こんにちは、青森県の旅、最後に寄った温泉をご紹介します。
板留温泉(いたどめおんせん)の「旅の宿 斎川」さんです。
板留温泉は青森県黒石市にある黒石温泉郷の中の一つです。
黒石温泉郷(くろいしおんせんきょう)は、青森県黒石市(旧国陸奥国)の奥座敷に位置する温泉の総称(温泉郷)である。
浅瀬石川沿いに長寿温泉、温湯温泉、落合温泉、板留温泉の4つが存在。前述の4温泉から山間部に離れた場所に青荷温泉がある。更に山奥に入った平川市の温川温泉までを温泉郷に含める場合もある。
(Wikipediaより)
青荷温泉なんかはランプの宿で、一切電気が通っていない宿として有名ですね。
今回入った板留温泉は、
その強い泉質ゆえに体がめちゃくちゃ温まり、
湯口などにたまる「析出物」がたくさん付着した良質な温泉でした。
板留温泉 旅の宿斎川
住所 | 〒036-0404 青森県黒石市板留宮下8−1 |
TEL | 0172-54-8308 |
料金 | 1000円(貸し切り) |
営業時間 | 不明(要確認) |
公式HP | ご案内 – 青森県黒石市板留温泉 ~旅の宿 斉川~ |
■温泉データ
源泉名 | 板留第3源泉 |
泉質 | カルシウム、ナトリウム、硫酸塩、塩化物泉 |
源泉温度 | 60.6℃(気温29.6℃) |
pH値 | 7.4 |
色 | 無色透明 |
におい | 微硫化水素臭 |
(温泉成分書より)
八甲田山から下りて板留温泉に向かいましたが、
温泉街周りは道が結構狭めです。
近くに「津軽こけし館」というところがあり、
川を挟んだところにあるので、目印として見るのもいいかもしませんね。

じゃらんより引用:https://www.jalan.net/yad312987/
宿はこんな感じで、車を宿の入り口わきに止めさせていただきました。
女将の方はとても穏やかで優しい方で、
日帰りにもかかわらず対応が素晴らしかったです。

中は大きなこけしが飾られていました。
やはりここはこけしが有名なようですね。
こけしと言えば個人的には宮城県の鳴子温泉郷のイメージがありましたが、
新たなイメージができそうです。
そして貸切風呂へ案内されます。
写真撮り忘れましたが、
脱衣所は美容室のようになっていて、
すげーおしゃれ。
なんでも娘さん(若女将)がニューヨークでも美容師をされていたそうで、
そのセンスはおりかみつきですね。
そして肝心の温泉は・・

青い陶器でできた浴槽!やっぱり色合いなんかもしゃれてますね。

湯口周りにはすさまじい白い塊。
析出物がとんでもないことになってますね。
一般的にこの析出物が多く付着している温泉は、
温泉に含まれる成分の濃度が高いといわれているようで、
要は良い温泉の基準にもなってるようです。
ただその分強烈に効くので、
あんまり長湯してるとのぼせたり、
場合によっては倒れちゃったりする可能性もあります。
実際に入ってみて、ちょっと熱めでしたが、
温泉が体にしみこむ感じがしましたね。
これは「効く温泉」だと。
源泉100%かけ流しだそうですので納得です。
湯口の隣に水が出る蛇口があるので、
温度調節はOK。
(鳥の蛇口でした 笑)
臭いはなく無味、透明な温泉です。
しかしかなり成分が濃いのか、
すぐにあったまってしまい長湯できなかったです。
それだけ強い温泉なのでしょう。

温泉の部屋の窓のインテリアもこだわりが伺えますね。

ボディソープやシャンプーも完備。
メーカーとかよくわかりませんが、
めちゃくちゃいい匂いがしました(笑
若女将が仕入れているのでしょうかね。
時間は明確には言われませんでしたが、
あんまり長居すると悪いので、
満喫して出ました。
(というか、あったまりすぎて長くいられなかった 汗)
風呂から出ても汗が全然ひかないんですよ。
宿を出てからも保温能力はぴか一でした。
また、こちらでは宿以外にも
美容室も経営しているようです。
若女将自らカットなどしてくれるようですので、
温泉、美容室と最高に満喫できそうですね。
以上、成分の濃い温泉をゆっくり満喫するには最高だと思いますので、
ぜひ利用してみてください!