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栃木県 奥日光湯元温泉 「奥日光小西ホテル」宿泊 ~150年の歴史あるホテルで硫黄泉を堪能~

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こんちは!euでございやす。

今回は栃木県の奥日光に佇む奥日光湯元温泉 「奥日光小西ホテル」のご紹介です。

日光といえば、東照宮、男体山や中禅寺湖などが有名かもですが、奥日光湯元温泉はそのさらに奥にある温泉地。

そこに位置するこちらのホテルは下記のように、150年という長い歴史があるそうです。

その発生は約150年前、小西喜一郎が日光東照宮を造るために漆塗りの職人しとて日光に在住し、その邸宅に侍などを泊めているうちにいつしか宿屋になったと聞いております。

昭和30年代、4代目会長小西喜雄が有限会社として小西旅館の営業開始いたしました。

JR日光前に小西支店は今もあり、おみやげ屋・売店として今も営業を行っております。

現在の奥日光小西ホテルは1976年(昭和51年)6月に新築し、株式会社奥日光小西ホテルとなりました。

奥日光小西ホテル【公式】HPより

その歴史ある立派な建物、館内、お部屋も魅力の一つ

そして湯元温泉はバリバリの硫黄泉で、濃ゆい硫黄臭とにごり湯を満喫できます。

そんな魅力あふれるホテルをご紹介していきます。

奥日光湯元温泉 奥日光小西ホテル

住所〒321-1662 栃木県日光市湯元2549−5
TEL0288622416
日帰り大人1,100円・子供800円 
営業時間◆GW~11末までの利用可能時間
7:00~10:00(最終入場 9:00), 
13:00~17:00(最終入場 16:30)
◆12月~GW前までの利用可能時間
7:00~10:00(最終入場 9:00)
13:00~21:00(最終入場 20:00)
公式HP奥日光小西ホテル【公式】源泉かけ流し温泉と創作会席自慢の宿

■温泉データ

源泉名日光湯元温泉
(源泉名 奥日光開発1~7号森林管理署源泉混合泉)
泉質含硫黄-カルシウム·ナトリウム-硫酸塩·炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
源泉温度74.6℃
湧出量338L/min (掘さく自噴および動力楊湯 )
pH値6.8
灰白色に混濁
におい弱硫化水素臭

(温泉分析書より)

奥日光湯元温泉 奥日光小西ホテル 宿泊記録

宿について

冒頭でもお伝えしましたが、奥日光湯元温泉は日光市の中でも山奥の方に位置します。

日光東照宮を超えて、男体山、中禅寺湖、さらに戦場ヶ原を超えた先にあります。

チェックインまではこれらの観光名所が多くある日光、ぜひ観光もしてもらえればと思います。

また湯元には温泉寺と呼ばれる珍しいお寺があります。

お寺の中に温泉があり、入ることができるというものです。

温泉寺 | 日光山 輪王寺 オフィシャルサイト

興味がありましたら、上記のサイトからご確認下さい。

到着したホテルがこちら。

訪れたのが2月なので、かなり雪が残ってました。

館内はご覧のように洋風でオシャレな作り。

以前とても栄えたのが分かる豪華さです。

コーヒーもいただくことができます。(私はあんまコーヒー得意じゃないので飲んでないですが・・)

お部屋への廊下も重厚感あふれてました。流石由緒正しいホテルです。

座る場所もこじゃれてますね。

それではお部屋を見てみましょう。

今回選んだのが和洋室。かなり広い部屋で開放感たっぷりです。

ベッドもふかふか。ベッドはホテルによってもまちまちなので、ぐっすり眠れるベッドはうれしいのです。

しっかりくつろげる畳の間。日本人はやはり畳です。

窓からの景色。木々が見えます。

そして下の方には大浴場と露天風呂?が見下ろせました。

浴衣がこちら。

十分なサイズのテレビ。

洗面所にはアメニティがいくつか用意されてました。

浴槽にボディーソープなどがあるので必要ないんですが、親切設計ですね。

部屋にトイレがついてます、ウォシュレット付き。

また写真はないですが冷蔵庫、エアコンなども完備されてました。

和菓子はせんべいが置いてありました。有名なやつなのかな?

