こんにちは、euです。
今回は栃木県那須塩原市の温泉「塩原湯元温泉」について。
栃木県那須塩原市にある塩原温泉郷の中でも最も歴史のある温泉地で、塩原温泉の発祥の地と言われています。
古くは「元湯千軒」と呼ばれ栄えた時代もあり、現在では3軒の温泉旅館が残っています。
その現存する3件の温泉が
大出館、元泉館、そして今回紹介する「ゑびすや」です。
こちらは塩原最古の湯と呼ばれる「梶原の湯」と「弘法の湯」の2つの源泉を持つ宿で、混浴で入れる歴史ある温泉です。
そして猫がたくさん暮らす猫好きにも魅力ある宿です。
塩原元湯温泉「ゑびすや」
住所 | 〒329-2922 栃木県那須塩原市湯本塩原153 |
TEL | 0287323221 |
日帰り入浴 | 【10:30~14:00(最終受付13:30)】 大人1000円/小人500円 (日曜日のみ) 大人500円/小人300円 【15:00~】 大人1000円/小人500円 |
営業時間 | 上記の通り |
インスタグラム | 塩原元湯温泉 ゑびすや(栃木県 塩原温泉)(@ebisuya_onsen) |
宿について
宿は国道400号沿いから「元湯温泉口バスターミナル」付近を曲がり山道を進んだところにあります。
結構わかりにくいと思うのでご注意です。
そこからひたすら上へ行くと見えてきます。

こちらですね。ちなみにさらに奥へ行くと「元泉館」の方になります。

中へ入るとさっそく猫ちゃんがお目見え。


かわいらしい三匹の猫ちゃんがくつろいでいました。
温泉宿に猫がいるとなんか癒されますね、温泉とともに。
中には苦手な人もいるでしょうけど、とても愛らしい猫で噛みついたりしないので大丈夫かと思います。

浴室の途中にあった洗面所。だいぶ年季が入ってました。
こんなところにも歴史を感じる面影があるとは‥。

温泉は地下の階段を下っていきます。

ご覧のように飲泉所もありました。梶原の湯は胃腸にも良いそう。

男性と女性で別々の脱衣所があります。

脱衣所は狭めですが、服を入れるためのかごがたくさんありました。
温泉について
温泉は男性の浴室(混浴)と女性用の浴室があるようです。

そしてこちらが男性の浴槽兼混浴風呂。二つの浴槽がお目見えです。
左が「梶原の湯」、右が「弘法の湯」です。

梶原の湯は源泉40℃ほどの比較的ぬるめの温泉。
と聞いていたんですが、なぜか結構熱めでした(笑
温泉は生き物ですからそこら辺は日によって変わるんでしょうね。

ご覧のような看板もありました。塩原最古の温泉って聞くとなんかロマンがありますね。

そしてこちらの大きめな浴槽は「弘法の湯」。
女性用の浴槽もこちらが源泉のようです。なので女性が梶原の湯に入るにはこの浴室に来ないといけないのが大変ですね・・。

そしてこちらは間欠泉でたまに温泉が吹き出してきます。

こちらの筒から・・・

わかりづらいですけど、下にピューと出ているのが分かりますかね?
これが数分おきにやってきます。
析出物が筒の周りについており、成分の濃さを感じました。
そしてこっちの源泉は52℃ほどなのですが、温泉は梶原の湯より気持ちぬるかったです。
心地よく入ることができました。
どちらの温泉も硫黄の香りが漂う濁り湯でした。
異なる源泉を楽しめるのが魅力でしたね。

洗い場は二か所ほど。ちょっと少なめです。

アメニティは結構充実しており、いくつかの種類を使用できました。
こういった気づかいはうれしいですね。
ちなみに温泉のデータはこちら↓
●梶原の湯
源泉名 | 梶原の湯 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩·塩化物温泉 (硫化水素型) (中性低張性温泉) |
源泉温度 | 40.8℃ |
湧出量 | 17.4 L/min (動力揚湯) |
pH値 | 6.5 |
色 | 無色澄明 |
味・におい | 塩味·苦味·強硫化水素臭を有する |
●弘法の湯
源泉名 | 弘法の湯 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム-塩化物·炭酸水素塩温泉 (硫化水素型) (中性低張性高温泉) |
源泉温度 | 52.8℃ |
湧出量 | 14.6 L/min {(掘さく自噴)→間欠泉} |
pH値 | 6.9 |
色 | 灰白色に混濁 |
味・におい | 塩味·苦味·強硫化水素臭を有する |
(温泉分析書より)
以上、塩原元湯温泉「ゑびすや」でした!
塩原温泉最古の湯である温泉を味わえるのはとてもロマンのあることです。
そういった温泉を継続して守ってくださることに感謝したいですね。
そしてそんな宿に癒しである猫ちゃんたちもいるので温泉以外にも楽しめます。
塩原最古の温泉をぜひ堪能しに来てみてください。