青森県「山田温泉旅館」宿泊|客室風呂の極上モール泉&看板猫と泊まる癒し体験

温泉大国の一つである青森県。青森県民の方々は温泉好きが多いといった話も聞きます。

そんな青森県の中で向かったのは津軽地方

その地方には素晴らしいモール泉が多くあると聞き、8月のまだ暑い季節でしたが車を走らせたのでした。

訪れたのは「山田温泉旅館」。

山田温泉旅館はこんな宿

  • 客室風呂で源泉かけ流しの温泉がいつでも入れる
  • トロトロの貴重なモール泉を味わえる
  • 看板猫やおかみさんとのふれあいに癒される

客室風呂付のお部屋があり、お値段約1万円と破格の安さ!

リーズナブルな値段で良質な部屋風呂を味わいたい方は必見の宿です。

青森県「山田温泉旅館」

住所〒038-3503
青森県北津軽郡鶴田町鶴田小泉460−6
TEL0173226666
日帰り入浴不可
チェックイン
チェックアウト
15:00〜21:00
~10:00
クレジットカードの利用可能(JCB・VISA・マスター・AMEX・ダイナース)
公式HP(インスタグラム)山田温泉旅館(@yamada._.onsen)

看板猫との出会い

宿は五所川原市の少し手前、鶴田町の「陸奥鶴田駅」近くにあります。

五所川原といえば「吉幾三」の故郷。

このあたりで車を走らせたときには思わず吉幾三の曲を流しちゃいましたね。

・・・すみません、脱線しました(笑

そんな吉幾三の曲をかけながらテンションを上げていると

山田温泉旅館の外観

到着いたしました。

「ツル多はげます会」のマット

入り口には「ツル多はげます会」と書かれたマットが。何ともシュールだ・・。

山田温泉旅館の猫ちゃん

中に入ると猫ちゃんが。

山田温泉旅館の愛くるしい猫ちゃん

心を許してくれたのかリラックスしてました。癒されるねぇ。

山田温泉旅館のカメラ目線猫ちゃん

ずっと戯れていたかったですけど時間もなくなっちゃうんで先に行きます。ありがとうね。

「お部屋」温泉付きの快適和室

トイレ部屋付き
冷蔵庫共同(部屋外)
エアコンあり
Wi-Fiあり
テレビあり
タオル・浴衣あり
山田温泉旅館の宿泊部屋

今回のお部屋は客室風呂付。角部屋でした。

おふとんは用意されており、自分でひくスタイル。

部屋から見た外の景色

日当たりの良い開放的なお部屋です。

タオルやアメニティ

部屋用のタオル、アメニティも押し入れに入っておりました。

山田温泉旅館の客室風呂

左の扉を開けると、木造りの浴槽が!美しいです。

この温泉の詳細は後ほどたっぷりご紹介します。

小さめながらテレビもついてます。

エアコンも備え付け。暑い夏でも快適でした。

トイレも部屋付き。ありがたい仕様です。

また、部屋の外にはでっかい共同の冷蔵庫もありました。

暑い夏でもキンキンに冷えた飲み物が飲めます。

印象的なWi-Fiの図

Wi-Fiもついてます。今の時代は大体の宿にWi-Fiがついてる時代になりましたね。

逆にないのが珍しいぐらいです。これも時代の流れってやつなのでしょうか。利用者的にはありがたいですけどね。

しかしこちらにもツル多はげます会のなごり?があるとは(笑

よく考えたら「鶴田町」という名前からの発想なのかもしれないですね。おもろい。

使い放題のアメニティが充実

自由に使えるタオル

バスタオルなども自由に使えるようになってます。

こういった心遣いがとっても嬉しいです。タオルも清潔でしたしね。

またロビーにはご覧のようにたくさんのアメニティがありました。

これは女性なんかも嬉しいんじゃないですかね。これまた素敵な心遣いです。

シャンプーリンスは隣の透明なカップに必要な量を入れて使用できます。

冷たいお水

冷たい水も飲めるようにされてました、これまたありがたいですわ本当。

充実の自販機

ちなみに自販機も置いてあるので、飲み物には困ることはなさそうです。お酒もありますね。

ロビーの奥へ行くとオシャレな廊下とお部屋らしき入り口がいくつか。

温泉風呂付のお部屋はこの建屋とは別だったので、こっちは普通の客室なのかな。

上に描かれたねぶた?の絵もまた雰囲気あっていいですよね。

「温泉」pH8のトロトロモール泉

お待たせいたしました!いよいよ温泉に参りましょう。

温泉は男女別の内湯客室風呂の2か所があります。

以前は大浴場があったそうなんですが、現在老朽化により使用できないようです。

2025年6月現在、こちらの宿のインスタを見ると、「⚠️現在、大浴場改装中です🙇‍♂️」

とあるので、今後利用できるようになるのかもしれません。気長に待ちましょう。

今は工事中の大浴場(ニフティさんのHPより)

山田温泉 – 北津軽|ニフティ温泉より引用

ちなみに以前あった大浴場がこちらのようです。ニフティ温泉さんより引用させていただきました。

浴槽が二つあるので熱めとぬるめがあるのかな?これは是非とも復活してほしいですね。

源泉名小泉温泉
泉質ナトリウムー塩化物泉
(低張性弱アルカリ性高温泉)
源泉温度65.7℃
湧出量測定不能(動力揚湯)
pH値7.99
弱褐色透明
味・におい微弱木材臭・微弱塩味

