こんにちは、euです。
8月に訪れた新潟県。暑い夏にはぬる湯に入るのが何よりの至福。
新潟県はいくつかぬる湯の名湯がありますが、今回はその中の一つ「貝掛温泉」についての紹介です。
公式HPを引用させていただくと
鎌倉時代700年の歴史。
目の温泉として伝わる神秘の源泉。その昔、巡礼の白雲禅師により開湯されたと言われ、
戦国時代は上杉謙信公将兵の隠れ湯として、
江戸時代からは『目の温泉』として遠路より数多き人々が訪れる。
ということで700年という長い歴史を誇る宿。
そして江戸時代より日本に3つの「目の温泉」として知られる温泉だそう。(昭和初期までは、「貝掛の目薬」も生産され、一般に販売されていたようです)
そんなこちらの温泉は源泉36℃。暑い季節でも気持ちよく入れるぬる湯の名所です。
貝掛温泉
住所 | 〒949-6211 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686 |
TEL | 0257889911 |
日帰り入浴 | 大人:1200円 小学生以下:600円 |
営業時間 | 入館11時〜14時受付終了(15時ご退館) |
公式HP | 目の温泉 奥湯沢 貝掛温泉【公式】 |
■温泉データ
源泉名 | 貝掛温泉 |
泉質 | ナトリウム·カルシウムー塩化物温泉 (低張性弱アルカリ性温泉) |
源泉温度 | 36.1 ℃ |
湧出量 | 342 L/min(自然湧出) |
pH値 | 7.5 |
色 | 無色澄明 |
味・におい | 無臭であり、微塩味を有する |
(温泉分析書より)
宿について
宿は新潟県湯沢町、近くには苗場山や谷川岳など山々に囲まれたふもとにあります。

温泉宿の手前には車一台しか通れないほどの狭い橋があり、注意が必要です。

到着です。秘湯を守る会の宿でもありますね。

右手にはきれいな川が流れております。川沿いに湧く温泉ってぬる湯が多い印象です。
川あるところに温泉アリですね。

鯉が放たれた池もありました。どうやら温泉を使ってるような雰囲気でしたが、どうなんでしょ?

ロビーには日本酒の数々が。米どころはいいお酒も造れますもんね。

浴槽までの廊下。こちらも雰囲気ありますね。
温泉について
温泉は大浴場と大露天風呂が存在します。
どちらもぬる湯と加温したものがあり、交互浴も楽しめます。

日帰り客も多いのか、脱衣所もかなり大きな作り。

洗面所もきれいでしたね。
大浴場

大浴場は二つの浴槽。左手が源泉のぬるめ、右手が加温したほうです。
(お客さんが入っていたのを消してるのでちょっと変なところがあります、ご容赦ください)

かけ湯もありました。

洗い場は4か所ほどかな。人が多いと使えないこともあるかもですね。

アメニティはKOSEのいいやつを使ってました。流石です。
そしてやはり源泉36℃の温泉は最高。
源泉の内湯に延々と入っていて眠りこけてる人がいましたが、その気持ちもわかります。
絶妙な温度で、ずっと入っていられるんですもの。副交感神経が切り替わり、眠ってしまうのもうなずけます。
露天風呂
続いては露天風呂。こちらもかなりの広さになってます。

https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/article/002905.htmlより引用
かなり広いので一枚では全部収まりきらないほどです。
画像左手には観音様が祭ってありました。
露天風呂も内湯同様の36~37℃ぐらいだったかな。緑豊かな開放的な空気と景色にいつまでも入っていたくなるものでした。
が、ちょうど夏の季節なのでアブが大量に宙を舞ってまして・・・なかなかのストレスでしたね(笑
人も多かったので奴らもここぞとばかりに狙っていたのかもしれません。
たまにトンボが監視に来てくれてましたけどね。

画像の右手には加温されたご覧のような浴槽が広がってました。
こっちは人がいませんでしたが、やっぱりみんなぬるいほうに行きますよね。
ちょうど真夏はアブがいるので、ちょっとずらした季節だとなお最高かも。
以上、「貝掛温泉」でした。
やっぱりぬるい温泉はいいです。熱い温泉と違って長く浸かれますし、心もリラックスできます。
現代人こそぬる湯という癒しの温泉に浸かって、ストレスを解消したらいいのに・・・と強く思います。
一般的にはぬるい温泉というのもあまり知られてないし気持ちよいものだと認識されていないのでしょうけど、今後さらにぬるい温泉が注目されることを願って・・。
そんな絶妙なぬる湯の貝掛温泉、1200円と少々割高な値段ではありますが、温泉は間違いなく素晴らしいものでした。
願わくば、一度泊まってみたいですね。あのぬる湯を一日中満喫したいものです。