2021年の2月ごろにお邪魔した羽根沢温泉(はねさわおんせん)についての紹介です。
羽根沢温泉(はねさわおんせん)は、山形県最上郡鮭川村大字中渡(旧国出羽国、明治以降は羽前国)にある温泉。泉質は含食塩重曹泉(穏和低張性高温泉)、県内では数少ない間欠泉で無色清澄、ph8.4の弱アルカリ性。泉温摂氏47度。「美人の湯」と呼ばれている。山間の狭地に位置するが、旅館や商店が道沿いに並び、小さいながらも温泉街を形成している。源泉をそのまま使用して3軒の温泉旅館と1軒の共同浴場に配湯している。羽根沢の由来は、このあたりの住民が、新庄藩の藩主に鷹の羽根を献上したことから名づけられた。1919年(大正8年)、石油試掘中に温泉が湧きだした。石油自体は湧出量が少なかったことから、採算性がないとして本格操業されることはなかったが、地元に住んでいた加登屋旅館の先祖が採掘権を石油会社から買い取り、一軒宿から徐々に規模を大きくしていった。現在泉質に油分は含まれていないが、しばらくは油混じりの温泉だったという。
(Wikipediaより)
ということで、もともとは石油試掘中に偶然温泉が湧きだしたということで、
においはどことなくオイルのようなにおいに近いです。
現在宿は3軒のみで、貴重な1軒です。
その中でも今回「松葉荘」に宿泊しました。
何よりも素晴らしいのはやはり温泉で、
非常にとろみのあるまさに美肌の湯にふさわしい温泉となってます。
自身の中では、今までで最上級のトロトロ具合で、
「この温泉を美容商品として売り出せるんじゃないの?」
と思うほどのツルツル、トロトロ感でした。
全身ローションのような温泉で体中美白になりたい方必見!(そんな人いるのか 笑)
羽根沢温泉 松葉荘
住所 | 〒999-5205 山形県最上郡鮭川村中渡1314−2 |
TEL | 0233-55-2539 |
公式HP | 【公式サイト】羽根沢温泉 松葉荘 |
■温泉データ
源泉名 | 羽根沢温泉 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 |
源泉温度 | 45.2℃ |
湧出量 | – |
pH値 | 8.4 |
色 | 無色透明 |
におい | あぶら臭 |
(温泉分析書より)※一部主観あり
羽根沢温泉 松葉荘 宿泊
宿について
宿へは車で行きましたが、
山形県の新庄市から、西へけっこう町のはずれのほうへ向かいました。
鮭川村ということで、やはりひなびた雰囲気がありました。

宿近くの公共浴場。
ここら辺に宿も含めた大きな駐車場がありますので、
そこに止めました。

入り口です。歴史を感じる建物でした。
中にはワンちゃんがおり、ずっと寝ていました。
結構なお歳だそうです。

お部屋はこんな感じだったかな。
(すんません、撮ってませんでした・・)
温かみのある和室でした。

部屋内には手書きのかわいらしいおけがありました。
「にゃ」という言葉はおそらく方言で、
宿の方も語尾に「にゃ」をつけており、
なんとなく癒されましたね。
部屋には冷暖房、テレビ、冷蔵庫などが完備されておりました。
温泉
いよいよ、待ちに待った?温泉です。
浴槽は、男女1つずつで、時間帯により交代制です。

まずは大きいほうの浴槽から。
昔ながらの雰囲気が出ております。
こちらの左側にもう一つの浴槽があるのですが、
実はつながっております。
そして奥のほうに見える湯口なのですが、これがすごい。

どーん!!
なんとこれ、湯口から出た「湯の花」。
なんということでしょう、
袋がパンパンになっております(笑
こんな光景は私も初体験でした。恐ろしい湯の花の量なのでしょうね。
この袋に触ってみると、ローションのようにトロトロなのです。
すごいです、温泉のトロトロ具合を証明していますね。

ちなみに翌日見た湯口。
夜中か早朝に交換したのでしょうか。
新しくなっておりました。
毎回こんなでっかい袋に入れてもパンパンになってしまうのだから恐ろしい・・。
そして肝心の温泉は、やはりヌルヌルトロトロ。
たぶん今までで一番ぐらいのトロトロ具合でした。
そして油のようなモール臭も漂います。
最高です。体がツルツルになりますね。
温度は40℃ぐらいだったかな、最初はちょっと熱く感じますが、
徐々に慣れてきます。
しかしやはり全体的にヌルっとした特徴的な温泉でした。

ちなみにこっちがもう一つの浴槽。
こっちは小さめですね。
しかし右側としたがつながっています。
確かこっちには湯口がなかったと思いますので、
つなげる必要があるのかなと思います。
元々は一つしかなかったのかな。それに敷居を作ったような作りでした。
食事
続いては食事です。まずは夕食から。

なかなかおしゃれな料理で、味も良かったです。
左上のステーキなんかは特に美味。
量も個人的にはちょうどよかった。
(大食漢の方には物足りないかもしれませんが・・)
おそらく料理のプランもいくつかあると思うので、
その人に合ったプランを選べるのではないかと思います。

鰻寿司?のようなやつ。(説明へたくそ 笑)
これがなかなかの美味でした。

これなんだったけか・・すみません、詳細を忘れました(汗
あとはやはり米どころの山形県ですから、
御飯がおいしかったですね。
米がうまけりゃ箸も進みます。
続いて朝食です。

こりゃまたまとまってておしゃれな見た目です。
定番の温泉卵もありますし、納豆もありました。
味もそつなくおいしかったです。
まとめ
羽根沢温泉「松葉荘」いかがだったでしょうか。
山形の温泉の中でも、正直メジャーな所ではありませんが、
温泉の質は超ド級です。
何よりお肌がツルツルになるようなトロトロの温泉。
これは一度体験してみてほしいですね。
あれを体験して、マジで
「羽根沢温泉美容ローション」
みたいなものが商品化できるんじゃないかなと思いました。
化粧品会社の方、検討してみてください。
宿の方もコロナの影響ももちろんあって苦しい経営をされていると思います。
特に小さな温泉街ですから、
何か強みが欲しいと思うのです。
羽根沢温泉はそんな最高の美容温泉として、
新たな強み、PRができればもっと知名度も上がると思いますし、
より羽根沢温泉が活気づくのではないかなと思います。
美容について新たなビジネスを求めている方、
もしいればぜひ一度体験してほしいと思います。
あわよくば天然の温泉から素晴らしい成分を抽出して、
商品など生み出せたら素晴らしいと思います。
(すげー人頼みですがね 笑)
それ以外にも肌を気にされている方など、
温泉に浸かって最高の美肌を手に入れてください!