開放感あふれる「内湯」

まずは現在使用できる内湯から。

「ゆ」の文字が書かれた暖簾

「ゆ」ののれんをくぐると行けます。

脱衣所

シンプルな脱衣所です。

山田温泉旅館の内湯

こちらがその内湯。浴槽としては結構小さめの作りです。

洗い場は3か所、スペースが広いのでノンストレスです。

でっかい木の柱がインパクトあります。

モールの香り漂う温泉

黄色っぽい色味、そしてあふれるモール臭、まさにモール泉のスタンダード。

トロトロ温泉があふれておりました。

温度はちょっと熱め。42℃ぐらいだったかな。

ぬる湯好きの私としては、ちょっと熱く感じました。

そんなときのために水を投入できる蛇口が用意されています。助かるぅ。

しかしいい温泉です、トロトロで体がツルツルになるような感覚です。

pHも8ほどあるので、お肌にも優しい

水を投入するのは邪道かもしれませんが、気持ちよければいいじゃない。なるべく長く入ってにおいとか肌触りとかを感じたいんですよね。

平日だったので窓の遠くからは学校の様子も見えました。

みんな学校、会社に行っている間に温泉に入る。贅沢な気分でしたね。平日の醍醐味です。

木造りがこだわりの「客室風呂」

内湯もいいですが、部屋にも温泉があるのでいつでも入れます。なんという贅沢・・。

お部屋から客室風呂は目と鼻の先

部屋の左側が温泉、隣がお部屋という目と鼻の先にあるんですよ。

いつでも飛び込めちゃうというね(笑

客室風呂のシャワー

シャワーもあるのでここで髪など洗ってもいいでしょう。

木造りの浴槽

木造りの浴槽、木の色が白っぽいからそんなに長年あったわけではないのかな?

源泉と水が出る蛇口

確か奥の方が温泉かな。これもけっこう熱いので水でいい感じに調節しました。

特に貸切で入れるお風呂は自分の好みに合わせてもなんも言われないのがストレスフリーです。

これで38℃ぐらいに設定してひたすら入ってました。

夏なのもあってぬるめが一番気持ちいいんですよ。ひたすら入ってましたね。

そして冷たい飲み物を飲んで部屋で横になって・・・・天国ですわこれは。

人間たまにはだらけた時間も必要ですね。

温泉好きな人にはたまらないと思います。

「料理」家庭的でほっこりするメニュー

大きな会場の食事処

食事は夕食、朝食ともに同じ場所でいただきます。

大きな宴会場のようなところですね。

体育館のような食事処

こちらの宿、インスタを見ると学校の部活など団体さんの利用が多いみたいですね。

そのため大きい宴会場のような会場が必要なのでしょう。

キンキンに冷えたビールの「夕食」

夕食メニュー全体

夕食はシンプルな料理ですが、家庭的でご飯が進むメニュー。

天ぷらもサクサクだったですし、焼き鮭もカリッとした焼き加減でした。

キムチ風味のお鍋だったかな。

これもご飯が進みましたね。

キンキンに冷えたジョッキ

ビールはキンキンに冷えたジョッキを用意してくれました。

キンキンに冷えてやがる・・

まさにこんな気持ちでうれしくなりました(笑

炊飯器にはたっぷりのご飯

ごはんは炊飯器からたっぷりととっていただきました。

この時におかみさんとお話をしたのですが、とてもチャーミングな方でしたね。

聞くとこちらに嫁いで来られて、最初の方は色々生活に慣れるのが大変でストレスだったとか。

宿の先代の方は結構おおざっぱで、物の整理とかがてきとうだったらしいんですが、それを片付けたりするのに苦労されたり、ほかにも色々あったそうです。

それでもポジティブに考え、宿を守ってくださってるのがとてもありがたいです。

言葉の端々からも前向きなことをおっしゃられて、若々しいのもきっと考え方とか前向きな気持ちがあるからなのだろうなと思いました。

常連さんにも愛されるキャラクターで、とても素敵でした。

おかみさんとのふれあいも宿の魅力の一つでしたね。

シンプルながらご飯が進む「朝食」

朝食全体

朝食はご覧の通り。

カリカリのウインナーや目玉焼き

これまたシンプルではありますが、ごはんがすすむおかずたちで個人的には大満足のメニューです。

カリカリのウインナーとか目玉焼きってやっぱりおいしいですよね!

鍋に入った味噌汁

お味噌汁も団体向け?のでっかい入れ物に入ってました。飲み放題ですね(笑

冷たい水も用意

冷たい水も用意されているのでこれまたありがたい。

朝はお茶しか用意していないところもけっこうあるんですけど、普通に水が飲みたいってこともしばしば。

夏は特に冷たい飲み物がうれしいものです。

「まとめ」1万円で客室風呂付は破格!

濃厚なモール泉をお部屋でいつでも入ることができ、好きなだけ温泉を楽しめる。

猫とのふれあい、おかみさんとのふれあい。

温泉にも猫にも人にも癒され、心からリラックスできた一日でした。

こんな人にオススメ

  • 客室風呂で人の目を気にせずゆっくり温泉に入りたい方
  • 猫好きでかわいい猫と触れ合いたい方
  • 1泊1万円でリーズナブルに温泉を楽しみたい方

来ればおもわずほっこりしちゃう、普段ストレスを抱えている方にはとてもおススメの宿です。

近くの客室風呂のある施設

また山田温泉旅館から15分ほど南に行くと、「板柳町ふるさとセンター」という施設があります。

こちらはコテージを貸し切って宿泊できるという素晴らしい施設。

詳しくはこちらをご覧ください。

素泊まり1人6000円というこちらもコスパ抜群の客室風呂付の施設です。

あわせて利用すれば最高の時間を過ごせると思います!