こんにちは!euです。
2025年の1月に訪れた温泉津温泉。
その温泉の共同浴場のは「元湯泉薬湯」、「薬師湯」の二つ。
今回は「薬師湯」に入ってまいりました。
薬師湯の源泉は施設の真後ろにあり、地下2~3mからの自然湧出で、湧き出している源泉の温度は約46度だそうで、何も手を加えずに湯船に注ぐことが出来る源泉。
源泉をダイレクトに感じられる数少ない温泉施設です。
長年かけて形成された浴槽とその濃厚な温泉を体感します。
温泉津温泉 「薬師湯」
住所 | 〒699-2501 島根県大田市温泉津町温泉津7 |
TEL | 0855654894 |
料金 | 600円(子ども300円) |
営業時間 | 月~金:9時~21時 土日祝:8時~21時 |
公式HP | 薬師湯 温泉津温泉 〜 石見銀山 世界遺産の温泉 |
■温泉データ
源泉名 | 薬師湯温泉 |
泉質 | ナトリウム-塩化物泉 |
源泉温度 | 44.4℃ |
湧出量 | 自噴 |
pH値 | 6.3 |
色 | 弱黄色 |
におい | 微金気臭 |
(温泉分析書より)
温泉
さっそくですが、メインの温泉になります。
入り口で男女に分かれて料金を支払う設定になってます。


脱衣所はご覧のようになっており、スペース的には十分大きいです。
横長の椅子もあるので休憩もできるようになってます。

なお、入り口にはこんな張り紙が。

この水道の蛇口から出る水がイオン水になるようです。
かなり濃ゆい温泉なので、最初に水分補給をしておくのが間違いないかと。
そしていよいよ温泉へ・・。


どーん!出ました、これが噂に聞く?浴槽です。
長年かけてできた析出物が地面に張り付くようになっており、一体化しているかのような浴槽。
このビジュアルがインパクト大ですね。
長い歴史を感じるものでしたね。

洗い場にボディソープやシャンプーはありません。
体を洗う場合はあらかじめ用意しておくのが良いでしょう。

湯口は魚のようなタイプで鯉なのかな?ドバドバと溢れておりました。
温泉に浸かってみると、熱めではありますがそこまで体にバチバチ来るような感覚はなかったかな。
元々1月に訪れていたので外気の影響などもあってそこまで熱くなかったのかも。
感覚的には40,41℃ぐらいでしょうか。
鉄のような香りがただよい、その成分の濃さを感じることができます。
そしてめちゃくちゃ温まりがヤバかったです。
流石鉄泉。しばらく独占タイムを過ごすことができ至高の時間でした。

タオルがずれちゃってますね(笑
ちなみに、内湯以外にも貸切風呂も利用することが可能のようです。
(今回は内湯で温まりすぎたので入りませんでしたが・・)
この館内には、

こちらの浴槽が利用できます。
また隣の別館では、

これまた析出物がえぐい浴槽を味わうことができます。
別館の方は、源泉から僅か10m離れているだけですが、パイプで送られる間に、「湯もみ」をされる状態になるようで、とても柔らかな温泉になっております。
また湯温も40℃から41℃の間ですので、医学的にも、お体に負担が掛からない湯温です。
とのことで、少しマイルドな温泉を楽しめるようですね。
薬師湯内の貸切湯 (40分) 大人1,000円 子ども500円
薬師湯 別館 (40分) 大人1,600円 子ども800円
ということだそうですので、ゆっくり利用されたい方はあらかじめ予約の上ご利用下さい。
館内[眺めの良いロケーション]
温泉の後はせっかくなので館内を散策。
こちらの建物の2Fが休憩室となっており、そこから街並みを見ることができます。


2Fの休憩室がこちら。いやぁ、美しい。
ここでゆっくり街中を眺めるのも一興ですよ。

休憩室から見える景色。
薬師湯別館が左手の建物ですね。

またこちらの「後楽旅館」、映画寅さんシリーズの第13作「男はつらいよ寅次郎恋やつれ」のロケが昭和49年に行われた際、主演の渥美清さんや山田洋次監督が滞在した旅館だそう。
現在は休館中ということですが、その歴史あるお宿も見ることができます。
なお、お隣にはカフェ内蔵丞というカフェもあるそうなので、気になる方はそちらもぜひ。

震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう) – 薬師湯 温泉津温泉 〜 石見銀山 世界遺産の温泉 〜より
以上、温泉津温泉 「薬師湯」でした!
長年かけて形成されたであろう美しい浴槽と、地下2~3mからの自然湧出で、湧き出している源泉からダイレクトに注がれる温泉。
そして歴史ある建物と街並みを味わうことのできる素晴らしいところでした。
温泉津温泉に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。