温泉について

温泉は大浴場と露天風呂の2か所が男女別で用意されています。

脱衣所はこんな感じ。(人がたくさん利用したのかちょっと散らかってますね 笑)

日帰りの人も訪れますし、たくさん宿泊客も収容できるので大きい作りです。

内湯

まずは内湯から。

なかなか大きい浴槽でした。

寒い季節だったので湯気がすごかったです。

お湯と水の蛇口がついてました。

温度が結構熱めだったので水がかなりありがたい存在。

ここら辺に入って水を流しまくってまったりしてました(笑

利用する人が多いと好みの温度って異なるので、水の入れ具合って難しいですよね。

個人的にはぬる湯大好き人間なので、ドバドバ水を入れたいタイプなんですが、そうもいかないですもんね。

温泉はまごうことなき硫黄泉

緑っぽいのと白っぽいのが混ざったような色味なのがその濃さを物語りますね。

ただ、ph的には6.8らしいのでそこまで酸性が強いわけじゃないですね。

たしかにそこまで肌へのピリピリ感は強くなかった気がします。

湯口はこちらから出てました。

白い析出物がしっかり付着してました。濃ゆい証拠ですね。

洗い場はそんな多くなかったかな。

ボディソープなどは流石に良いものを使ってました。POLAのやつっていい宿じゃないと置いてない印象ですね。素晴らしいです。

露天風呂

続いては露天風呂。個人的にお勧めなのはこっちですかね。

じゃーん!ご覧のように岩に囲まれていますので、上から見られる心配もなかったです。

岩の隙間からお湯が湧いてました。広い範囲で白っぽくなってますね。流石の硫黄泉です。

岩を伝って静かにお湯へ流れてきます。

つららが鍾乳洞みたいに上から地面までつながってました。芸術的~。

こっちの露天風呂は外気の寒さもあってかぬるめでした。

日光の大自然の空気を感じながら長く入ることができるのが何よりの至福。

硫黄の香りが漂う中ただひたすらお湯に身を任せます。

この時間が温泉の醍醐味ですよね。冷たい空気と温かい温泉がまたいいんだ

ちなみに温泉は24時間入れるので、ご覧のように夜の露天風呂なんかも楽しめます。

夜はさらに静かで人もあんまり入ってこないので、時を忘れて温泉を満喫できますね。

ちなみに入浴後はこのようにお水もすぐ飲めるのがありがたいです。

また、今回は利用しなかったですが貸切露天風呂もあるそうです。

温泉|奥日光湯元温泉 奥日光小西ホテル【公式サイト】より

【ご宿泊の場合】
1枠45分 3,000円 (税込)

人を気にせずゆっくり楽しみたい場合はこちらもよさそうですね。

料理について

夕食は別な会場にていただきます。

こんな感じです。広々としてましたね。

お品書きがこちら。由緒あるホテルらしくしっかりしたメニューでした。

お造りはやわらかくて新鮮なもの。

白子豆腐。小物が一品一品出てくるのがいいホテルっぽくていいですね。

霜降りあふれる牛肉。

こちらで使用するのはA5ランクのとちぎ和牛だそうです。こだわり感じますね。

天ぷらも揚げたてのホッカホカをいただけます。

リンゴの天ぷらが意外でしたが、なかなか美味でした。

ニジマスの塩焼き。

お料理|奥日光湯元温泉 奥日光小西ホテル【公式サイト】より

いろりでじっくり焼いたものを出してもらえるようです。

こちらもホッカホカでしたね。

和牛を使ったデミグラスシチュー。

これが個人的な一押しでした!

ホロホロになった和牛と濃厚なデミグラスソースがめちゃくちゃ合うのです。

寒い冬にあったまる極上メニューでしたね。

ぜひこちらに来たらご賞味いただきたい一品です。

せっかくなので日本酒もいただきました。「貴婦人」。

宿では主にビールと日本酒をいただくのですが、こちらの日本酒はフルーティで飲みやすかったですよ。

最後のご飯とみそ汁。牛肉やてんぷらなど、おかずには事欠きませんでしたね。

最後のデザートまで手を抜きません。

リンゴシャーベットは優しい甘さでお口がすっきりする最後にふさわしいデザートでした。

ちなみに料理担当の方と仕事についての話をしたのですが、しっかり後輩を育てていることについて非常に感心してました。

お客さんへの気遣いがホテルのスタッフに求められるスキルの一つなんでしょうけど、そういった細やかさを後輩へきちんと指導しているようでした。こういったホテルは働く人の接客一つで評判が変わってしまうと思うので、ほんと尊敬します。

今後も無理なく頑張ってほしいですね。

続いては朝食です。

大きなお皿にいくつも料理が用意されているスタイル。

色々な料理を楽しめるのがいいですね。

お味噌汁は鍋のようなものに入っておりあったかいまま最後までいただけました。

朝の寒い時間にはありがたかったです。

以上、奥日光湯元温泉 「奥日光小西ホテル」でした!

奥日光でしか味わえない濃厚な硫黄泉

そして150年という長い歴史を誇るホテル

高級感のある館内、お部屋。

その雰囲気、景観も含めて素晴らしいホテルでした。

トータルで満足度の高いホテル、ぜひ訪れてみてください!