瀬波温泉「湯元 龍泉」宿泊|油臭香る極上とろみ湯と広大な野天風呂

記事内に広告が含まれております

新潟県村上市の海沿いに広がる瀬波温泉(せなみおんせん)。

その一画に建つ「湯元 龍泉」は、内湯・広大な野天風呂と、貸切風呂を擁する温泉宿です。

含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(pH8.7)という個性豊かな泉質は、ほんのり漂うオイリーな香りと、トロッとした浴感でパンチ十分。

また当時は目玉として掲げられていた本格中華料理も、当時は忘れられない体験でした。

湯元龍泉はこんな宿

  • 大きな野天風呂と開放感あふれる景観
  • 源泉かけ流しの貸切風呂あり
  • 含硫黄アルカリ性塩化物温泉のアブラ臭ととろみある泉質
  • 本格中華料理が食べられる(中国料理四川飯店は現在休業中)

日本海の眺めと個性あふれる源泉かけ流しが揃った、瀬波温泉を代表する一軒です。

(2022年訪問時の記事です)

新潟県 瀬波温泉 「野天風呂 湯元 龍泉」

住所〒958-0037
新潟県村上市瀬波温泉2丁目2番25号
電話番号0254-52-5251
日帰り入浴可 大人900円、小人500円
営業時間 9:00〜22:00(最終受付21:00)
チェックイン / チェックアウト15:00〜 / 〜10:00
クレジットカードの利用不可(現金のみ)
公式サイト【公式】野天風呂 湯元 龍泉|日帰り&宿泊温泉施設・新潟瀬波温泉

▼料金・空き状況はこちらから確認できます▼

周辺の環境と立地

湯元龍泉は、日本海に面した瀬波温泉街の一角に位置しています。

温泉街には「噴湯公園」の源泉スポットや海を望む足湯もあり、宿泊前後の散策も楽しめます。

村上市の中心部へも車で10〜15分ほどと、観光の拠点としても便利なロケーションです。

周辺でおすすめの観光スポット

笹川流れ(車で約30分) 奇岩・断崖・洞窟が続く新潟屈指の景勝地で、国の名勝・天然記念物に指定されています。遊覧船からカモメとともに荒々しい岩壁を眺める体験は格別で、晴れた日の日本海の青さは息をのむ美しさです。

村上城跡・城下町散策(車で約15分) 標高135mの臥牛山に築かれた村上城の跡地は、山頂まで登ると日本海と市街地を一望する絶景が広がります。城下町には風情ある町屋通りが残り、村上名物の鮭料理を味わえる「千年鮭 きっかわ」などの老舗も点在しています。

瀬波温泉海水浴場・夕日スポット(徒歩圏内) 温泉街のすぐ隣に広がる約1kmのロングビーチ。夕暮れ時に日本海へ沈む夕日は瀬波温泉の名物です。

入口はこちら、道路沿いに大きな看板があるので場所は分かりやすかったです。

玄関前には魚がつるされていました。

どうやら村上市などの伝統的な保存食である塩引鮭(しおびきざけ)のようですね。

サケの内臓を取り除き、塩をすり込んでから、頭を下にして吊るす「逆さ吊り」の形で干して作られる郷土料理だそうです。(なお今回の料理では出ませんでした)

日帰り利用が多そうな施設

館内には大きな休憩スペースなど設けられており、どうやら日帰りの方が多く利用する施設のようです。

冷たい水がいつでも飲めるようになっています。これは嬉しい。

脱衣所もかなりのロッカーの数。そして広い!やはり日帰り客が多いようですね。

「お部屋」設備がそろったシンプル和室

トイレ部屋付き
冷蔵庫あり
エアコンあり
Wi-Fiあり
テレビあり
タオル・浴衣あり

今回泊まったお部屋がこちら。スタンダードな和室になってます。

広さ的には十分でした。

ちなみにお布団を引く前はこんな感じ。

窓からは庭園を眺めることができます。

テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗面所が完備。

トイレも部屋付きできれいでした。

ゆっくりするのには十分な設備がそろっていました。

「温泉」油臭と弱アルカリで肌を包む個性派の湯

湯元龍泉には内湯・野天風呂・貸切風呂の3つの浴場があり、それぞれ異なる個性で楽しめます。

源泉は含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(pH8.7・弱アルカリ性)で、89.1℃の高温源泉が309L/minという豊富な湯量で自噴しています。なお加水しているようです。

