こんにちは、ここ十年ぐらいで各地の温泉に行っており、
なかなかの数を回ってきました。
今後はそれらを紹介して、今後行きたい方の参考になればうれしいです。
今回は青森の名湯 「不老ふ死温泉」です。
もともと黄金色の湯が岩の割れ目より湧出していたのを、
昭和45年(1970年)にボーリングし自噴したとのことで、
比較的最近できた温泉のようですね。
ちなみに不老ふ死温泉の名前の由来は、
創始者の方が、「不老不死は私たち人間の願いである
黄金崎の温泉にひたり、いつまでも健康で長生きをしてほしい」
との願いから名づけられたものだそうです。
露天風呂はあの「ひょうたん風呂」で誰もが一度は入ってみたいと思うでしょう。
今回はその露天風呂も含めて満喫してまいりました。
黄金崎不老ふ死温泉
住所 | 〒038-2327 青森県西津軽郡深浦町舮作下清滝15−1 |
TEL | 0173-74-3500 |
公式HP | 黄金崎不老ふ死温泉 | 【公式】不老ふ死温泉|海辺の絶景露天と網元から直接仕入れた海の幸|青森県深浦町 |
青森県の日本海側、深浦町というところにあります。
(にんじんが有名だそうです、お土産ににんじんジュース買いました)
■温泉データ
源泉名 | 黄金崎不老不死温泉 |
泉質 | 含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉) |
源泉温度 | 53.6℃ |
湧出量 | – |
pH値 | 6.68 |
色 | 茶褐色 |
臭い | 鉄臭 |
(露天風呂の成分表より)※一部主観あり
不老ふ死温泉 宿泊記録
道中
今回行った時期は2021年のGW。
コロナで自粛の中行ってきました。
(当時緊急事態宣言のなかった県に住んでます、念のため)
厳密にはGW過ぎた後半の休みを利用しました。
利用客が少なく感染リスクも低いと判断したためです。
以前より日本海を望めて、そのひょうたん型の個性的な浴槽は、
いつか必ず行かなければならないところだと思ってました。
宿に近づくと「五能線」が見えてきました。
五能線(ごのうせん)とは、秋田県能代市の東能代駅と青森県南津軽郡田舎館村の川部駅を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(地方交通線)のことです。
(Wikipediaより)

途中まではこいつとレースを繰り広げました。
(基本的には車で移動してます)
というのも、入り組むように道路と線路が左に右に入れ替わるのです。
近くに世界遺産白神山地もあるため、
海と山で特異な地形なのでしょうかね。
電車の窓はかなり大きく、開放感があるように見えました。
一度五能線にも乗ってみたいものですね。
お昼はいさりび温泉ハタハタ館というところで
ラーメンをいただきました。

そしてげそのから揚げも。

個人的には唐揚げのほうがおいしかったかな(笑
しばらく海沿いの道を進むと到着です。

日本海が見えます。テンション上がります。
宿について

木の立て看板。年季がありそうでした。
中で受付を済ませて、いよいよお部屋です。

うほほい。なんて解放感!
部屋に入ってこの景色が現れた時の喜びたるや。

最高ですね。
(今回は洋室でベッドがありましたが、和室もあるようです)
テレビと冷蔵庫、トイレが完備されています。
清掃も行き届いていた印象です。
窓を開けると日本海からの風がほんのり入ってきます。
ウミネコの声も聞こえてきて気持ちがよかった。
しばらくこのまま椅子に座って昼寝でもしたかったところですが、温泉に入らないと意味ないので、
向かいます。
温泉について
まずは宿泊客専用の内湯と露天風呂です。

内湯はこんな感じ。
左側が源泉で、右は水風呂でした。
内湯からも日本海を望めます。
写真真ん中あたりから源泉がドバドバ出てきてます。
泡がめちゃくちゃ立ってたので、
おそらく塩分によるもの?なのかもしれません。
早速入ってみると、けっこー熱いです。
(塩泉は熱いところが多い)
何度かかけ湯しないとしんどいかもしれません。
ただ、右側が水風呂なので交互浴が可能です。
そして鉄っぽい香りが。
「含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉」
という泉質なので、やはり鉄分が含まれているのでしょう。
続いて露天風呂に行ってみます。

海が、海が見えまする・・。
こっちは内湯に比べてかなりぬるめです。
なので長時間入っていられます。
こっち側は油のようなものが浮いてました。
自然に出てくるものらしいです。
こっちでも十分満喫できますが、
やはりあの「ひょうたん風呂」に入らないといけません。
いよいよその姿を拝みます。

温泉の前に書いてある「露天風呂」の文字。

これが噂のひょうたん風呂でございます。
美しいフォルムだ・・。
外の露天風呂には、「混浴」と「女性専用」の2種類あり、
女性でも同じような景色を見ながら温泉につかることができます。
(女性専用はひょうたんの形じゃないっぽいですが・・)
また、宿泊者は湯あみを無料でレンタルできるので、
比較的混浴のハードルは低いかな・・。
温泉も濁って体は見えにくいですしね。
ただ日帰り客でも入れますので、
人は多かったです。

ちょっと角度を変えるとこんな感じです。
目の前をウミネコが横切ったり、
ワイルドな日本海の波をただただ眺めたり、
素晴らしい時を過ごせます。
(波を見てると、東映のオープニング映像が脳裏に浮かびます 笑)

湯口です。
ドバッドバっとリズミカルに湯が出てきます。
温度もぬるめなので、長湯できるのが魅力。
感謝してつかりました。
■動画はこちら
食事について
まずは夕食。

こんな感じです。
(サーセン、なべ物の中身撮り忘れた・・笑)
特別豪華というわけではないのですが、
個人的にはこれくらいで必要十分。
印象に残ったのはやはり刺身ですね。
マグロなんかは特に脂がのってて美味でした。
海沿いならではの鮮度なのでしょうね。
もずくもよかったです。
続いて朝食。

すんません、並びが汚いっすね(笑
朝食はバイキング形式で、好きなものをとってきて食べられるシステム。
コロナ対策もしっかりしてて、
食堂に入りきちんと消毒して、
選ぶ際は手袋を着用して皿など取りました。
刺身とか、塩辛なんかはここならではかなぁと思いチョイス。
あとはリンゴジュース飲み放題です。あざす。
まとめ
やはりここの醍醐味は「日本海が見える露天風呂」でしょう。
そして海の見える部屋で、
運が良ければ夕焼けも見えるとか。

ちなみに今回の夕焼けです。
モヤっとしちゃってあんまり見えませんでした・・。
ひょうたん風呂のフォルムなどで、
かなりの秘湯というイメージがありましたが、
ホテル内はこぎれいで、部屋も新しめでしたし、
トイレも部屋付きで、比較的利用しやすいところでした。
値段もリーズナブルでしたしね。(約1万2500円)
というわけで、
手軽に秘湯感を味わいたい方には是非お勧めです。