日帰り茨城県関東ぬる湯

茨城県 横川温泉 「巴屋旅館」日帰り入浴 ~茅葺き屋根の宿・アルカリ性のぬる湯~

こんにちは、いい湯を求めて三千里・・euです。

突然ですが、茨城県にある温泉地って何が思い浮かぶでしょうか?

私自身も正直茨城県に温泉のイメージはなかったですし、茨城県も温泉は売りにしてないと思います。(北関東の栃木、群馬はいい温泉地がたくさんありますしね)

そんな温泉のなさそうな茨城県で貴重な温泉のある施設が常陸太田市折橋町ある横川温泉

今回はその一角「巴屋旅館」についてです。

このあたりは鉱泉、いわゆる冷たい温泉が多いようでいくつか温泉施設が見られます。

ここの温泉はpH10を超えるアルカリ性。お肌にも良い魅力ある温泉を紹介します。

横川温泉 「巴屋旅館」

住所〒311-0506
茨城県常陸太田市折橋町1408
TEL0294823330
日帰り入浴600円
営業時間9:30~20:00
公式HP横川温泉 湯元巴屋旅館 (ともえやりょかん) 
(常陸太田市観光物産協会)

■温泉データ

源泉名横川鉱泉
泉質単純硫黄冷鉱泉
(低張性-アルカリ性-冷鉱泉)
源泉温度12.9℃
湧出量測定不可(自然湧出)
pH値10.1
無色澄明
味・におい無味・弱硫化水素臭

(温泉分析書より)

温泉宿は茨城県、常陸太田市折橋町というところにあります。

このあたりは自然豊かなところで滝なども多くあるようです。

ちなみに宿周辺は他の施設もあったりして、駐車場所が分かりにくくなおかつ狭いので、車で行く際はお気を付けください。

つきました、茅葺の屋根が印象的。

「巴屋旅館」は、およそ130年の歴史と伝統を誇る温泉旅館。この茅葺屋根も当時からあるものなのでしょうかね。ずっと続いてほしいものです。

ちょっと引っ込み思案な猫もいました。

温泉は茅葺屋根とは違う隣の建物内にありました。

昭和33年の古い温泉分析書。西暦でいうと1958年ですから半世紀以上前のもの。歴史感じますね。

宿泊者との記載がありますが、現在宿泊はやっていないようです。

脱衣所はシンプルな作り。

そしてメインの浴槽がこちら。小さめのシンプルなタイプです。

洗い場はシャワーと蛇口タイプの2種類。

ボディソープ、リンスインシャンプーのアメニティがありました。

源泉がこちらからちょろちょろ出てました。量の調節はできなかったです。

おそらく源泉の量はそこまで多くはないのでしょうかね。無駄にしないよう、注意書きがされておりました。

温泉はぬるめでとろみのある温泉。38℃ほどだったでしょうか、ぬる湯好きとしてはありがたい。

元々鉱泉で12℃ぐらいなので、加温はしていると思いますがぬるめでいいですねぇ。

源泉の量が少ないので新鮮さでいうと少し弱いかもしれないですが、ゆっくり入れる癒しの湯でした。

無色透明の、ほんのり硫黄のような香りがしたかな。

こんなところに良質な温泉があるとは、日本は広いものです。

以上、横川温泉 「巴屋旅館」でした!

改めて、茨城県に温泉のイメージがなかったのですが、鉱泉であれば結構ありそうなのは納得でした。

この宿以外にも近くに2軒ほど宿があるようです。

貴重な強アルカリ性の鉱泉とこれまた貴重な茅葺屋根のある、歴史ある温泉。

暑くなる季節でも気持ちよく入れると思いますよ。