特筆すべきは分析書にも記載された「微油臭」で、地層の有機物が溶け込んだことによるオイリーな香りがマニア心をくすぐります。

源泉名ラピス1号
泉質含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉
(低張性アルカリ性高温泉)
源泉温度89.1℃
湧出量309 L/min
pH値8.7
知覚的試験(色・におい・味)無色澄明、塩味、微油臭

複数ある浴槽の広大な「野天風呂」

日本海側最大級と謳われる広大な野天風呂には、複数の浴槽が用意されています。

開放感があり、天気のよい日には青空の下で入浴が可能。

一押しはこちらのジャグジー風呂で、露天風呂の中では比較的ぬるめで気持ちが良いです。

大きな岩風呂は屋根もついており、日差しが暑い日でも気にせず浸かれます。

そして奥の滝湯から流れる温泉が下の浴槽へ次々下っていく造り。さながら川のようです。

景観とダイナミックさはありましたが、塩素の香りが若干感じられ源泉そのものの個性はやや薄まる印象。

より温泉の特徴を感じたい場合は内湯と貸切風呂がおすすめです。

スペース広めな「大浴場」

大浴場はこちら。シンプルですがかなり広い内湯です。

さすが日帰りメインの施設だけあります。

湯口から源泉と加水が同時に供給されており、高温の源泉を適温に整えて提供されています。

この湯口付近で特に源泉を感じられます。

ほんのりと油の香りが漂い、少しとろみも感じられました。

加水しているおかげか温度も40~41℃ほどとちょうどよいです。

ちなみに余談ですが、湯口の湯に触ってたら地元のおじさんに「熱くないのか?」

と聞かれ水が出てるから大丈夫です。と伝えたところ

「なんで水が出てるんだ?」とご立腹気味で宿の人にも聞いてました。

加水しているのを知らなかったのでしょうか、宿の人もちょっと気の毒でしたね(笑

ちなみに洗い場はご覧のように十分な数。

一番濃厚な湯の「貸切風呂」

最後は宿泊するなら必ず利用したいの貸切風呂です。当時は30分という短い時間でした。

浴槽は小さいですがその分濃厚な温泉を堪能できます。

湯口からは十分な量が流れており、ここが一番オイリーな香りが濃く感じられ、ぬるっとした肌触りもはっきりと実感できます。

内湯や露天だとそこまで感じられなかったので、改めてパンチのある湯だと嬉しくなりました。

入浴後も体にほんのりと香りが残るほどの、温泉好きにはたまらない体験です。

「料理」本格的な中華料理が食べられる

宿の隣に中華料理店が併設されており、本格的な四川料理がコース形式で楽しめました。

温泉宿で中華料理がいただけるのはここならではの魅力でした。

※中国料理「四川飯店 村上」が営業していた時期の記録で、現在(2026年9月時点)は休業中のため、提供されていないようです

中華フルコースの「夕食」

利用時のお品書きです。中華のフルコースをいただけました。

まずは前菜、お酒が進みそうな3品。

炒め物はお肉とカシューナッツをメインにした料理。これも中華の定番です。

さすがの味付けで本格的なお味。

点心の盛り合わせは蒸し餃子とシュウマイ。ホクホクでした。

鴨のスモークサラダと水餃子で少し落ち着いた後は・・

四川料理の代表のマーボー豆腐。

辛いものが得意じゃないのであらかじめ控えめにしてもらったのですが、山椒のピリッとした強い辛さは十分に感じられました。

さっぱりとしたデザートもついており、フルコースを満喫。

休業中なのが惜しいと感じる素晴らしい料理でした。

薬味が珍しいおかゆの「朝食」

朝食はおかゆをメインとしたメニュー。

4つの薬味は中華ならではの珍しいものをいただけました。

ここにも中華料理らしさを感じられます。

鮭のホイル焼きもちょうどよい味付け。

最後は中華らしくないですがコーヒーも。

「まとめ」油臭の個性が光る瀬波の名湯

湯元龍泉はロケーションの広い野天風呂が宿の売りだと思いますが、内湯や貸切風呂で温泉の魅力をより感じることができました。

含硫黄アルカリ性塩化物泉の油臭とぬるっとした泉質はなかなか味わえない泉質です。

瀬波温泉は海沿いのロケーションが望める宿もあると思いますが、温泉好きにはこちらの個性的な湯を味わってほしいものです。

こんな人におすすめ

  • 油臭のパンチある個性的な温泉に浸かりたい方
  • 貸切風呂でプライベートに湯を味わいたい方
  • 開放感のある広大な野天風呂に入ってみたい方

特に温泉通にこそ味わってほしいその湯。その感触を、ぜひ湯舟で確かめてみてください。

▼予約はこちらから▼