
定番の温泉卵もありますし、納豆もありました。
味もそつなくおいしかったです。
「まとめ」最上級のトロトロ湯を味わえる宿
羽根沢温泉、山形の温泉の中でも正直メジャーな所ではありませんが、温泉の質は超ド級!
お肌がツルツルになるトロトロの温泉、体がローションで包まれているような感覚。
これは一度は体験してみてほしいですね!
あれを体験して、「羽根沢温泉美容ローション」
みたいなものが商品化できるんじゃないかなと思いました。
化粧品会社の方、この記事をもし見かけたら検討してみてください!
こんな人にオススメ
- ローションのような極上トロトロ温泉を体験したい方
- 温泉で美肌効果を体感したい方
- マニアックな良質の温泉に入りたい方
全国随一のトロトロ湯をぜひ体感してみてください!