こんにちは!euです。
2025年の1月に訪れた島根県の温泉旅。
今回は小屋原温泉(こやはらおんせん)の「熊谷旅館」です。
小屋原温泉は三瓶北西側の麓に元文年間(1736~40)に湧き出したといわれる温泉で、源泉は建物直下の完全非加熱源泉で炭酸ガスの泡付が抜群な家族風呂。
ひっそりとたたずむ温泉宿ですが、この温泉がまぁ素晴らしすぎて・・。
今まで10年以上いろいろな温泉に入ってきましたが、ベスト3に入るかもしれないです。
なんといってもえぐい量の泡が体につく炭酸泉。
そして人間が一番気持ちいと思えるようなぬるい温度。
さらにそして貸切で入れるという贅沢感。
こんな条件の温泉はなかなかお目にかかれないです。
温泉好きであれば人生に一度は入らなくてはならないでしょう。(大げさか)
そんな天国のような温泉を満喫してまいりました。
小屋原温泉 熊谷旅館
住所 | 〒699-4633 島根県邑智郡美郷町湯抱315−3 |
TEL | 0855751250 |
料金 | 800円(50分) |
営業時間 | 要確認 |
公式HP | 小屋原温泉 熊谷旅館 | しまね観光ナビ (しまね観光ナビより) |
■温泉データ
源泉名 | 小屋原温泉 |
泉質 | ナトリウム-塩化物泉 低張性弱酸性温泉 |
源泉温度 | 源泉: 37.8℃ |
pH値 | 6.22 |
色 | 黄色 |
におい | 鉄臭 |
(温泉分析書より)+主観
宿について
こちらの宿は島根県太田市に位置します。
例によって?三瓶山のふもとにある温泉。
しかし三瓶山というのは本当に素晴らしい温泉を生み出してくれてます。
いくつこの周辺に最高な温泉が点在しているか・・・。
そしてどれも黄色、茶色っぽいんですよね。そしてぬるい。本当最高です。
さて、ひっそり佇むこちらの熊谷旅館、看板とか旗がないのでかなりわかりづらかったです。
道中は道に迷わぬようお気を付けください。

ご覧のように道を下って降りたところにこのような駐車場が。
まだ雪が残ってましたね。

近くに温泉宿はなくて一軒宿になってます。ひっそり佇んでますね。

近くには川も流れております。
三瓶山周辺の温泉は川の近くに湧いてるところが多い印象ですね。

印象的な看板もなんかオシャレです。
温泉[貸切]
それでは温泉に参りましょう。
温泉は貸切で50分入ることができます。
浴槽はいくつかあるのですが、なんといっても美しいビジュアルの浴槽がこちら。

うほっ。見てくださいこのフォルム。
完璧すぎやしませんかね。

正面から。もう美しすぎてフォトグラファーのように撮ってましたね(笑

拡大しちゃいます(笑
小さ目の浴槽なんですけど、どうやったらこんな丸っこいものになるのか。
まさに自然の造形美ですね。
このオーバーフロー具合も最高なんすよ。
湯口から出る波紋が広がっていくのが写真からも伝わるでしょう?
そして左から差し込む陽射しがさらに芸術的な色合いを映し出しますわ。
いやぁ、見る芸術です。
黄金の湯のように見えてきますね。

ちょっと戻りますが、浴槽はご覧のようにいくつかのお部屋に分かれてます。
空いていれば好きなところを選べるのがいい。

脱衣所も簡素的なものですが、もはや十分でしょう。

体を洗う石鹸とシャンプーは一応あります。
ただシャワーがないので髪を洗うのは大変かも。

色がえらいことになってる蛇口。そしてその下には流れるような湯口が。
美しいなぁ。

浴槽内には無数の湯の花。
日に当たって金色のように輝いており、これも美しすぎましたね。
もうテンション爆上がりでしたわ(笑

壁もご覧のように長年かけて形成されたであろう析出物が。ビューティフル。
温泉に入ってみると、うむ、ぬるい。
37℃ほどの源泉がそのまま注がれていて、最高の温度に仕上がってました。
いやぁ、何もいじらないでこのぐらいの温度ってなかなかないんですよ。
これはゆっくりかけてじわじわ体があったまっていく温度なので、ストレス一切なしです。
もう言葉にならなかったですね。気持ちよすぎて。
人間の人肌より気持ちあったかいぐらいが水温的には一番いいんだろうなと思います。
そして入っていると異変に気付きます。

うほ、泡がやべぇ!
これはびっくりしましたね。炭酸泉とは聞いてたが、まさかここまでとは・・。
一つ一つの泡がまぁでかいんですわ。
ふつうこんな付きます?!えぐいっすよね(笑
通常泡付きといってももうちょっと細かいのが一般的だと思うんですけど、これは奇跡のサイズ。
温泉に包まれているような感覚で本当に幸せでしたね。
貸切なのでひたすら人目も気にせずだらしない格好で入り続けられますし。
いやぁ、思い出しただけでヘブン状態です。
このぐらいの温度はほぼほぼ入りっぱなしでもストレスがないんですよね。
ぬる湯好きとしては最上級の温泉には間違いないです。殿堂入りですね。
それだけに時間が過ぎるのが早すぎました・・・・。50分じゃ足りなかったなぁ。
名残惜しくもその温泉を後にしたのでした。
ちなみに、

ほかの浴槽はこんな感じ。

サイズ的にはこっちのが大きいかもしれないです。

同じ温泉なので気持ちよさでいえば同じでしょう。
しかしあの小さい浴槽がやっぱり好きですね。
以上、小屋原温泉「熊谷旅館」でございました。
いやぁ、ここは本当に天国のような温泉です。
貸切、炭酸泉、ぬる湯、そして美しい浴槽。
温泉好き、ぬる湯好きは必ず行ってほしいところです。
温泉の気持ちよさ、醍醐味を味わえると思います。